originaly released on Feb.1975
composed by Moussorgsky
これも、最近尼のレコメンドで思いがけず入手に至った一枚。
39年前にリリースされていた冨田勲さんの”展覧会の絵”を最新技術でリイシューしたSACD盤です。
冨田さんの名は子供の頃から知ってましたが、例えば”ジャングル大帝”とか”マイティ・ジャック”といったTV番組の壮大な主題歌を手掛けていた変わった方、という印象しかなく、実際に氏の作品なりをじっくり聴きこんだことはありませんでした。
こういうものが出てるってのももちろん知ってはいたのですが、クラシックの楽器の音を単純にシンセの音源で表現してるだけみたいな誤解をしていて、全然興味もなく。
これを入手したのも、単なる気の迷いだったかもです。
しかし、聴いてビックリ・・クラシックじゃなくてプログレですねこれは。
personnel:
冨田勲(moog-synthesizer)
tracks:
1 プロムナード~こびと
2 プロムナード~古城
3 プロムナード~チュイルリーの庭
4 ビドロ
5 プロムナード~卵のからをつけたひなの踊り
6 サミュエル・ゴールデンベルグとシュミュイレ
7 リモージュの市場
8 カタコンブ
9 死せる言葉による死者への話しかけ
10 バーバ・ヤーガの小屋
11 キエフの大門
bonus tracks:
12. シェエラザード (Rimsky-Korsakov)
13. ソラリスの海 (J.S.Bach)
”展覧会の絵”といえば、ウチでも昔チョイスした事があるEL&P版が、多分本家ムソルグスキーのモノとして以上に有名じゃないかと思います。
ただ、あちらは完全版として再現したものではなく、一部を題材として再構成したハイブリッド版になっておりました。
で、この冨田版は、原典版を基本としてメロディを色んな音色でリアレンジしたモノです。
聴いてて、たまに吹き出したりするくらい、そのメロディの解釈と音色の組み合わせが面白いですね。
Moog Synthsizerに関しては全然守備範囲外なんで良く判ってなかったりしますが、このような音楽的にかなり高度に駆使されている作品が、俺がまだガキだった頃に既に世にでてたという事実に驚かされましたね。
音楽の解釈については人それぞれだと思いますが、冨田氏の創造力とか遊び心というのが聴いてて凄く伝わって来ますし、なにより自由な解釈がすばらしい。
ジャンルを超えた楽しさが気持ち良いと感じられる逸品じゃないかと思います。
最近、氏の作品が同様のultimate editionとして数作リイシューされているらしいので、是非聴いてみたいなと思いました。
composed by Moussorgsky
これも、最近尼のレコメンドで思いがけず入手に至った一枚。
39年前にリリースされていた冨田勲さんの”展覧会の絵”を最新技術でリイシューしたSACD盤です。
冨田さんの名は子供の頃から知ってましたが、例えば”ジャングル大帝”とか”マイティ・ジャック”といったTV番組の壮大な主題歌を手掛けていた変わった方、という印象しかなく、実際に氏の作品なりをじっくり聴きこんだことはありませんでした。
こういうものが出てるってのももちろん知ってはいたのですが、クラシックの楽器の音を単純にシンセの音源で表現してるだけみたいな誤解をしていて、全然興味もなく。
これを入手したのも、単なる気の迷いだったかもです。
しかし、聴いてビックリ・・クラシックじゃなくてプログレですねこれは。
personnel:
冨田勲(moog-synthesizer)
tracks:
1 プロムナード~こびと
2 プロムナード~古城
3 プロムナード~チュイルリーの庭
4 ビドロ
5 プロムナード~卵のからをつけたひなの踊り
6 サミュエル・ゴールデンベルグとシュミュイレ
7 リモージュの市場
8 カタコンブ
9 死せる言葉による死者への話しかけ
10 バーバ・ヤーガの小屋
11 キエフの大門
bonus tracks:
12. シェエラザード (Rimsky-Korsakov)
13. ソラリスの海 (J.S.Bach)
”展覧会の絵”といえば、ウチでも昔チョイスした事があるEL&P版が、多分本家ムソルグスキーのモノとして以上に有名じゃないかと思います。
ただ、あちらは完全版として再現したものではなく、一部を題材として再構成したハイブリッド版になっておりました。
で、この冨田版は、原典版を基本としてメロディを色んな音色でリアレンジしたモノです。
聴いてて、たまに吹き出したりするくらい、そのメロディの解釈と音色の組み合わせが面白いですね。
Moog Synthsizerに関しては全然守備範囲外なんで良く判ってなかったりしますが、このような音楽的にかなり高度に駆使されている作品が、俺がまだガキだった頃に既に世にでてたという事実に驚かされましたね。
音楽の解釈については人それぞれだと思いますが、冨田氏の創造力とか遊び心というのが聴いてて凄く伝わって来ますし、なにより自由な解釈がすばらしい。
ジャンルを超えた楽しさが気持ち良いと感じられる逸品じゃないかと思います。
最近、氏の作品が同様のultimate editionとして数作リイシューされているらしいので、是非聴いてみたいなと思いました。