エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

ねむりねこよりみなさんへ

エコ・ニュージーランドへようこそ!! その時の気分で、過去の旅行の話になったり、庭、環境保全、トレッキング等々、話が飛んでいます。ジャンル別にお読みになりたい方は、左のカテゴリーからどうぞ!! また、本文中のトレッキング(トランピング)関連の用語の説明は、同じくカテゴリー欄から「ニュージーランドのトランピング用語集」をご参照ください (^o^)

エコガーデン冬支度完了。そして冬料理は……

2013年07月09日 | エコ
 冬至から2週間が経った。ニュージーランドの冬至は北半球の夏至と同じ日で、統計上は冬至から2週間後、つまり今の時期が一番寒くなるらしい。

 日本では梅雨なのに雨量が少なく、あっという間に梅雨明けしてしまったと聞いた。こちらクイーンズタウンは、本来ならカラッと良く晴れるはずの冬の日が、なぜか雨が多く風も強くまで鳴るのだから、地球の北と南で気候が逆転してしまったかのようでビックリ。こんなウェットな冬は、過去15年で初めての体験だ。

 少し前のことになるが、一年で一番寒くなるこの時期に備えて、エコ菜園の作物を全部収穫して、コンポストの堆肥とぼかし肥を埋め込んで更地の状態にした。例年、今の時期は朝晩が氷点下になって土が凍り、地上に生える野菜類は霜で全滅してしまうからだ。



 幸いなことに、このところの雨続きで朝晩も氷点下にはならず、夜になっても薪ストーブに火を入れなくても済む日があるほど 暖冬だと、スキー場が雪不足で大変なのだが、これまで降った雨はスキー場のある山間部ではほぼ雪になっているというので好都合。朝晩が温暖で過ごしやすく、スキー場には雪がたっぷりある冬は、本当にとても珍しい。

 今日は数日ぶりにお日さまが顔を出したので、ねむりねこは庭のバラの花を摘み取った。冬だけど、庭で一番日当りの良い所に植えてあるバラは何とまだ花をつけていた。





「えー、こんなにがついてるのに全部摘んじゃうなんて、もったいないんじゃない?」と思うかもしれない。

 しかし、どんなにをつけていても、現在バラは生命体としてはシャットダウン状態にある。

 それが証拠に、花を切って花瓶に生けて数日経つと、花はその形を変えずに黒っぽくなって朽ち枯れてしまう。本来なら、ばぁっと艶やかに開ききった後に、花びらがハラハラと落ちて終わるんだけどね。

 これが花を摘み取った後のこざっぱりした姿。





 バラの枝の剪定は、来月終わりか9月の初めにする予定。冬が終わり「バラさん、春が来たよ」と教えてあげる効果もあるので。

 庭木の何本かは、夫・猫かぶりが時間を見つけてはせっせと剪定してくれているので、こちらもすっきり顔をしている。





 剪定で切り落とした木の枝は……



適当な長さに切り分けて、薪ストーブ行き。寒い夜をじんわり温めてくれる 



 すべてが眠りについているような庭で、しっかりと息づいている植物もいる……ラッパスイセンの可愛らしい芽



毎年のことだけど「冬が終われば春だからね」と約束してくれてるみたいで嬉しい

 寒い時に食べる料理はいろいろあるけど、この日はチーズ・フォンデュを作った。日本へ帰る知り合いが主宰したガレージセールで、フォンデュ鍋セットを安く入手したのがきっかけ。

 本格レシピだと、チーズはエメンタールやグリュイエールなんかを使うんだけど、ニュージーランドのスーパーで普通に売っているエダムとマイルド・チェダーを今回は使った。実際、風味の違いはそんなに違わなかった。



 ディップする具は、バゲットに加えて、温野菜、えび、ソーセージなどで試したが、



 チーズの塩気と温野菜の甘みが合って、一番美味しく感じた。スイスでは洋梨を使うらしいので、次に試してみようかな

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