本日は、私が学生時代にちょっと掠ったけどスルーしたままだったバンドをチョイスします。
“伝説の”という枕言葉がこれほど似合うバンドもなかなかありませんネ・・そう、あのNovelaです。
Novela(ノヴェラ)は'79年に結成されたプログレ・ハードの草分け、あるいは元祖ヴィジュアル系、等と呼ばれるバンドとして有名ですネ。
当時、関西のハードロック(まだメタルじゃないのがミソ!)シーンを二分していたと言われる“Sheherazade(シェラザード)”と“山水館(さんすいかん)”の6名が合体して生まれました。
【シェラザード組】
平山“Teru”照継(ひらやま・てるつぐ:g,vo) '57.10.19生(現49歳)
五十嵐“Angie”久勝(いがらし・ひさかつ:vo) '52. 6.12生(現54歳)
永川敏郎(えがわ・としお:kb) '59. 4. 2生(現48歳)
秋田鋭次郎(あきた・えいじろう:d) '57. 9.24生(現49歳)
【山水館組】
高橋“Yoshirow”良郎(たかはし・よしろう:b,vo)'56.11. 3生(現50歳)
山根“Mock”基嗣(やまね・もとつぐ:g) '58.12.26生(現48歳)
プログレ系のシェラザードとハード&ヴィジュアル系の山水館の凄腕を結集し、なんとかメジャーデヴューしたいという一心で結成されたと聞きます。
今では、言っちゃなんですがどんなカスバンドでもとりあえずデヴュー出来るようですが、30年も前にはどれだけ頑張ってもデヴュー出来ずに消えていった実力バンドが数多くいたものです。
彼らの凄いところは、その話題性にも増して、音楽の独自性、先進性をしっかり持っていたというところでしょうネ。
【LtoR:高橋、秋田、五十嵐、永川、平山、山根】
かつて、私も学生時代に軽音で組んだバンドのドラマーが彼らの大のファンでいつも演りたがってましたが、歌えるヤツが居なかったので断念した訳です。
・・このヴォーカルを真似できる人はなかなか居ないと思います・・女子でもキツイはず。
・・そんな彼らのデヴュー作が、この“魅惑劇”です。
1.イリュージョン Illusion
ハードロックの教科書みたいな曲・・Angieの超ハイトーンヴォイスがすばらしいですネ。
今では少々オゲレツな音色のギターリフやツインのハモリが泣かせます。
ボトムを支えるリズム隊・・特にヨシロウ氏のベースが白眉・・ヴォーカルラインからの発想でしょうが独創的だと思います。
・・変拍子も効いてますね・・痺れます。
2.名もなき夜のために Night With No Name
音だけでゾクゾクして来ますね・・カッコよすぎ・・しかもオゲレツなギター。(笑)
・・キーボードのピコピコ音がちょっとねェ~。
かなりライヴ映えしそうな曲ですね・・シェラザード時代のオリジナル曲とのことです。
3.恋はあまのじゃく Unbelieving Words
この出だしの音も、かなり時代を感じさせます・・思わず仰け反りますネ。
しかし、起伏の激しい歌メロや、意外性に富んだコード進行やベースパターンが実におもしろいです。
4.レティシア Letticia
詩の世界は別として(笑)変拍子を巧みに絡ませながらの曲構成やアレンジは、今でも充分通用するくらい、当時如何に先鋭的であったか伺い知ることができますネ。
・・個人的に、聴いててかなり燃えてきます。(笑)
5.少年期 The Boy Hood ~時の崖 The Cliff
シェラザード時代にロッキンf誌のテープ・コンテストでグランプリを獲った曲とのこと。
ドラマチックな展開・・後半の“The Cliff”は#1にかなり被ってますね。
途中のブレイク等でのキメに痺れます。
6.魅惑劇 La Songerie
Angie氏のヴォーカルは、いわゆるスクリーミングじゃないのですが、地でかなりのハイトーンなためか凄く中性的ですね。
最近?では小野正利氏みたいというべきかな・・稀な声質ですね。
Teru氏のクラシカルなアコギ、Jazzアプローチ満載の秋田氏のドラミング等、この曲の構成を聴いているだけでもメンバーさんの音楽的素養の高さを窺い知ることが出来ます。
アルバムとしてはこの半年後に出た2nd“In The Night”の方が曲もいいしカッコいいので好きなんですが、精神性というか内相性という点ではこの1stの方が上だと思います。
色んな面で思い入れが強い曲が詰まったこの作品のリリースは、メンバーだけでなく当時のスタッフにとっても勲章に値する出来事だったに違いありませんネ。
音を聴くだけで、そんな想いが充分伝わってくるすばらしい作品です。
近年、山根氏以外の5人で同窓会的にライヴを楽しんでおられるようです。
・・一度じっくり拝見してみたいです。
“伝説の”という枕言葉がこれほど似合うバンドもなかなかありませんネ・・そう、あのNovelaです。
Novela(ノヴェラ)は'79年に結成されたプログレ・ハードの草分け、あるいは元祖ヴィジュアル系、等と呼ばれるバンドとして有名ですネ。
当時、関西のハードロック(まだメタルじゃないのがミソ!)シーンを二分していたと言われる“Sheherazade(シェラザード)”と“山水館(さんすいかん)”の6名が合体して生まれました。
【シェラザード組】
平山“Teru”照継(ひらやま・てるつぐ:g,vo) '57.10.19生(現49歳)
五十嵐“Angie”久勝(いがらし・ひさかつ:vo) '52. 6.12生(現54歳)
永川敏郎(えがわ・としお:kb) '59. 4. 2生(現48歳)
秋田鋭次郎(あきた・えいじろう:d) '57. 9.24生(現49歳)
【山水館組】
高橋“Yoshirow”良郎(たかはし・よしろう:b,vo)'56.11. 3生(現50歳)
山根“Mock”基嗣(やまね・もとつぐ:g) '58.12.26生(現48歳)
プログレ系のシェラザードとハード&ヴィジュアル系の山水館の凄腕を結集し、なんとかメジャーデヴューしたいという一心で結成されたと聞きます。
今では、言っちゃなんですがどんなカスバンドでもとりあえずデヴュー出来るようですが、30年も前にはどれだけ頑張ってもデヴュー出来ずに消えていった実力バンドが数多くいたものです。
彼らの凄いところは、その話題性にも増して、音楽の独自性、先進性をしっかり持っていたというところでしょうネ。
【LtoR:高橋、秋田、五十嵐、永川、平山、山根】
かつて、私も学生時代に軽音で組んだバンドのドラマーが彼らの大のファンでいつも演りたがってましたが、歌えるヤツが居なかったので断念した訳です。
・・このヴォーカルを真似できる人はなかなか居ないと思います・・女子でもキツイはず。
・・そんな彼らのデヴュー作が、この“魅惑劇”です。
1.イリュージョン Illusion
ハードロックの教科書みたいな曲・・Angieの超ハイトーンヴォイスがすばらしいですネ。
今では少々オゲレツな音色のギターリフやツインのハモリが泣かせます。
ボトムを支えるリズム隊・・特にヨシロウ氏のベースが白眉・・ヴォーカルラインからの発想でしょうが独創的だと思います。
・・変拍子も効いてますね・・痺れます。
2.名もなき夜のために Night With No Name
音だけでゾクゾクして来ますね・・カッコよすぎ・・しかもオゲレツなギター。(笑)
・・キーボードのピコピコ音がちょっとねェ~。
かなりライヴ映えしそうな曲ですね・・シェラザード時代のオリジナル曲とのことです。
3.恋はあまのじゃく Unbelieving Words
この出だしの音も、かなり時代を感じさせます・・思わず仰け反りますネ。
しかし、起伏の激しい歌メロや、意外性に富んだコード進行やベースパターンが実におもしろいです。
4.レティシア Letticia
詩の世界は別として(笑)変拍子を巧みに絡ませながらの曲構成やアレンジは、今でも充分通用するくらい、当時如何に先鋭的であったか伺い知ることができますネ。
・・個人的に、聴いててかなり燃えてきます。(笑)
5.少年期 The Boy Hood ~時の崖 The Cliff
シェラザード時代にロッキンf誌のテープ・コンテストでグランプリを獲った曲とのこと。
ドラマチックな展開・・後半の“The Cliff”は#1にかなり被ってますね。
途中のブレイク等でのキメに痺れます。
6.魅惑劇 La Songerie
Angie氏のヴォーカルは、いわゆるスクリーミングじゃないのですが、地でかなりのハイトーンなためか凄く中性的ですね。
最近?では小野正利氏みたいというべきかな・・稀な声質ですね。
Teru氏のクラシカルなアコギ、Jazzアプローチ満載の秋田氏のドラミング等、この曲の構成を聴いているだけでもメンバーさんの音楽的素養の高さを窺い知ることが出来ます。
アルバムとしてはこの半年後に出た2nd“In The Night”の方が曲もいいしカッコいいので好きなんですが、精神性というか内相性という点ではこの1stの方が上だと思います。
色んな面で思い入れが強い曲が詰まったこの作品のリリースは、メンバーだけでなく当時のスタッフにとっても勲章に値する出来事だったに違いありませんネ。
音を聴くだけで、そんな想いが充分伝わってくるすばらしい作品です。
近年、山根氏以外の5人で同窓会的にライヴを楽しんでおられるようです。
・・一度じっくり拝見してみたいです。
って感じの記事ですねぇ。(珍しさに…)
私は知らないのですが、綺麗なジャケットですね。
音楽って、聴いていた時の気持ちの高揚なんかも一緒に蘇らせてくれるものだから…何か、パッションを感じさせてくれれば、ずっと心に在ったりしますね。
確かにウチの系統では無いモノかもしれないですネ。
でも中身は本物です。
パッション感じまくりです。(笑)
・・機会があれば是非お試しあれ!
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