(新)爺砲弾(時事放談)goo版

大陸浪人毛沢山が写真で中国文化を紹介してますw。

爺婆環境美化運動の巻(Message In A Bottle_The Police)

2012年10月16日 | 中華マナー

 

中国人はゴミをゴミ箱へ捨てる人はまだまだ少ないのですが、ゴミ箱を覗いてる人は多いのれす。(笑)

何故かというとゴミ箱に眠る地下資源とも言える、ペットボトルや紙クズを回収する大義があるからなのです。

入念にチェックを行っているおばちゃんですが、別に貧しいからではありません。

見てわかるように普通の暮らしをしてるおばちゃんです。

散歩ついでに集めて廻るのです。

 

おばちゃんは散歩コ-スのすべてのゴミ箱をチェックします。

だいたい15分おきにおばちゃんが入れ替わり立ち替わりチェックします。(笑)

当然周辺の草むらなんかもチェックする、これが中国的環境美化運動なのです。

 

 

再利用(リサイクル)可能な物はなんでも集めてしまいます。

道路に落ちてる紙クズもちゃんと拾って行くのです。

マンション分譲のパンフレットなんか貰っても見るのではなく、即再資源となります。(笑)

なのでパンフレット配る人もジジババには渡さねえんだがw

おばちゃんだけでなく爺様も頑張ってます。

ス-パ-マ-ケットのゴミ箱は資源の宝庫なのです。

 

 

この爺様はカ-トで集めて廻ります。

分別して集めて廻るようです。

このくらいの年齢だと年金暮らしだと思いますが、この年代の中国人はお金に執着を無駄に使いません。

怒濤の貧乏臭い共産主義経済のまっただ中を生きぬいてきた年代は1毛(0.1元)だって無駄にはしないのです。

物を大切にすると言う、今の日本人が忘れた精神を持っているのです。

 

 

爺様!そこはさっき違う爺様がチェック済みですが?

「ちぇ、何にも入ってねえや、しけてんな。」

さすがです、前の爺様が根こそぎ持って行ったようです。(笑)

こうやって資源ゴミはなんでも集めちゃうので中国の公共ゴミ回収ってのは生ゴミしか集まりません。

資源ゴミは集める必要がないので行政は楽ができます。(笑)

日本なんか資源ゴミは洗わないと持って行かないとか、うるさいんですが中国は楽ですね。

 

年金生活者のジジババが資源回収を趣味と実益かねてやってしまうので、これを生業とする人達は大変です。

やはり機動力が必要になります。

自転車で遠征しないと稼げません。

集めたペットボトル、ダンボ-ル等はこういう中間業者(この人達結構金持ち、よほど儲かるんだろうと思う)に売り飛ばします。

なかでも人気はペットボトルです。一本0.3元の高値です。(聞いた話、私は売った事はないw)

最近の若い人民はお茶葉を入れた瓶を持ち歩くなんて格好悪いのでやりません。

ペットボトルの飲料を買って飲むのがオサレなのです。

そして飲んだらポイ!(笑)

それをジジババが集めて小遣いにするという究極のリサイクル経済が廻っているのです。(笑)

 

 

ジジババはあらゆる手段を使って集めるのです。

恥ずかしいとか見栄えが悪いとか、世間体とかはいっさい気にしません。

やはり大躍進時代の毛主席の尊い教えが身についているのです。

 

 

婆様、天秤棒担ぐのうまいよね?(笑)

大躍進時代の若い頃身につけた技なんでしょうな?

 

 

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