[お知らせ]
私が配信している他のブログでファンクションメソッドについて述べたものがあります。ぜひお読みください。
どうしてファンクションフレーズと動詞 フレーズが色違いに表記されているのかがわかります。
「自由に話すための英語脳構築プログラム」
☆「英語の九九英会話発想トレーニングHTML版」を購入された方には、オンライン受講生としてメールにて「一人一人に対応した個別学習指導」をしています。
学習上のどんな質問にもお答えします。
英語脳構築に最適!!
「英語の九九英会話発想トレーニング」は「コミニカ英語教材<基礎編>」を社会人のための「やり直し英会話教材」として改訂したものです。
「しくみがわかる」ということと、実際の具体的な文の生産は別次元のことです。
HTML版なので、PCで音声とともにリアルタイムで学習できます。
約3,400の英文の生産に挑戦してください
[今日の学習]
前回,江戸末期に登場した日本式訳読法について述べました。
これがその後に日本に入ってきたOnionという人の5文型理論によって完成し,それが未だに教育文法として生き残っています。
言うまでもなく,この文法理論は日本だけのものだと言うことを知っておいてください。
どうして、教育文法では英語が話せないし,リスニングもできないのかについて具体的に説明しましょう。
以下は5文型理論でSVOという文型です。
I read a book.
S V O
ちなみに5文型理論では以下のように説明されています。
~は(S) ~する(V) ~を(O)
このようにとらえると、簡単に「私は本を読む」と日本語に変換できます。
これは、私たちの祖先が漢文を日本語に変換した方式と同じです。
レは漢文の用語で「レ点」と言われ,それがついている語(読)をとばして次の語(書)を読み,またとばした語(読)を訳すということです。
我 読レ 書 「我は書を読む」
ところが、我々の先人は漢文を日本語にとけ込ます工夫をしたのです。
「読レ 書」を「読書する」として日本語にしたのです。
あるいは次のものも同じです。
我 飲レ 酒 「我は酒を飲む」
「飲レ 酒」を「飲酒する」
つまり先人は漢語を「「読書する」「飲酒する」と国文法で言う「サ行変格活用の動詞」にしていまったのです。
これは、イギリス人が侵略されロマン語ということばが流入したときに動詞を規則変化にした工夫と同じです。
さて前置きが長くなりましたが,私はどうしてread a bookやdrink sakeと覚えてしまわないかと不思議に思います。
なぜならreadやdrinkなどは英語と日本語の意味が一対一に対応しますが,ほとんどの動詞が「する」となってしまいます。
さらに英語の流入によって「ダイエットする」「メーキャップする」「ギブアップする」「リスペクトする」「ゲットする」などやはり「する」が大繁盛しています。
以下の動詞フレーズの意味は、「する」が共通しているが、動詞はまるで異なっています。
料理する do the cooking
デートする have a date
決定する make a decision
やけどする get a burn
あくびする give a yarn
これが私が常に指摘している「行為・状態はひとまとまりのもの」という視点であり,英語を言葉としてとらえるにはどうしてもこれを暗記しなければならないということなのです。
ファンクションメソッドでは、まずファンクションフレーズで主体と情緒などの意味をとらえ、そして次に続く動詞フレーズの意味をとらえます。
ファンクションメソッドは英語発想に最も近いメソッドです。
【一般動詞フレーズ5段活用】 do the cooking
=============================
(1) do(es) the cooking 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) did the cooking 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) do the cooking 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) doing the cooking ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) done the cooking ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
[英会話発想トレーニング]
(1)を使って
(1) 彼女は、(ふだん)料理をしています
→ She does the cooking.
(2)を使って
(1) 彼女は、(その時)料理をしました
→ She did the cooking.
(3)を使って
(1) 彼女は、(これから)料理をするつもりです
→ She will do the cooking.
(4)を使って 進行形
(1) 彼女は、(今)料理をしています
→ She is doing the cooking.
(4)を使って 動名詞
(1) 彼女は、料理をするのが嫌いです
→ She doesn't like doing the cooking.
(5)を使って 現在完了形
(1) 彼女は、(今まで)料理をしたことがありません
→ She has never done the cooking.
ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列組み合わせで英文が生産されます。
言うまでもありませんが、「英会話発想トレーニング」では黒文字部分にはファンクションフレーズ、そして赤文字で補語・動詞フレーズと二段階のステップを経て英文を生産するのはこの英語発想を身につけるためなのです。
英語の言葉としてのしくみを知ること、それに加えて英文を生産するトレーニングが不可欠だということです。
この英語という言葉を紡いでいくトレーニングが日本の英語教育にスッポリと抜け落ちているのが大問題なのです。
【受講生の方に】
受講生の方には、他の様々な表現をあげておきました。
疑問があれば,どんんどんメールをください。
オンライン受講生募集中
ただし、ブログの配信機能の問題により、別のブログとなっています。
ブログ「英語の九九 英会話発想トレーニング」
※「英語の九九 英会話発想トレーニングをご購入の方、すべてに無料で受講ができます。専用のIDとPasswprdによって「オンライン通信講座受講者用ページ」がご覧になります。
「英語の九九 英会話発想トレーニング」は、一貫してファンクションフレーズと動詞フレーズを別個にとらえる学習法を展開しています。
実際の教材ではカーソルを当てると答えが浮かび上がってきます。まず補語のフレーズが、そして次のプラクティスでは全文が浮かび上がります。音声とともにトレーニングを行ってください。以下はサンプルです。
POINT---> 現在完了形 肯定形 継続用法 解説
動詞フレーズを思い浮かべてのトレーニング
完成文の生産
英語脳構築に最適 「英語の九九英会話発想トレーニング」は「コミニカ英語教材<基礎編>」を社会人のための「やり直し英会話教材」として改訂したものです。 「しくみがわかる」ということと、実際の具体的な文の生産は別次元のことです。 HTML版なので、PCで音声とともにリアルタイムで学習できます。 約3,400の英文の生産に挑戦してください |
|