D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

西本智実さんを観て来ました

2008-06-29 20:06:09 | classical
西本智実「新世界」ツアー2008
with モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

本日家内の御供で、大阪フェスティバルホールでの西村智実さん指揮によるモンテカルロフィルのリサイタルを観てきました。

今回、全国10箇所でツアー中のプログラムは2種類あり、本日の大阪公演はショパン編の「プログラムA」でした。
東京のサントリー・ホールのみで、もう一つのロドリーゴ編「プログラムB」も演ったようですが、他ではABを交合に演ってるようです。
ちなみに「プログラムB」では、村治奏一(佳織の弟、もちろんギター)をフューチャーした「アランフェス協奏曲」を前半2曲目で演ってるようですネ。

プログラム(A)
1.ビゼー:「カルメン」第1組曲
2.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11 feat.関本昌平
休憩
3.ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
アンコール
4.ビゼー:「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」

いやいや、男前でしたよ・・西本女史!
がに股で肩で風を切って颯爽と歩く姿はオッサンそのもの!
タクトを振る姿はちょいオーバーアクション気味でしたが、是非奏者側から拝んでみたかったですな。

今回の目玉の一つはショパンのピアノコンチェルトであったことは言うまでもありません。
ピアノの関本昌平氏は、2005年ショパン国際ピアノコンクールで4位受賞という有望な若手です。
ピアノを弾いてなければその辺の太ったあんちゃんて感じで、その風貌から繰り出される超絶技巧とのギャップの大きさが実におもしろかったです。
オケの纏め方もメリハリを利かせており、聴かせどころを心得た演奏だった、とは家内の言。

カルメンにしても新世界にしても、力強く華麗で派手なスタイルが持ち味というか、好みなんでしょうね。
メロウな部分というのは凄く絞ってあって、どの曲も歯切れがよく聴いててダルく感じられたところがありませんでした。

コンマスもセカンドも若かったですが、今回のオケの実力はそれなりに高いのではないでしょうかネ。
きれいな女性の奏者も多いように感じました・・特にチェロの2人目が好みでしたネ。(笑)

大阪出身の西本女史は、ロシアを中心に世界で活躍されてる訳ですが、日本人離れして見えるのは私だけでしょうか。
意外に小柄ですが、強い意思が感じられるオーラーがビンビン伝わって来ました。
・・メタルも聴いてそうな気が、観ててなんとなくしてきましたよ。(笑)


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2 コメント

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Unknown (sihuku)
2008-07-01 22:43:32
こんばんわ。
ボクはクラシックは疎いもので・・・
すが!もちろん!?この西本智実さんは知っています。(ただ名前と顔は一致しないのですが・・苦笑)

>がに股で肩で風を切って颯爽と歩く姿はオッサンそのもの!

(^_^;)笑
何気なく観ていたTV番組の出演でも何か??その”オーラーがビンビン”と伝わってくるようです。
クルマ?か何かのCMでもタクトを振るっていましたよね!
写真もカッコイイ~♪
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sihuku様 (elmar35)
2008-07-01 23:56:31
コメントありがとうございます。
CMといえば確か“新世界から”を振ってた画が思い浮かびますが・・何のCMだっけ?(笑)
ま、そんじょそこらのイケメンより男前でしたよ。
まるで宝塚みたいなノリで観に来てるおばちゃん達の多かったこと・・たまらんです。(爆)

PS:sihukuさんのHNずっと間違えて記載しててごめんなさい。
ついさっきようやく気が付きました。
以後気をつけます。
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