以前中途半端にレヴューした作品ですが、その後完全なかたちで入手できたまま放置してましたので、この際補稿として記しておきます。
ホールズワース先生の盟友であるGordon Beck(ゴードン・ベック)の“Sunbird(サンバード)”です。
これは'79年6-7月パリにて収録された作品です。
半年前にLP盤で入手しました。(disk Unionの日本語解説付)
ちなみに、極少数ですがフランスでCD化されたものが出回っているようです。
以前の記事はこちら。
personnel:
Gordon Beck(pf,rhodes)
Allan Holdsworth(g,e-violin)
Jean Francois Jenny Clark(b)
Aldo Romano(d.per)
tracks:
1.The Gathering
2.Flight(part.1-4)
3.Halfway House
4.Sunbird
5.Second Summer
全体的にはコンテンポラリー・ジャズの様相で統一された感じがします。
やはりベックのピアノが前面に出てくるような音創りがなされてると思います。
ホールズワース先生のギターは、おそらくあのホワイトのSGあたりかな。
ソリッドタイプのハムバッカーで高音を強調したような音です。
時折アーミングを織り交ぜながら、かなりフラッシーなノートも聴く事ができます。
まだこの頃は、コードバッキングもチョコチョコ演ってるんですよね。
たとえば#2なんかではそんな傾向が強いかな。
そうそう、この曲なんかは、Return To Forever(リターン・トゥー・フォーエヴァー)を彷彿させますね。
その#2“Flight”という曲がポイントで、この組曲が非常に重要な位置を占めてると思います。
ですから、これを飛ばしてこの作品を語ることはできません。
そういう意味で“The Things You See”の再発時のボートラ的なこの作品の中途半端なカップリングは、個人的に非常に疑問を感じます。
組曲というか、フリーインプロ合戦が挿入されてると言う方が合ってるかな。
短いながらめちゃめちゃ濃いバトルが堪能できるんですが、こゆの嫌いな方が多いのもまた事実なんでしょうがね。
#2や#5の最後のあたりと#3では、先生がイントロでエレクトリック・ヴァイオリンを少し弾いてます。
・・少々ヘナチョコなのは愛嬌ということで。(笑)
ベックのローズが非常に心地よいですね。
アルバムタイトルの#4はサンバです・・カリプソぽいですが。
この底抜けな明るさが面白いし、傾向としては珍しいですね。
・・どんな心境で演ってたんでしょうか。
全体の構成や曲に関しては、非常によく纏まった作品じゃないかなと思います。
しかしながら、ギターに関しては確かにミックスが弱いしアンバランスな部分も感じられることは否めません。
この辺の修正などをする前に勝手に出しやがってェ~ってのが、おそらく先生の機嫌を損ねた原因だったんじゃないでしょうかね。
是非、リマスターでの完全盤を出してほしいものです。
ホールズワース先生の盟友であるGordon Beck(ゴードン・ベック)の“Sunbird(サンバード)”です。
これは'79年6-7月パリにて収録された作品です。
半年前にLP盤で入手しました。(disk Unionの日本語解説付)
ちなみに、極少数ですがフランスでCD化されたものが出回っているようです。
以前の記事はこちら。
personnel:
Gordon Beck(pf,rhodes)
Allan Holdsworth(g,e-violin)
Jean Francois Jenny Clark(b)
Aldo Romano(d.per)
tracks:
1.The Gathering
2.Flight(part.1-4)
3.Halfway House
4.Sunbird
5.Second Summer
全体的にはコンテンポラリー・ジャズの様相で統一された感じがします。
やはりベックのピアノが前面に出てくるような音創りがなされてると思います。
ホールズワース先生のギターは、おそらくあのホワイトのSGあたりかな。
ソリッドタイプのハムバッカーで高音を強調したような音です。
時折アーミングを織り交ぜながら、かなりフラッシーなノートも聴く事ができます。
まだこの頃は、コードバッキングもチョコチョコ演ってるんですよね。
たとえば#2なんかではそんな傾向が強いかな。
そうそう、この曲なんかは、Return To Forever(リターン・トゥー・フォーエヴァー)を彷彿させますね。
その#2“Flight”という曲がポイントで、この組曲が非常に重要な位置を占めてると思います。
ですから、これを飛ばしてこの作品を語ることはできません。
そういう意味で“The Things You See”の再発時のボートラ的なこの作品の中途半端なカップリングは、個人的に非常に疑問を感じます。
組曲というか、フリーインプロ合戦が挿入されてると言う方が合ってるかな。
短いながらめちゃめちゃ濃いバトルが堪能できるんですが、こゆの嫌いな方が多いのもまた事実なんでしょうがね。
#2や#5の最後のあたりと#3では、先生がイントロでエレクトリック・ヴァイオリンを少し弾いてます。
・・少々ヘナチョコなのは愛嬌ということで。(笑)
ベックのローズが非常に心地よいですね。
アルバムタイトルの#4はサンバです・・カリプソぽいですが。
この底抜けな明るさが面白いし、傾向としては珍しいですね。
・・どんな心境で演ってたんでしょうか。
全体の構成や曲に関しては、非常によく纏まった作品じゃないかなと思います。
しかしながら、ギターに関しては確かにミックスが弱いしアンバランスな部分も感じられることは否めません。
この辺の修正などをする前に勝手に出しやがってェ~ってのが、おそらく先生の機嫌を損ねた原因だったんじゃないでしょうかね。
是非、リマスターでの完全盤を出してほしいものです。
今年もよろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします。(笑)
ご来訪感謝します。
この作品に同様の印象を共有でき嬉しく思います。
CD化はダボハゼのベルアンティークにでも期待しましょうか。