ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

4/20のランニング

2007-04-20 21:18:59 | ジョギング
今日は仕事が休み。
今週は雨続きだったことに加えて、原因不明の頭痛に悩まされて結局ウィークデーに走れなかった。
来週は15キロのレースに出場するため今週末は何としても20キロを走っておきたいが、
ブランクが開いたため、とりあえず今日は10キロを走って明日は20キロを走ることにした。

途中、30メートルのインターバルを20本挟みながら1時間走る。
4日間のブランクの割には、軽快に走ることが出来た。
今日の疲れが出る明日の20キロをうまく走ることが出来るか・・・。

今日の距離:10キロ

きみの友達/重松清

2007-04-20 10:35:20 | 
これまた春先に読んでいたのにレヴューが遅くなってしまった。

この春中学に入った娘に何かお勧めの本はないか、と聞かれて頭に浮かんだのがこの本だった。
またまた重松清。
ただ、まだ自分自身が読んでいなかったので、当然ながら読んでもいないのに勧めるわけにもいかない、と読み始めた。

連作の形式を取った重松清得意の短編集である。
まずはこの作品中のシンボリックな存在でもある恵美の交通事故という、
この連作集のなかでさまざまなトリガーの役割を果たすエピソードを扱った「あいあい傘」。

友達が下校中の目の前で交通事故にあって不自由な体になる。まだ小学校に通う子どもたちにとっては受け止めるには余りある出来事だろう。
一生松葉杖の生活を余儀なくされた恵美の心に事故は深い傷となって刻まれるが、
同時に彼女を取り巻く友達もそれをどう受け止めていいのか分からない。
子どもたちも自分ではコントロールできない形で反応してしまう。
無理もない。「今なら分かる」。

物語は恵美の弟、文彦-「ブンちゃん」と基哉-「モト」の友情が育っていく過程をもうひとつの軸として展開していく。
勉強も出来てスポーツも万能な二人はライバルとしてお互いを高めあいながら友情を築いていく。
お互いに相手を尊重しながらも、どこかに多少の違和感を抱えている・・・。

恵美やブンちゃんを取り巻くクラスメートたちが次々に登場して、そして友達との距離を計りあぐねて、迷い傷つく。
誰もが通ってきた道だと思う。

事故を機にクラスメートから心を閉ざしてしまい、常にアイロニカルな態度を取り続ける恵美は、
重い病のため入退院を繰り返すためにクラスでは孤立しがちな由香ちゃんと寄り添うように学校生活を送る。
この恵美と由香ちゃんとのもどかしくも切ない友情が三つ目の軸だろう。

「友だち」。今となってはこの響きにある種の衒いとまぶしさを感じずにはいられない。
友だちは、自分を映す鏡だと思う。私は友だちから跳ね返ってくる自分をみるといつもある種の劣等感や自分の心の中の醜さに思い当たる。
そのことに少し傷ついたりもする。

友だちという人間関係は時としてとても痛みを伴うものなのだと思う。
共感したいのにいつも共感してくれるとは限らない友だち。
それでも親兄弟ではなく、自分の力で切り開いて築き上げた友だちという人間関係を私たちは欲する。
それは月並みだけれども、人間というのはやはりひとりでは生きてはいけないからなのか。

「一生忘れない友だちが、一人、いればいい」。そう、一人でいいのだ。

seasons colurs 春夏撰曲集/松任谷由実

2007-04-16 22:07:16 | 音楽
最近、CDも本もレヴューを書く時間が取れずにいる。
このアルバムも買ってからしばらく経っているのだけど・・・。

ユーミンのアルバムを久しぶりに買った。
「四季」をテーマに季節ごとに集められたベスト盤である。今までありそうでなかった企画。
まずは「春夏撰曲集」が出てこの秋には秋冬盤が出るのだそう。
おそらくはユーミン自身が選曲したと思しき曲の数々は、季節に基づいて選ばれたという特殊性を抜きにしても
コアなファンを喜ばせるような、隠れたどちらかと言うと地味な曲も何曲か入っている。

「ハルジョオン・ヒメジョオン」、「潮風にちぎれて」、「夕涼み」、「晩夏(ひとりの季節)」などのような
アルバムのB面あたりにひっそりと入っていそうな小品のような作品にこそ、実はユーミンの真骨頂がある。
そういう曲たちに改めてスポットライトが当たるのは大変に嬉しい。
「夕涼み」や「降る時」などは高校時代に涙して聞いたものだ。

季節をテーマにしたということは言い換えればユーミンの作詞家としてのパーソナリティに光を当てたと言うことでもある。
季節の移ろいとともに人も風景も変わっていく。
ユーミンのラブソングの大半はこの移ろいゆくことのある種の諦観のなかで輝きを放つ。
なんとも鴨長明的だけど、そんな刹那を切り取ったユーミンの心象風景はきっと誰の心にも、
それぞれの焦点を結んだ風景となって刻まれているのではないか。
誰の胸にもある切ない思い出とともに・・・。

ユーミンのようなアーティストと同時代を歩んでこれたということは、考えてみるととても幸せなことだと思う。

4/15のランニング

2007-04-16 21:31:01 | ジョギング
隣町の小学校まで息子のサッカーの練習試合を見に行く。
せっかくなのでジョギングで行く。
往復で12キロほどの道のり。
ちょうどいいぐらいの距離だけど、結局今月はまだ20キロに挑戦できていない。
来週あたりには走ってみたいと思っている。

今日の距離:12キロ

4/14のランニング

2007-04-15 07:50:39 | ジョギング
気温がぐんぐん上がり初夏のような天気になったので、夕方から走ることにする。
この季節になってくると、水分補給が問題になってくる。
腰にボトルホルダーを装着して走ることになるのだけど、慣れないのでどうも調子が狂う。
こういうのをつけて走るのはあまり好きではない。
違和感というか走り勝手が違うのでペースまで乱れるような気がする。

足も重くて今日は1時間で切り上げた。2時間は走りたかったのだけど・・・。
明日は少し気合入れて頑張ろう。

今日の距離:10キロ

4/11のランニング

2007-04-12 06:27:37 | ジョギング
週末は走れなかったので頑張って朝少しでも走る。
朝は決してコンディションがいいというわけでもなく、途中でお腹が痛くなってきてあせった。

今日の距離:3キロ

4/9のランニング

2007-04-09 22:40:20 | ジョギング
結局、週末は時間がとれず走ることができなかった。
週末に走れないとさすがに焦ってしまう。

今朝は少し時間があったので何とか5キロは走れたけど・・・。
今週も何かと予定が入っていて朝のジョギングはままならないだろう。
何とか時間を見つけて走りたい。

今日の距離:5キロ

卒業/重松清

2007-04-09 22:36:16 | 
読んだのはもう一ヶ月以上も前のことになるが、レヴューするのがずるずると遅くなってしまった。

学校を卒業することだけが卒業ではない。
人生において何かを乗り越えることもまた「卒業」である。
そんな人生のあらゆる局面で私たちが対峙する何かとの訣別。
そこに著者は「和解」を織り込んだ。

それにしても重松清は短編がうまい。そしてずるい。
この人は泣かせ方のコツみたいな、ツボみたいのを知っているのでないか。
ずるいよなあ、と思いながらそれでもほろりときてしまう。
現代の短編の書き手としては、浅田次郎と双璧をなすと思う。

4/6のランニング

2007-04-09 22:11:58 | ジョギング
子どもの入学式まで時間があったので時間を見つけて少し走る。
ゆっくりと10キロ。
最近10キロという距離にはあまり抵抗がなくなってきた。
時間のあるときにすんなりと走れる距離になってきた。


今日の距離:10キロ