マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

商社の軒並み最高益更新に思う

2022-05-03 21:10:06 | 経済
商社の21年度好決算が明らかになっている。
三井物産のケースだが21年度の純利益は前期比2.7倍の9100億円超で過去最高だそうだ。
先行き不透明なロシア関連プロジェクトについて一定の減損処理を施した後の数字だそうだからこれは凄いねぇ。
為替レートは異例の円安が続いているが輸出入が拮抗していれば電力業界、石油業界みたいに大きな影響を受けることはないしねぇ。
伊藤忠商事の純利益も前期比2.1倍の8300億円前後でこれも過去最高である。
同社の場合は8事業部門全てで前期の純利益を上回ったということだからある意味堅実な経営が結実しつつあると言っていいのではないか。
三菱商事や丸紅、住商は6日以降の決算発表だがいずれも好決算が見込まれている。
筆者が若きころ「商社不要論」や「商社冬の時代」などがよく話題になったがどっこい商社は居場所をなくすことはなかった。
それどころか昨今の業績を見る限り時代の花形(産業)なのである。
バイタリティと行動力が皮相的な感覚や分析を吹き飛ばしたのだ。
コメント
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