ロシアがウクライナに侵攻してから1年を経過した。
まさかこんなに泥沼化するとは予想もしなかった。
ソ連時代(1980?)にロシアはアフガニスタンに侵攻したことがあったがしばらくして自ら撤収した。
2014年ロシアはクリミアに侵攻、ここは意外とあっさりウクライナが譲ってしまったように思う。
決してウクライナが簡単に容認したわけではないだろうが長い間交戦していた記憶はないのだ。
恐らくプーチンの頭の中にはクリミアでの「甘い勝利体験」があってそれが今回のウクライナ東南部4州の侵攻につながったのだろう。
我々アウトサイダーから見れば長いようで短い1年だったがプーチンにとってはソ連の崩壊(1991年)から続く長期戦の一部に過ぎない。
しかしここまで来たらロシアにとっては必ず勝たねばいけない。
さもなくば今度はロシアが崩壊しプーチンは国際裁判で戦争犯罪人として裁かれかねないからねぇ。
かといってウクライナが敗戦を認めるようなことがあっては国際社会の秩序が亡きものになってしまう。
我が国は言うまでもなく後者の立場だがG7議長国として善後策を取りまとめるた立場にある。
きょうオンラインでG7首脳会議が開かれるとのことだが議長である岸田首相にとっても乾坤一擲、大勝負の時だ。