少し前、オークションサイトをなにげにパトロールしていて変なものを発見してしまいました。
何と、Allan Holdsworth先生の、もしかしたら初レコーディング曲?です。
イギリスで丁度“The Yardbirds”が活躍していた頃、マネージャーのMicky Mostが掛け持ちしてたアーティストに“Donovan(ドノバン)”という方がいました。
当時、フォーク・ロック系で結構売れてた方のようです・・Zep関連の本などでもよく見かける名前ですよね。
そのドノバンの初期ベスト盤らしい“Troubadour - The Definitive Collection 1964-1976”というのがあったんです。
そのライナーを読んでて、文中にHoldsworth先生の名前を見つけちゃったんです・・1曲、弾いてるらしいとのこと。(驚)
オークションでビットするまでもなく手に入ることが分り、早速Amazon.comに発注し待つこと1週間ちょっと・・無事届きました。
くだんの曲は、Disc2の1曲目“Hurdy Gurdy Man”という'68年にリリースされたシングルで、同年“The Hardy Gurdy Man”というアルバムにも収録されてるようです。
これが、そのクレジットです・・載ってるでしょ!?
・・ほんまにZepとHoldsworthの共演なのかぁ!?・・現実だったら凄すぎる!
'68年といえば、例の“Igginbottom's Wrench('69)”のリリースの前年にあたります・・これが如何に古いモノか!
ただ、“The Hurdy Gurdy Man”にはこのクレジットは無く、アレンジャーのJohn Paul Jonesの言によれば、ベースはジョンジー自身で、ギターはAlan Parker、ドラムはClem Clatiniという面子で録った・・と実しやかに言われてるようです。
実際に聴いてみますと、ミックスが最悪で(涙)1コーラス目が終わるまでギターパートは全て右チャンネルで、2コーラス目が始まってすぐステレオに切り替わってます。
右がグシャグシャのファズ+トレモロのギター・オブリ&ソロで、左がドノバン自身のアコギとホロウぽいエレキでの短調なバッキングになってます。
もし仮に弾いてたら・・左かな?
ファズギターの方はペイジと言われればそうかな?って感じですが・・。
コーラル・シタールみたいなのもチョロッと入ってますネ。
ドラムに関しては、聴く限りはボンゾじゃないかな・・Moby Dickなどで演ってた独特のシンバルワークとか、フィルインやフラムのタイミングが実にそれっぽいです。
裏をとろうと思ってあちこちで調べてみましたが、概ねAlan Parkerのプレイに違いないワイ!というのが主流のようですが・・。
・・だったら、このクレジットは何なんだ?
あと面白い曲がいくつかあって、disk1で数曲にJimmy Page(g)の名がみられ、disk2ではこんなのが・・。
disk2#7.Barabajagal
Donovan(vo,g) Jeff Beck(g) Ron Wood B) Nicky Hopkins(kb) Tony Newman(d) Suzi Quatro(&others)(cho)
・・おぉう!いわゆる第1期JBGとなんとスージー・クアトロが合体!
disk2#14.Maria Magenta
Donovan(vo,g) Chris Spedding(bouzouki) Clive Chaman(b) Cosy Powell(d) Jack Emblou(accordion)
・・いぇ~!クリス・スペディングのブズーキ&第二期JBGのリズム隊じゃん・・Cozyだよね?
disk2#22.Dark-Eyed Blue Jean Angel
Donovan(vo,g,harp) Dave Hungate(b) Jim Keltner(d) Doug Davis(cello) Tom Scott(recorder!) David Foster(kb,EWI) Jay Graydon(arp,prg)
・・なんちゅう贅沢な面子!
まあ、こんな感じで、意外と楽しめましたが。
・・はてさて真相は如何に?(涙)
【5/27'07追記】
オリジナル作品を入手しましたので、ヴィジュアルを追加しておきます。
やはり、クレジットに関しては、上記の通りでした。
若干修正するとすれば、ジョンジーがジミー&ボンゾの参加に関しては暗に認めたようなコメントを残してると言う点でしょうか。
また彼はパーカーのギターだと言い切ってるようです。(涙)
・・真実はどこに?
何と、Allan Holdsworth先生の、もしかしたら初レコーディング曲?です。
イギリスで丁度“The Yardbirds”が活躍していた頃、マネージャーのMicky Mostが掛け持ちしてたアーティストに“Donovan(ドノバン)”という方がいました。
当時、フォーク・ロック系で結構売れてた方のようです・・Zep関連の本などでもよく見かける名前ですよね。
そのドノバンの初期ベスト盤らしい“Troubadour - The Definitive Collection 1964-1976”というのがあったんです。
そのライナーを読んでて、文中にHoldsworth先生の名前を見つけちゃったんです・・1曲、弾いてるらしいとのこと。(驚)
オークションでビットするまでもなく手に入ることが分り、早速Amazon.comに発注し待つこと1週間ちょっと・・無事届きました。
くだんの曲は、Disc2の1曲目“Hurdy Gurdy Man”という'68年にリリースされたシングルで、同年“The Hardy Gurdy Man”というアルバムにも収録されてるようです。
これが、そのクレジットです・・載ってるでしょ!?
・・ほんまにZepとHoldsworthの共演なのかぁ!?・・現実だったら凄すぎる!
'68年といえば、例の“Igginbottom's Wrench('69)”のリリースの前年にあたります・・これが如何に古いモノか!
ただ、“The Hurdy Gurdy Man”にはこのクレジットは無く、アレンジャーのJohn Paul Jonesの言によれば、ベースはジョンジー自身で、ギターはAlan Parker、ドラムはClem Clatiniという面子で録った・・と実しやかに言われてるようです。
実際に聴いてみますと、ミックスが最悪で(涙)1コーラス目が終わるまでギターパートは全て右チャンネルで、2コーラス目が始まってすぐステレオに切り替わってます。
右がグシャグシャのファズ+トレモロのギター・オブリ&ソロで、左がドノバン自身のアコギとホロウぽいエレキでの短調なバッキングになってます。
もし仮に弾いてたら・・左かな?
ファズギターの方はペイジと言われればそうかな?って感じですが・・。
コーラル・シタールみたいなのもチョロッと入ってますネ。
ドラムに関しては、聴く限りはボンゾじゃないかな・・Moby Dickなどで演ってた独特のシンバルワークとか、フィルインやフラムのタイミングが実にそれっぽいです。
裏をとろうと思ってあちこちで調べてみましたが、概ねAlan Parkerのプレイに違いないワイ!というのが主流のようですが・・。
・・だったら、このクレジットは何なんだ?
あと面白い曲がいくつかあって、disk1で数曲にJimmy Page(g)の名がみられ、disk2ではこんなのが・・。
disk2#7.Barabajagal
Donovan(vo,g) Jeff Beck(g) Ron Wood B) Nicky Hopkins(kb) Tony Newman(d) Suzi Quatro(&others)(cho)
・・おぉう!いわゆる第1期JBGとなんとスージー・クアトロが合体!
disk2#14.Maria Magenta
Donovan(vo,g) Chris Spedding(bouzouki) Clive Chaman(b) Cosy Powell(d) Jack Emblou(accordion)
・・いぇ~!クリス・スペディングのブズーキ&第二期JBGのリズム隊じゃん・・Cozyだよね?
disk2#22.Dark-Eyed Blue Jean Angel
Donovan(vo,g,harp) Dave Hungate(b) Jim Keltner(d) Doug Davis(cello) Tom Scott(recorder!) David Foster(kb,EWI) Jay Graydon(arp,prg)
・・なんちゅう贅沢な面子!
まあ、こんな感じで、意外と楽しめましたが。
・・はてさて真相は如何に?(涙)
【5/27'07追記】
オリジナル作品を入手しましたので、ヴィジュアルを追加しておきます。
やはり、クレジットに関しては、上記の通りでした。
若干修正するとすれば、ジョンジーがジミー&ボンゾの参加に関しては暗に認めたようなコメントを残してると言う点でしょうか。
また彼はパーカーのギターだと言い切ってるようです。(涙)
・・真実はどこに?
確かにクレジットされてますね…そういえばどっかでそんな話を聞いたような聞かんかったような。(どっちやねん。)
それにしても他の曲のパーソネルもめっちゃおもろいですね!
ベスト盤はきらいなのでオリジナルで聴いてみたいです。
そちらの記事が無ければ、勘違いして‘堅物男’と勝手に思い込んでたと思います。
ありがとうございました。
オリジナルは‘The Hurdy Gurdy Man’に収録されてます。
機会があれば、一度聴いてみてください。