
ようやく連休突入。
最近ウチって、何のブログか分んなくなりつつありますが、メインの音盤話も細々(笑)とやって行こうと思います。
・・ジャケで選ぶってシリーズも面白いかもね。
まず一発目は先日の“胡蝶蘭”を無理やりカウントしちゃいましょう。(笑)
じゃあ、今回は“釣り”ということで、こんなの選んでみました。
・・ブラウン・トラウトぽいですね、これ。
と、言う訳で本日は、Steve Morse Bandの通算7作目となるフル・アルバム“Split Decision”でございますな。
personnel:
Steve Morse(g)
Dave LaRue(b)
Van Romaine(d)
Windham HillからMagna Cartaにレーベル移籍後の第1弾ともなる作品でもあったようです。
前レーベルで構想のみに終わったアコウスティック中心のソロ作用に書き溜められたマテリアルを生かしながら纏められたという、少々変則的な経緯を持って世に出た作品だそうです。
その割りには、一貫した流れをもって構成された感もある作品じゃないでしょうか。
tracks:
1.Heightened Awareness
2.Busybodies
3.Marching Orders
4.Mechanical Frenzy
5.Great Mountain Spilits
6.Majorly Up
7.Gentle Flower,Hidden Beast
8.Moment's Comfort
9.Clear Memories
10.Midnight Daydream
11.Back Porch
12.Natural Flow
モーズ師匠主体と思われるこのバンドの音って、いつ聴いても同じような印象があります。
毎度毎度、基本的にギター自体は凄く熱いんですが、意図的に抑えてるんじゃないかな。
全般的にアレンジが凄くフラットで、決して盛り上げようとする雰囲気がないのが大きな特徴でしょうか。
・・そんなこと言い切るのはちょっと勇気がいりそうですがね。(汗)
アコギやシングルコイル系のクリーントーンで紡がれるバッキングと、ハードドライヴィンなメロディが織り成す構成というのも、ある意味形式的になってる感もあります。
そして、必ずカウンター・メロディ的なフォローを辿るベースラインもお約束でしょうか。
この取り合わせがあるから、ハードでもソフトでも全体に一貫性を生み出せるのかもしれませんね。
ですから、クラシックのエチュード風の#2“Busybodies”、あるいは刻む感じのハードチューン#4“Mechanical Frenzy”、はたまたちょい韓流な#9“Clear Memories”なんてのが違和感なく同居できてます。
そして、この作品のもう一つの大きな特徴は、ケルティックフレーバーが希薄なことかもです。
ちょっとそんな雰囲気がかろうじて残ってるのは#8“Moment's Comfort”のみかな。
毎度モーズ師匠のお決まりな展開であるこのテイストを敢えて排除したような感もありますね。
一方、デルタ・ブルーズ&カントリー風だけどどこか都会的な#11“Back Porch”なんてのもありますね。
で、意外なのがネイティヴ・アメリカン風の#5“Great Mountain Spilits”やレゲエ風の#6“Majorly Up”などの存在。
聴きこみが足りないのだと思いますが、このバンドでのこんな展開はあまり記憶になかったもんでね。
良く聴けば、結構ヴァラエティに富んだアレンジが散りばめられてたりします。
そんなこんなで、私的に次点なのが、まず#10“Midnight Daydream”かな。
静かに熱い感じが好きです。
あと、同率で#12“Natural Flow”も。
アコウスティックながら繊細で重厚な感じに痺れます。
非常に抑えた演奏で知的な雰囲気がたまりませんね。
そして一押しは、#1“Heightened Awareness”でしょうか。
いかにもモーズ師匠らしい明るくて分り易いハードチューンですね。
モーズ師匠のギターって、狙ってるのか、はたまた何も考えてないのか分りませんが、エモーショナルな音なのに凄く知的なところが好きなんですよね。
多分、私自身が何も考えないタイプのせいじゃないかと思います。
“音楽”っていうくらいなんですから、やはり音の表情ってのは一番大事なことなんでしょうね。
やっぱ、アンプ通さずにギター弾くのはいい加減やめなきゃね。
モーズ師匠を聴きながら、つくづく思います。(涙)
最近ウチって、何のブログか分んなくなりつつありますが、メインの音盤話も細々(笑)とやって行こうと思います。
・・ジャケで選ぶってシリーズも面白いかもね。
まず一発目は先日の“胡蝶蘭”を無理やりカウントしちゃいましょう。(笑)
じゃあ、今回は“釣り”ということで、こんなの選んでみました。
・・ブラウン・トラウトぽいですね、これ。
と、言う訳で本日は、Steve Morse Bandの通算7作目となるフル・アルバム“Split Decision”でございますな。
personnel:
Steve Morse(g)
Dave LaRue(b)
Van Romaine(d)
Windham HillからMagna Cartaにレーベル移籍後の第1弾ともなる作品でもあったようです。
前レーベルで構想のみに終わったアコウスティック中心のソロ作用に書き溜められたマテリアルを生かしながら纏められたという、少々変則的な経緯を持って世に出た作品だそうです。
その割りには、一貫した流れをもって構成された感もある作品じゃないでしょうか。
tracks:
1.Heightened Awareness
2.Busybodies
3.Marching Orders
4.Mechanical Frenzy
5.Great Mountain Spilits
6.Majorly Up
7.Gentle Flower,Hidden Beast
8.Moment's Comfort
9.Clear Memories
10.Midnight Daydream
11.Back Porch
12.Natural Flow
モーズ師匠主体と思われるこのバンドの音って、いつ聴いても同じような印象があります。
毎度毎度、基本的にギター自体は凄く熱いんですが、意図的に抑えてるんじゃないかな。
全般的にアレンジが凄くフラットで、決して盛り上げようとする雰囲気がないのが大きな特徴でしょうか。
・・そんなこと言い切るのはちょっと勇気がいりそうですがね。(汗)
アコギやシングルコイル系のクリーントーンで紡がれるバッキングと、ハードドライヴィンなメロディが織り成す構成というのも、ある意味形式的になってる感もあります。
そして、必ずカウンター・メロディ的なフォローを辿るベースラインもお約束でしょうか。
この取り合わせがあるから、ハードでもソフトでも全体に一貫性を生み出せるのかもしれませんね。
ですから、クラシックのエチュード風の#2“Busybodies”、あるいは刻む感じのハードチューン#4“Mechanical Frenzy”、はたまたちょい韓流な#9“Clear Memories”なんてのが違和感なく同居できてます。
そして、この作品のもう一つの大きな特徴は、ケルティックフレーバーが希薄なことかもです。
ちょっとそんな雰囲気がかろうじて残ってるのは#8“Moment's Comfort”のみかな。
毎度モーズ師匠のお決まりな展開であるこのテイストを敢えて排除したような感もありますね。
一方、デルタ・ブルーズ&カントリー風だけどどこか都会的な#11“Back Porch”なんてのもありますね。
で、意外なのがネイティヴ・アメリカン風の#5“Great Mountain Spilits”やレゲエ風の#6“Majorly Up”などの存在。
聴きこみが足りないのだと思いますが、このバンドでのこんな展開はあまり記憶になかったもんでね。
良く聴けば、結構ヴァラエティに富んだアレンジが散りばめられてたりします。
そんなこんなで、私的に次点なのが、まず#10“Midnight Daydream”かな。
静かに熱い感じが好きです。
あと、同率で#12“Natural Flow”も。
アコウスティックながら繊細で重厚な感じに痺れます。
非常に抑えた演奏で知的な雰囲気がたまりませんね。
そして一押しは、#1“Heightened Awareness”でしょうか。
いかにもモーズ師匠らしい明るくて分り易いハードチューンですね。
モーズ師匠のギターって、狙ってるのか、はたまた何も考えてないのか分りませんが、エモーショナルな音なのに凄く知的なところが好きなんですよね。
多分、私自身が何も考えないタイプのせいじゃないかと思います。
“音楽”っていうくらいなんですから、やはり音の表情ってのは一番大事なことなんでしょうね。
やっぱ、アンプ通さずにギター弾くのはいい加減やめなきゃね。
モーズ師匠を聴きながら、つくづく思います。(涙)
ペトの心の師、スティーヴ・モーズですね。
前々からリーダー作を聴きたいと思いながら、
大事な人(?)ほど身構えてしまってなかなか聴けずなんですけど、
最初に聴くのにオススメってありますか?
ジョーダンの『Feeding The Wheel』でのソロは凄~く好きです^^♪
これも、クマのラルーちゃんがベースだし、いつかは聴いてみたいです♪
”House Of Mirrors”なる、ホールズワース好きな方のサイトを見つけました。(おそらくご存知かと思いますが)。
ホーさんとか、語ってますね、アルバム全解説なんかあって、とっても愛情を感じさせます。ゴールデンウィークというと、どうしても、ウネウネしたフレーズが耳の奥で囁きます。季節柄の病気(笑)でしょうかネ。
留守にしてましてお返事が遅くなり失礼しました。
お勧めできるほど良く聴きこんでませんが、“Southern Steel”や“Structural Damage”とか“Major Impacts”あたりが私は好きです。
あと、Dixie Dregs時代なら“Freefall”は外せないでしょうね。(笑)
・・という訳で、選べません。(爆)
こちらこそご無沙汰してます。
>”House Of Mirrors”云々。
存じております・・ヒロセ御大のサイトですよね。
恐れ多くて、私は近寄れないままで御座います。
なにしろ、桃猫さんを始め、ホールスワーズ関係者は大御所が多数おられますので、大きな顔なんて出来ませんもんで。(汗)
“毎年この頃になると疼く”(笑)という感覚に、ちょっと憧れを感じる次第です。(笑)
でも、結局モーズ節なんですよね(笑)
このころはもうSMBは安定期に入っているんで、スリリングさはないけど、安心してじっくり聴ける良質な作品だと、言い聞かせてます(笑)
ホントはちょっぴり刺激もねえ、、、
久々に引っ張りだしてみようかな。
ご無沙汰しております。
すんません、変化球でしたか?(笑)
まっとうなヤツ(笑)もそのうち書いてみようと思ってますがね。
たしかに、ちょっと大人し目かもです。
DP外でも、もっとバリバリ弾いてるのを出してほしいですよね。