今日は寒いけど良いお天気でしたねェ。
個人的には、激動の一週間が過ぎ、色々あって大変でした。
ま、なるようにしか成らない・・てのが世の常。
閑話休題。
少し前に、車の中で聴いてたKissFMで耳にした“Fonte(フォンチ)”ってグループの音楽が気に入り、尼でポチってたのが届きました。
全く知らない存在でしたが、アコウスティックなブラジリアンミュージックを日本人が演ってて、しかも本場にも遜色が無い音楽性とくれば、もう聴かずには居れません。
この“ENERGIA(エネルジーア)”は、彼らの3rd作となるようです。
で、こんな面子だそう。
personnel:
中川昌三(flute)
小畑和彦(g)
安井源之新(per)
guests:
コモブチキイチロウ(b on#3,5,7)
かりん(25弦筝 on#2,6)
フルートの中川昌三さんはクラシック出身でジャズを愛する東京芸大の先生との事。
'96年の“Four Seasons”というクラシックの小品をジャズにアレンジしたソロ作がUSでも高く評価されているとのこと。
・・ん?何か聞いたことある作品名やな・・と、ラックを漁ってみれば・・やっぱウチにもありますやん。
【four seasons】
その“Four Seasons”には、ウチでも贔屓筋のJimmy Johnson、Carlos Vega、Frank Ganbaleらの名も見られ、多分その関係で購入したんだと思いますが、すっかり失念しておりました。
・・全然聴いた覚えがない。(汗)
ギターの小畑和彦さんもその筋ではファーストコールの大御所とのことで、饒舌でダイナミックなプレイが持ち味の方。
このグループではメインコンポーザー&アレンジャーとして、ハーモニー担当のようですが、日本人離れしたそのプレイは鳥肌ものじゃないですか?
そして、パーカッションの安井源之新さんがリーダー格なのかな。
パンディロってブラジルの打楽器の名手として有名な方のようですね。
そんな彼らが奏でるブラジリアンフレーバー溢れる本作は、こんな時期にピッタリじゃないかと思います。
tracks:
1.ENERGIA(エネルジーア)
2.ひとつの願い(Uma Esperanssa)
3.Cinderella(シンデレラ)
4.Vivo Sonhando(ヴィヴォ・ソニャンド)
5.流星(Estrela Cadente)
6.かりんの樹の下で(Karin)
7.Anemone(アネモネ)
8.Rain Tree(レインツリー)
9.七転び八起き(Nanakorobiyaoki)
10.Preferencia(プレフェレンシア)
11.はやぶさ(Hayabusa)
12.Transissao(レクイエム)
本作は全篇インストとなってます。
サウンド面で特筆すべきは、まず中川さんの娘さんであるかりんさんの25弦筝でしょうか。
参加2曲ともすばらしい出来ですが、特に#2“ひとつの願い”でのソロが凄くシャープで深く、気色良いじゃないですか。
父上のフルートもまるでバンソウリか尺八のように響き、和風のイメージとは程遠いのですが、凄く不思議な感じがしますね。
小畑さんの燃えるようなギターがすばらしい#5“流星”も素敵ですね。
定番のガットギターじゃなくスチール弦で演ってるようですが、さしずめPierre Bensusanのレギュラーチューニング版みたいな。(笑)
源之新さんのパーカッションが冴える#11“はやぶさ”も聴き処じゃないかな。
ほとんどの曲がベースレスなのですが、何某の音で低音部が埋められており、バランスが良いサウンドに纏まっていると思います。
この手のブラジリアンなものは、得てしてイージーリスニングに成り易いですが、メリハリが凄く利いており聞き流すには非常に刺激がありすぎじゃないかな。
また、昨年の東日本大震災での惨事に心を痛めた人々への想いも、かなり込められて制作されたとのことです。
全篇を通じ、新鮮で素敵な音が沢山詰まっており、是非多くの方に聴いてほしい作品だなと思います。
例によって、1曲のみ動画でありました。
はやぶさ - FONTE
この曲は収録されてませんがネタついでに。(笑)
Vamos ao Rio - FONTE
・・源之新さん凄すぎ!
安井源之新Official Web
個人的には、激動の一週間が過ぎ、色々あって大変でした。
ま、なるようにしか成らない・・てのが世の常。
閑話休題。
少し前に、車の中で聴いてたKissFMで耳にした“Fonte(フォンチ)”ってグループの音楽が気に入り、尼でポチってたのが届きました。
全く知らない存在でしたが、アコウスティックなブラジリアンミュージックを日本人が演ってて、しかも本場にも遜色が無い音楽性とくれば、もう聴かずには居れません。
この“ENERGIA(エネルジーア)”は、彼らの3rd作となるようです。
で、こんな面子だそう。
personnel:
中川昌三(flute)
小畑和彦(g)
安井源之新(per)
guests:
コモブチキイチロウ(b on#3,5,7)
かりん(25弦筝 on#2,6)
フルートの中川昌三さんはクラシック出身でジャズを愛する東京芸大の先生との事。
'96年の“Four Seasons”というクラシックの小品をジャズにアレンジしたソロ作がUSでも高く評価されているとのこと。
・・ん?何か聞いたことある作品名やな・・と、ラックを漁ってみれば・・やっぱウチにもありますやん。
【four seasons】
その“Four Seasons”には、ウチでも贔屓筋のJimmy Johnson、Carlos Vega、Frank Ganbaleらの名も見られ、多分その関係で購入したんだと思いますが、すっかり失念しておりました。
・・全然聴いた覚えがない。(汗)
ギターの小畑和彦さんもその筋ではファーストコールの大御所とのことで、饒舌でダイナミックなプレイが持ち味の方。
このグループではメインコンポーザー&アレンジャーとして、ハーモニー担当のようですが、日本人離れしたそのプレイは鳥肌ものじゃないですか?
そして、パーカッションの安井源之新さんがリーダー格なのかな。
パンディロってブラジルの打楽器の名手として有名な方のようですね。
そんな彼らが奏でるブラジリアンフレーバー溢れる本作は、こんな時期にピッタリじゃないかと思います。
tracks:
1.ENERGIA(エネルジーア)
2.ひとつの願い(Uma Esperanssa)
3.Cinderella(シンデレラ)
4.Vivo Sonhando(ヴィヴォ・ソニャンド)
5.流星(Estrela Cadente)
6.かりんの樹の下で(Karin)
7.Anemone(アネモネ)
8.Rain Tree(レインツリー)
9.七転び八起き(Nanakorobiyaoki)
10.Preferencia(プレフェレンシア)
11.はやぶさ(Hayabusa)
12.Transissao(レクイエム)
本作は全篇インストとなってます。
サウンド面で特筆すべきは、まず中川さんの娘さんであるかりんさんの25弦筝でしょうか。
参加2曲ともすばらしい出来ですが、特に#2“ひとつの願い”でのソロが凄くシャープで深く、気色良いじゃないですか。
父上のフルートもまるでバンソウリか尺八のように響き、和風のイメージとは程遠いのですが、凄く不思議な感じがしますね。
小畑さんの燃えるようなギターがすばらしい#5“流星”も素敵ですね。
定番のガットギターじゃなくスチール弦で演ってるようですが、さしずめPierre Bensusanのレギュラーチューニング版みたいな。(笑)
源之新さんのパーカッションが冴える#11“はやぶさ”も聴き処じゃないかな。
ほとんどの曲がベースレスなのですが、何某の音で低音部が埋められており、バランスが良いサウンドに纏まっていると思います。
この手のブラジリアンなものは、得てしてイージーリスニングに成り易いですが、メリハリが凄く利いており聞き流すには非常に刺激がありすぎじゃないかな。
また、昨年の東日本大震災での惨事に心を痛めた人々への想いも、かなり込められて制作されたとのことです。
全篇を通じ、新鮮で素敵な音が沢山詰まっており、是非多くの方に聴いてほしい作品だなと思います。
例によって、1曲のみ動画でありました。
はやぶさ - FONTE
この曲は収録されてませんがネタついでに。(笑)
Vamos ao Rio - FONTE
・・源之新さん凄すぎ!
安井源之新Official Web