安徽省 合肥の駅前の様子です。
焼き栗売りのおばちゃん。
焼餅(ナンみたいな小麦粉を練って焼いた物)売りのおっちゃん。
饅頭とゆで卵の屋台。
麺や料理を売る屋台。
この店は鍋みたいなの売ってます。
見てるとうまそうなんですが、危険です。(笑)
やたら声をかけまくるおばちゃんの屋台は焼餅を売ってます。
いずれも車道で営業してるので、道路が狭くなってしまい、車もすれ違いができません。
拾ってきた看板で作ったと思われる風防付きの三輪車。(笑)
招待所ってのは中国で言う旅館です。
一泊20元から50元くらいが相場です。
ただ寝るだけの所なので食事はありませんし、シャワ-やトイレも共同です。
ここは面白い三輪車が走ってるw。
どっから出入りするんだ?(笑)
もちろんアクロバット走行も盛んです。
電動バイクに4人乗り。
足が細い運転手のお母さんはクリンゴンなのか?(笑)
さて今回この街に来た理由はなにかと言うとスパイ活動です。(笑)
私が去年まで勤務していた日本企業は中国での創業開始(工場設立)から11年がたっています。
中国国内での販売が目的なのですが、進出した頃はまだ需要が少ない状況。
そんなに沢山は売れませんでしたが将来の需要を見込んで頑張って運営しておりました。
4年くらい前からは需要が右肩上がり。
中国国内では先駆なのでバンバン売りまくって大きな利益が見込まれるはず・・・・・。
が、しか~し、需要が増えたら、あっという間に劣化コピ-品を作る会社が乱立。(笑)
しかもこの会社の社員数人も裏切って偽物会社を数社立ち上げる始末。(爆)
まだこの分野の需要は使う(買う)側も素人なので、性能とかは関係ありません。
なので偽物会社の劣化コピ-品でも売れちゃうのであります。
今回の調査でわかったのですが、この業界は今や50社以上あるらしい。
オリジナルは日本企業3社、台湾企業1社なのに、それらの偽物を作る中国の会社が50社。(笑)
なんせ開発費ゼロ、劣化コピ-なので製造コストも安いときたもんだ。(笑)
これではオリジナル会社は生き残れません。
私が昨年この日本企業を退社したとたん、元社員(中国人社員で偽物会社の老板に収まってる、しかも売り上げは相当ある)から私の通訳君に電話がかかってきました。
内容は私に会いたいとの事。
この元社員は私が中国に来る前に偽物会社作って辞めているのでほとんど面識はありません。
私が中国へ赴任した事、そして退社した事なんて知るわけがありません。
どうやら元の会社にはこいつのスパイがいる模様。(笑)
つまり私を利用して技術を盗むつもりなのです。
そんなのに騙される阿呆じゃねえので、放っておいたんですが、今の私が勤める会社もこの業界に関係があります。(買い手側なんだが)
来年のとある計画として方向性を見きわめる為、この業界の実態を調査する必要が生じてきました。
それにはこの業界に詳しい偽物老板に話しを聞くのが良い。
騙されたふりして、実態調査を行う事にしました。(工場見学もできたw)
一、どこの偽物会社の製品も、作ってる品物はまったく形が同じで見分けがつかないくらいである。(図面その物が流出して出まわってる可能性大。)
二、コピ-はできるが技術開発はまったくできない。(専門知識がないので何もわからないらしい)
しかもなんの改良も改造もありゃしない。悪い所までコピ-してる始末。(笑)
三、劣化コピ-を作って売ってる会社は中国全体で50社あり、毎年10社くらい増えてきている。(今後も増える見込み)
個人会社もあれば、全然関係ない業界から進出している会社もある。
四、韓国に輸出された日本製品をパクッって作ったウリジナルを売る韓国企業も進出してきている。
五、こんな状況なので、需要に対して供給が多くなってきてしまい、値引きが必要になってきている。つまり利益率が下がってきている。
なのですぐ壊れちゃっても良いから原価を下げたい。
とんでもない業界となっております。
結論!
全員悪人!。(笑)
中国に進出すんのはリスクが高すぎるよね。
と思われる方は
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