メタリックなマイ・ブームが続いてるうちに、こいつをアップしておきましょう。
デレク・シェリニアン(kb)のソロ名義としては4枚目となる作品です。
・・最新作‘BloodOfTheSnake’ではありませんので悪しからず!・・それはまた後日。(笑)
なんでこりなの?というのは、やっぱりAllan Holdsworth先生絡みなんですよね。
先生の客演盤としては、多分今日現在2番目に新しいもののはずです。
デレクとはこの作品のあと昨年に6曲ほど音源のやり取りをしていて、本当ならば今年の春頃にPlanetXの新作としてリリースされてたはずなんですがね。
曲目までアナウンスされてるのですが、なにかと契約がややこしいあちらの事情が垣間見えるような気もします。
とりあえず、先生は2曲に参加されています。
他のメンツといえば、ギタリストではZakk Wylde、Steve Stevens、Steve Lukather、John Sykesといった凄腕ぞろいに、なんとBrian Tichyが!
ソリストとしてはほかにJerry Goodman(violin)が参加・・すっかりファミリーに定着してますね。
ベースはTony Franklin、Marco Mendoza・・ともにフレベの名手・・そしてPXよりRufus Philpotも意外に重要な役を担ってます。
ドラムスは前出のBrian TichyとSimon Philips・・今回この2名がプロデュース補佐となってます。
あと、Mike Shapiro(per)などの名もありますね。
#1.Days Of The Dead:
ザックらしいザクザク爆音リフの戦闘的な音で幕開けです。
デレク、ジェリー、ザックらの波状攻撃が続く中、なんとホールズワース先生が乱入・・中間部でのブレイクゾーンで・・さしずめ休戦中のひと時といった感じでしょうか。
先生は若干エスニックなフレーバーをふりまきながらSynthaxeぽいフラットな音色のギターで、かなりゆったり目です。
一転、爆撃再開・・ザックの機関銃がバリバリ鳴り響く中、無謀とも思われる先生のソロも再開・・場違いなようで、意外と面白い音の組み合わせです。
速くも無く流れるようでもなく、追って来る敵からひたすら逃げ惑うような感じでしょうか・・へんな曲。(笑)
リズム隊はトニー(b)とブライアン(d)です。
#2.Alpha Burst:
続いてスティーヴ・スティーヴンスのまるでジェフ・ベックみたいなギターとデレクの掛け合い曲
・・彼とはビリー・アイドルとのツアーで知り合った仲とのこと。
スティーヴンスがこんなに御大的なギターを弾くのは、この作品で初めて耳にしました・・かなりニュアンス激似ですね。
サイモンが叩いてることもあって、音的には御大の‘There And Back’や‘Guitar Shop’みたいな雰囲気があります・・とてもグッドです。
ちなみにベースはトニー。
#3.God Of War:
今度はザックとサイクスにデレクの三巴・・かなり速いペースで展開。
途中シフトダウンし、サイクスのスローな泣きのソロ・・タメたっぷりで徐々にヒートアップ・・カッコイー!
2バース目のザックはソロで暴虐の限りを尽くしています。
#4.El Flamingo Suave:
再度スティーブンスのアコギによる、ちょっとサルサっぽいスパニッシュナンバー。
デレクもアコピで応酬・・実にダンサブルですね。
マルコのフレベ&スキャットのユニゾンプレイが、またいい味出してます。
サイモンとシャピーロの鳴り物もすばらしいです。
#5.Goin'To Church:
ルークのギターでゴスペルのような世界が繰り広げられています・・クリスマス・ソングみたいで、リリース時にも合ってましたね。
ルークのギターはザラついたラフなトーンですが、実に味があります。
トニーの唸るフレベ、デレクの美しいピアノ&ストリングス、サイモンの荘厳なドラムス・・各人の技量の高さが極上の音空間を生み出しています。
#6.One Way Or The Other:
デレク&ジェリーのハードな掛け合いの中、再びホールズワース先生が登場。
複雑な13/8と思われる変拍子に、先生のGソロが上手くはまってますね・・速い速い・・いい感じです。
ベースも初見得のルーファス・・PXでの活躍を期待してまっせ。(笑)
ちなみにドラムはサイモンで・・やっぱ一押しかな。
#7.Trojan Horse:
‘トロイの木馬’を題材にしてるようです・・ブラピのイメージかな?
このギターがなんとブライアン・ティッシー・・ザックばりの爆音ギター&ドラムが炸裂。
マルコとデレクとのトリオで演ってますが、この変拍子は分らん・・凄く戦闘的です。
マルコの和音弾きもカッコエ~ですな。
#8.A View From The Sky:
またまたスティーヴンス登場・・ベック御大ニュアンス激似ギター・チューンです。
トーン勝負の空間的な逸品ですね・・トニー&サイモンのサポートもすばらしい。
#9.The River Song:
ザックのミャーミャー言ってるような変なヴォーカル曲・・まるで葬送歌。
この曲で、ザックはランディー・ローズが所有していたらしいギターで演ってるそうです。
リズム隊はマルコ&ティッシー。
#10.Derek Sherinian Live Solo 2003(Japan Bonus Track):
・・蛇足でしたね!
この盤での収穫は、ホールズワース先生の音源より、スティーヴンスのベック御大的パーフォーマンスに触れることができたことでしょうか。
かつて、ビリー・アイドルの‘Whiplash Smile’での彼の演奏を高く評価してはいましたが、Bozzio,Levin&Stevensでの?なパフォーマンスにガッカリさせられてたので、実はこの盤の入手時はそれほど聴いた記憶が無かったりしてます。
・・なんか、得した感じだな。(笑)
ところでデレクのプレイはどうだったんだろ?(汗)【11/13追記】
デレク・シェリニアン(kb)のソロ名義としては4枚目となる作品です。
・・最新作‘BloodOfTheSnake’ではありませんので悪しからず!・・それはまた後日。(笑)
なんでこりなの?というのは、やっぱりAllan Holdsworth先生絡みなんですよね。
先生の客演盤としては、多分今日現在2番目に新しいもののはずです。
デレクとはこの作品のあと昨年に6曲ほど音源のやり取りをしていて、本当ならば今年の春頃にPlanetXの新作としてリリースされてたはずなんですがね。
曲目までアナウンスされてるのですが、なにかと契約がややこしいあちらの事情が垣間見えるような気もします。
とりあえず、先生は2曲に参加されています。
他のメンツといえば、ギタリストではZakk Wylde、Steve Stevens、Steve Lukather、John Sykesといった凄腕ぞろいに、なんとBrian Tichyが!
ソリストとしてはほかにJerry Goodman(violin)が参加・・すっかりファミリーに定着してますね。
ベースはTony Franklin、Marco Mendoza・・ともにフレベの名手・・そしてPXよりRufus Philpotも意外に重要な役を担ってます。
ドラムスは前出のBrian TichyとSimon Philips・・今回この2名がプロデュース補佐となってます。
あと、Mike Shapiro(per)などの名もありますね。
#1.Days Of The Dead:
ザックらしいザクザク爆音リフの戦闘的な音で幕開けです。
デレク、ジェリー、ザックらの波状攻撃が続く中、なんとホールズワース先生が乱入・・中間部でのブレイクゾーンで・・さしずめ休戦中のひと時といった感じでしょうか。
先生は若干エスニックなフレーバーをふりまきながらSynthaxeぽいフラットな音色のギターで、かなりゆったり目です。
一転、爆撃再開・・ザックの機関銃がバリバリ鳴り響く中、無謀とも思われる先生のソロも再開・・場違いなようで、意外と面白い音の組み合わせです。
速くも無く流れるようでもなく、追って来る敵からひたすら逃げ惑うような感じでしょうか・・へんな曲。(笑)
リズム隊はトニー(b)とブライアン(d)です。
#2.Alpha Burst:
続いてスティーヴ・スティーヴンスのまるでジェフ・ベックみたいなギターとデレクの掛け合い曲
・・彼とはビリー・アイドルとのツアーで知り合った仲とのこと。
スティーヴンスがこんなに御大的なギターを弾くのは、この作品で初めて耳にしました・・かなりニュアンス激似ですね。
サイモンが叩いてることもあって、音的には御大の‘There And Back’や‘Guitar Shop’みたいな雰囲気があります・・とてもグッドです。
ちなみにベースはトニー。
#3.God Of War:
今度はザックとサイクスにデレクの三巴・・かなり速いペースで展開。
途中シフトダウンし、サイクスのスローな泣きのソロ・・タメたっぷりで徐々にヒートアップ・・カッコイー!
2バース目のザックはソロで暴虐の限りを尽くしています。
#4.El Flamingo Suave:
再度スティーブンスのアコギによる、ちょっとサルサっぽいスパニッシュナンバー。
デレクもアコピで応酬・・実にダンサブルですね。
マルコのフレベ&スキャットのユニゾンプレイが、またいい味出してます。
サイモンとシャピーロの鳴り物もすばらしいです。
#5.Goin'To Church:
ルークのギターでゴスペルのような世界が繰り広げられています・・クリスマス・ソングみたいで、リリース時にも合ってましたね。
ルークのギターはザラついたラフなトーンですが、実に味があります。
トニーの唸るフレベ、デレクの美しいピアノ&ストリングス、サイモンの荘厳なドラムス・・各人の技量の高さが極上の音空間を生み出しています。
#6.One Way Or The Other:
デレク&ジェリーのハードな掛け合いの中、再びホールズワース先生が登場。
複雑な13/8と思われる変拍子に、先生のGソロが上手くはまってますね・・速い速い・・いい感じです。
ベースも初見得のルーファス・・PXでの活躍を期待してまっせ。(笑)
ちなみにドラムはサイモンで・・やっぱ一押しかな。
#7.Trojan Horse:
‘トロイの木馬’を題材にしてるようです・・ブラピのイメージかな?
このギターがなんとブライアン・ティッシー・・ザックばりの爆音ギター&ドラムが炸裂。
マルコとデレクとのトリオで演ってますが、この変拍子は分らん・・凄く戦闘的です。
マルコの和音弾きもカッコエ~ですな。
#8.A View From The Sky:
またまたスティーヴンス登場・・ベック御大ニュアンス激似ギター・チューンです。
トーン勝負の空間的な逸品ですね・・トニー&サイモンのサポートもすばらしい。
#9.The River Song:
ザックのミャーミャー言ってるような変なヴォーカル曲・・まるで葬送歌。
この曲で、ザックはランディー・ローズが所有していたらしいギターで演ってるそうです。
リズム隊はマルコ&ティッシー。
#10.Derek Sherinian Live Solo 2003(Japan Bonus Track):
・・蛇足でしたね!
この盤での収穫は、ホールズワース先生の音源より、スティーヴンスのベック御大的パーフォーマンスに触れることができたことでしょうか。
かつて、ビリー・アイドルの‘Whiplash Smile’での彼の演奏を高く評価してはいましたが、Bozzio,Levin&Stevensでの?なパフォーマンスにガッカリさせられてたので、実はこの盤の入手時はそれほど聴いた記憶が無かったりしてます。
・・なんか、得した感じだな。(笑)
ところでデレクのプレイはどうだったんだろ?(汗)【11/13追記】