今回から「日常英会話必須基本16動詞HTML版」について述べます。
皆さんは,「ビルマの竪琴」という映画はご存知だろうか。
その一場面に、日本兵とイギリス兵が一緒に同じ歌を歌うシーンがあった。とても戦争中の場面であるのに思わず「ほんまんいな」=大阪弁、つまり「本当なの?」と思った次第だ。
その歌はイギリスでは、Home Sweet Home、日本では「埴生の宿」だった。
しかし鈍感な私も、どうしてビルマ、今のミャンマーで、日本と英語が戦っていたのかずっと疑問だった。そもそもどうしてイギリス兵がビルマにいたのか、あるいは日本兵がビルマにいたのかということだ。しかしこの疑問が解けたの情けないことに何十年もかかったことを白状したい。
さて私がイギリスの言語学者C.K,Ogdenの研究に向かったのは、とたも簡単なことだ。
彼はイギリスの植民地支配を言語強制という側面で支えた。ミャンマーのみならずインド、セイロンなどで、母国語をやめさせた英語を強制したのだ。実際彼は弟子のリチャードとキプソンを中国に派遣している。
彼が提唱したのはBasic Engiishてあり、その教則本として有名なEnglish Through Picturesがある。これは文字通り、「絵を通して習う英語」ということで、母国語を無視して植民地の国民に英語を教えるための教材だ。
しかしC.K,Ogdenの功績は、イギリスの植民地の言語強制に使われた側面はあるが、逆に英語はとても簡単な言語であることも証明したことも事実だ。
今回から以下の当研究会が発行している「日常英会話必須基本16動詞HTML版」について述べていきたい。
イギリスの言語学者C.K,Ogdenは、「たった16動詞で日常会話のほとんどができる」としてべーシックイングリッシュを提唱した。この動画シリーズでは、その16の動詞の守備範囲と応用範囲を多くの文例を所収している。流れる音声の赤色で表記した動詞フレーズ(意味ある単位)を意識してトレーニングを進めていただきたい。
ファンクションメソッドは,英語発想を元にした「英語を話すための文法理論」です。
これから数回に分けて述べていくが,興味ある方は以下のイラストをクリックして当教材のサンブルを見ていただきたい。
【お知らせ】
◎DLMarketにての販売
日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき)
https://language.dlmarket.jp/products/detail/173310?