【今日の学習】
主教材「イメトレ英語学習法」より記事の抜粋
CHAPTER 3 CHA親は命令形で言葉を教える
●子どもは犬ではないが
子どもは親の言葉をまねて育っていく。親が「これはネコよ」と言えば ネコを知り、「これはイヌよ」と言えばイヌを知る。同じように、「座り なさい」と言われたら「座る」動作を、「留まりなさい」と言われたら 「留まる」動作をすることになる。
Sit! (坐れ!) Stay! (留まれ!) Go! (行け!)
ところで、上のように、イヌのしつけで使われるのは命令形だ。
イヌに 向かって「お座りなさい」「座ってちょうだい」あるいは「座ってくれま せんか?」などと言ったらイヌも戸惑うだろう。イヌは同じ言葉のくり返 しを聞き、「その動作や行為」をすれば主人が喜ぶことを知り、それに応 えようとする。そのとき彼の頭には「その動作や行為をする」というイ メージ(情景)が浮かんでいるのだろう。
命令形で言葉を教えるのは、日本の親もまったく同じだ。とにかく親は 何度も何度もくり返し、こどもはそれを無意識に学んでいく。たとえが悪 いが、イヌと同じだということだ。ただイヌと異なるのは相手は人間だ。
例えば、単なるSit! ではなく、Sit down.やSit up.などと表現が複雑に なることは当然だ。もちろん、イヌの中にもSit up!と教えたら「ちんち ん」をする頭のいいのがいるかもしれないが。
●子どもの頭にはある行為や状態が映像のように広がる
子どもが外出するときなどに、親が Take care!とか Be careful!と言 うと、子どもは「気をつけたり、注意をする」行為や状態を要求されてい るイメージを学んでいく。
Mom: Kathy, Take care!
Mom: Kathy, Be careful!
だから、Yes,I will.と答えるとき、子どもの頭には take care(注意す る)や be careful(注意深くある)という行為や状態のイメージが、映像 のように頭に浮かぶことになる。
Kathy: Yes, I will (take care), Kathy: Yes, I will (be careful),
これは、Do you like dogs?と問われて、Yes, I do.とかNo, I don't. と答えるのと同じだ。I doの次にもlike dogsが頭に浮かんでいる。あるい はDid you like Tom? と聞かれて、Yes I did.とかNo, I didn't.などと答 えるのはdidの次にlike Tom(トムのことが好きだ)が頭に広がっていると いうことだ。日本の英語教育はこんな大切なことも教えていない。
●あなたも英語における映像世界を追体験してください
41ページから【イメトレNo.9】【イメトレNo.10】にあげた命令文を 見てほしい。断っておくが、ここに登場しているフレーズの多くは、ネイ ティブの子どもが2,3歳で耳にする表現だ。 また一方の日本語訳を見てほしい。これらも当然、私たちが子どもの頃 耳にしたものはかりだ。子どもは文法も理屈もなく、とにかく生活の中で 言葉を覚えていく。彼らが毎日耳にする英語のシャワーは、実はこのよう なものだ。
言葉をひとまとまりのもの、つまりフレーズ*として覚えてしまうこ とだ。日本の英語教育はこの視点が欠けているから、私たちはいつまでも 英語が言葉として定着、蓄積していかないのだ、 *フレーズとは「意味ある言葉の単位」を表す。
また注意してほしいのは、【イメトレNo.9】のbe動詞がつくるフレー ズだ。これは単にbe動詞が「存在」を表し、本質的には「~な存在であれ」という意味となる。
しかし日本語訳では「~しなさい」とか、「~言 いなさい」などとなっているが、これは日本語の発想ではそうなるという のに過ぎない。こんなことに惑わされていたら、いつまでも英語発想など 身につかないだろう。
Mom: Kathy, Be more careful!
キャッシー、もっと注意しなさい!
Kathy: Yes, I will (be more careful),
また【イメトレNo.10】は、一般動詞が導くフレーズだ。
Mom: Kathy, wash your hands!
キャッシー、手を洗いなさい!
Kathy: Yes, I will (wash my hands),
【イメトレNo.9】 子どもの頃よく耳にする命令(1)
(1) Be more careful!
もっと注意しなさい!
(2) Be kind to others!
他人には親切にしなさい! やさしくしなさい!
(3) Be quiet for a moment!
ちょっとの間、静かなしなさい!
(4) Be serious!
まじめにしなさい!
(5) Be quick about it!
さっさとやりなさい!
(6) Be careful (of) what you're saying!
言葉を慎みなさい!(あなたの言っていることに注意しなさい)
(7) Be good (while I'm away)!
(私が留守の間) いい子にしていなさいね!
(8) Be a bit more intelligent!
もう少し、頭を使いなさい!
(9) Be reasonable, Tom!
トム、道理をわきまえなさい
(10) Be true!
裏切らないでよ!
※以上の命令文にpleaseをつけると「どうか~してください」といった意味になる。
※(7)のwhile I'm awayは、「私が離脱状態になっている間」の意味。
awayは「離脱状態」を表す。 (8)のa bitは「少し」の意味。
▲当オンライン講座の3つの主教材九九のように覚える英会話、オウム返し英会話学習法、イメトレ英語学習法」を動画にしたのは、書かれた記事とネイティブによる音声を関連させることにあった。これら3つの主教材はU-Tubeの「限定公開」で受講者の方には閲覧可能です。
スマートホンでも受講していただけます。
▲英会話学習の世界標準は、ワンフレーズから英文を生産することを学ぶことだ。
いわゆる「片言」でも言葉は通じるというのは、日本語でも共通することだ。
今回から始まるオンライン講座のSTEP3の「イメトレ英語学習法」は、このワンフレーズから英文を生産するプロセスに焦点をあたものだ。
この「イメトレ」という言葉は、出版界で使われたのは私のこの本が始めてだ。
▲私の著書である「イメトレ英語学習法」は、韓国の出版社に版権を買っていただいた。
言うまでもなく韓国は日本統治の時代に、日本の教育文法で学び、最近まで「ウリナラが英語が話せないのは日本の植民地政策」によるものだと言っていた。
しかし最近韓国人のトーフルの成績がアジア諸国第9位になったそうだ。
一方、私の著書であるオウム返し英会話学習法」も台湾の出版社に版権を買っていただいた。
彼らは、日本統治の時代に与えられ、それが台湾人が英語を話せないとは私は耳にしていない。
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私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGooogle Chromeのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
ファンクションソッド「世界標準の英作法」講座以下の教材を購入いただいた方には、無料で講座の受講ができます。教材を鵜入頂いた方には、同時に「ユーザー名」「パスワード」をお送りします。ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座(登録料),日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき),,ファンクションメソッド英語・英会話独習テキストHTML版.ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき),日常英会話必須基本16動詞&ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき) ,英語の九九 英会話発想トレーニング HTMLコミニカ中学英語<基礎編>Bセット,版,コミニカ中学英語<基礎編>団体使用,,コミニカ中学英語<基礎編> Aセット,ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.5現在以下の教材を購入された方に「電子出版本「話すためのたったこれだけ英文法」を無料進呈しています。
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