いささか旧聞になったがヨドバシカメラの池袋進出問題はどうなったんだろうね。
西武百貨店の持ち株会社の身売り先が米系ファンドだったがその先に家電量販店のヨドバシカメラが存在していた。
当然のごとく西武百貨店のリニューアルに池袋進出をもくろむヨドバシカメラがクローズアップされるようになったがここで一石を投じたのが豊島区長の進出反対宣言だった。
区長の気持ちも分からないわけではない。
池袋の顔ともいえる百貨店には多くの海外ブランドが居並ぶがそれが家電量販店にとって代わられるのは地域のステイタスを重んじる地元関係者にとって重大事だったのだ。
うーん、なかなか難しい問題だが行政のトップがここまで口を出すのはちょっと違和感もある。
果たして海外ブランドショップなどはどう考えているんだろうね。
さらに商圏にいる住民はどうかねぇ。
コンセンサス作りには十分時間をかけてやったらいいと思う。