共立女子大学の山本聡美さんからの依頼により、研究会のご案内を掲出いたします。
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後白河院と絵巻 研究会のお知らせ
VISUALIZING STORIES OF HEIAN JAPAN: GO-SHIRAKAWA-IN’S IMAGE REPOSITORY
日時：2013年6月9日（日）9:00～15:00
会場：共立女子大学・本館・12階：1208教室
(地下鉄神保町駅A8出口前)
参加自由・事前申し込み不要
問い合わせ先：山本聡美
〒101-8437千代田区一ツ橋2-2-1共立女子大学・文芸学部・造形芸術コース
E-mail：syamamoto◆kyoritsu-wu.ac.jp Tel/Fax 03-3237-2583
※送信の際は◆を@に置き換えてください。
9：00 開場・・・・・共立女子大学・本館１階ロビー受付にお立ち寄りください
【研究発表】・・・後白河院周辺で成立した絵巻群、各々の作品に含意された世界観と思想を探る。
9：20‐10：00 山本聡美（共立女子大学・文芸学部・教授）
仏教説話としての「伴大納言絵巻」
The Ban Dainagonemakias a Buddhist Parable
10：00-10：30 永井久美子（東京大学大学院・総合文化研究科・特任講師）
蓮華王院宝蔵絵巻コレクションにおけるグロテスクモチーフの遍在
The Circulation of Grotesque Motifs in the RengeōinHandscrolls
10：30-11：00 レイチェル・サンダース（ハーバード大学・東洋学部・博士課程）
場のポートレイト: 異国のイメージと「吉備大臣入唐絵巻」
Portrait of a Place: Imagery of the Exotic and Minister Kibi’sAdventures in China
―休憩―
11：15-11：45 龍澤彩（金城学院大学・文学部・准教授）
神話の所有：「彦火々出見尊絵巻」に見る「異界」表現
Mastering Visions of Borderlands: Claiming Sovereignty through Myth
11：45-12：15 クリストファー・カージー（カリフォルニア大学バークレイ校・美術史学部・博士課程）
後白河院と「目無経」の経文―匿名性の問題について
Go-Shirakawa-in’sUltimate Handscroll: Problems Surrounding the Inscription of the Eyeless Sutra
12：15-13：30 昼食
※日曜のため神保町界隈のレストランがおおむね閉まっております、昼食をご持参ください。
【講演】・・・後白河院政期と現代、危機の時代の美術という共通項を探る。
13：30－15：00 清水義明（プリンストン大学・名誉教授）
核と美術―平山郁夫とベン・シャーン、二人の画家による反応
Nuclear Disaster in the Pacific and Art: Response by Two Painters, Hirayama Ikuo, and Ben Shahn.
《主催》
科学研究費補助金・基盤研究(A)「大画面説話画の総合研究」（研究代表者：佐野みどり）
共立女子学園総合文化研究所・平成25年度研究助成「日本・東洋美術史に関する多言語教育の基盤整備」（研究代表者：山本聡美）