ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

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子宮内膜症はなぜ手遅れになるまで見つからないのか? その3

2012-08-30 | 子宮内膜症
2.婦人科受診の遅れ
古くから日本には忍耐を美徳と考える風土があったためか、日本人は痛みに我慢強い人種のようです。月経痛が非常に強くても、それを病的と考えない人も多いようです。 また、異常な痛みであったとしても、特有の羞恥心から婦人科に受診するのも遅れがちです。何年もの間、市販の鎮痛剤の内服だけで経過してしまえば、その間に何度も繰り返す月経のために子宮内膜症がどんどん悪化してしまうこともあります。
コメント (1)
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