goo blog サービス終了のお知らせ 

エコ・ニュージーランド Eco New Zealand

ニュージーランド発。エコライフ、環境保護、山、森、動物、アウトドア、山歩き、猫についてのブログ。

ねむりねこよりみなさんへ

エコ・ニュージーランドへようこそ!! その時の気分で、過去の旅行の話になったり、庭、環境保全、トレッキング等々、話が飛んでいます。ジャンル別にお読みになりたい方は、左のカテゴリーからどうぞ!! また、本文中のトレッキング(トランピング)関連の用語の説明は、同じくカテゴリー欄から「ニュージーランドのトランピング用語集」をご参照ください (^o^)

巨大ズッキーニを収穫!

2013年02月06日 | エコ
 今年になって初めて、ズッキーニをエコ菜園で育ててみた。

 これまで育てなかった理由は、温暖な地域の作物というイメージがあるズッキーニは、クイーンズタウンでは難しいかも、と思ってたからだ。ここは盆地特有の気候なので、夏には全国でもトップレベルの最高気温を記録するほど暑くなり、幸運にも害虫がほとんどいないので何でも育ちそうな感じもする。しかし、いきなりやってくる南極からの寒波の影響で急激に気温が下がり、真夏でも山の頂上にうっすら雪化粧をすることがある。いわゆる夏野菜は、寒さや霜に弱いものが多いから、クイーンズダウンで育てる時には細心の注意が必要なのだ。

 実際、トマトを育てた時には実がついて赤くなる前に秋が来てしまい、バジルの苗を植えた数日後に寒波が襲って全滅したこともあったし、ナスを育てようとした友達は見事に失敗した。レンジャーだった頃、野菜を育てるのが上手な同僚がいて、彼は寒さに弱いトマトを育てるために1メートル四方の小型の温室を用意していた。だからズッキーニのことは良く知らなかったけど、寒さに弱そうだからと作らずしてあきらめていたのだった。

 ところがこの春になって、ある友達が自分の家でズッキーニを育ててることを知った。

「まだ肌寒い日もあるけど、うまく育ってる
「特別なケアは何もしてないけど、元気に育ってますよぉ

 こりゃあいいこと聞いたゾと、さっそく園芸店で種を買って来て植えたのが、春の終わりに当たる11月のこと。これから発芽させて育てるにはきわどいタイミングのように思えたけど、ものは試し、気楽に構えることにした。

 11月は季節外れの寒さに見舞われ、地域の農作物によからぬ影響を与えていたけど、わが家のズッキーニはちっちゃな緑の葉っぱを広げて精一杯寒さに耐えていた。いいぞ、その調子

 12月も後半になり夏の暑さが本格化してきたあたりから、待ってましたとばかりにすくすくと大きくなり、1月の上旬には黄色い花をつけ始めた。
 ねむりねこは1月の中旬から下旬にかけて、母の納骨のため寒い日本に一時帰国したのだけど、帰って来て家庭菜園を見てビックリ。

 ズッキーニの株が全体的に巨大化してて、ゴロンとお化けのように立派な実をつけているではないの 花が咲いてわずか2~3週間程度で実がなるのなら、寒さの影響を受ける確率も低いし、なるほどクイーンズタウンでも育つわけだ。

 さてさて、こんなに大きくなってしまったズッキーニ、どうやって食べようか



 ハウスメイトと話し合ったところ、マリネにしよう、いやカレーだよ、等々、いろんなアイディアが出された。その時ふと、イタリア人の友達が、中に詰め物をしてオーブンで焼いた、巨大ズッキーニの写真をフェイスブックにアップしていたのを思い出したので提案した。それなら大きさを活かし見た目もゴージャスなオーブン焼きにしてみよう、ということで意見がまとまった。

 この日、疲れていたは料理をお休みさせてもらい、代わりにハウスメイト夫妻が腕をふるってくれた……ありがとう

 まずズッキーニを縦半分に割り、中心の種の部分をスプーンでほじり出して、そこに火を通した豚挽肉とタマネギ、マッシュルーム,自家製フダンソウ(ほうれん草のような葉野菜)、ニンニク、パセリ、ミックスバーブを混ぜたものを詰めてから元の形に戻す。トマトソースをかけ、アルミホイルに包んで、180℃のオーブンで焼くこと1時間強。

 焼けた後、トマトソースを鍋に移し、少し煮詰めてからお皿に盛ったズッキーニにかけてでき上がり~

 

 
 
 断面はこんな感じ。ズッキーニの向こうにあるサラダの野菜も自家製、左上にちょこっと見えている瓶はの手作り和風ドレッシング。写真には写っていないけど、これ以外にハウスメイト手作りの全粒小麦粉パンとフムスがあり、ぜ~んぶ手作りのアットホームで豪華なディナーなのだ。

 

 気になる味の方は、とーってもおいしかった ズッキーニ自体に甘みがあっておいしいし、詰め物とソースとのバランスも 調理前、ズッキーニの皮が固そうだったけど、火が通ったらいい感じで軟らかくなった。どでーんと重そうな見た目に反して、するすると軽く胃にもたれない食後感、三人であっという間に完食してしまった ごちそうさまでした

 エコ菜園のズッキーニは、燦々と降り注ぐ夏の日を浴びて、まだ花と実をたくさんつけている。





 今度はどうやって料理しようかな…… 山に入っていて今回のご馳走にありつけなかった猫かぶりが帰宅したら、一緒に何か考えて作ろうっと。

2012年の初読書はこの本!とおまけ

2012年01月11日 | エコ
 よいお天気がずっと続き、庭仕事や山歩きなどをして、外で過ごす時間が圧倒的に多い今日この頃、読書からは少々遠ざかっていた。元来、ねむりねこは本を読むのが大好きなんだけどね。

 二、三日前に、本を持ってワカティプ湖沿いを歩きに出掛けた。目の前には蒼い湖、遠くには稜線の美しい山々、頭上は抜けるような青空、そして肌に心地よいそよ風…… さっさと歩き去ってしまうには、あまりにもったいなかったので、長居をするために本を読むことにした。

 『ハチドリのひとしずく』は、そんな場所で読むのにとってもふさわしい一冊だった。大好きな義妹が「このお話のハチドリの姿が、夫婦の生活そのものみたいだと思ったから」というメッセージつきで、姪っ子たちの手作りクリスマスカードと一緒に送ってきてくれたのだった。



 この本の前半部分、テーマであるハチドリのお話はとても分かりやすくて◎ イラストも味が合ってイイ 後半部分、環境問題や自然保護の専門家ではなく、ごく普通の人びとが、それぞれの置かれた立場で自然や環境を守るために何ができるか考えて、日頃の生活の中でコツコツと何かを行なっている例が数多く挙げられている。

 地球の限りある資源を有効に使うことや、自然環境に対する配慮、自然と共に生きること、などのメッセージには共感・好感を持てたし、個人個人の小さな小さな積み重ねで、自然環境やそこに住む人々の暮らしを改善できるのだと希望も持てて、読後の余韻がとっても良かった。さらには、自分がこれまで何をしてきたのか、これから何ができるのか、さらにはどういう生き方をしたいのか、改めて考えを巡らせるいい機会にもなった。環境問題への個人レベルでの取り組みは、その人のライフスタイルに大きく関わってくるのだから。

 一方でちょっと気になったことは、この本のなかで謳われている「地球の温暖化の原因は、人間が活動する際に発生する二酸化炭素」について。巷で最も広く知られているこの説は、あくまで原因のひとつで、根本的な要因は地球それ自体にあることも述べてほしかった。地球そのものにまつわる問題であるなら、人間ができることは本当に限られてしまうし、いっそう無力感を感じてしまうけど、それを知った上で自分は何をできるか、という流れでも問題なかったんじゃないのかなぁ。せっかくいい内容の本なのに、問題に対する大局的な理解が欠けているのにはちょっと残念。

 地球そのものにまつわる問題とは、地球の歴史の中で「氷河時代」が、少なくとも4回の大氷河期があったことと表裏をなすように、「標準より温かい時代」が存在したこと。その時期には、北極・南極地域の氷が小さくなったのが確認されている。どのようなサイクルで、地球が暖かくなったり、冷えたり、さらには(まだ仮説だけど)全体的に凍結するのかはまだ不明。地質学者の間では周知の事実であるこの説は、なぜかあまり一般的に流布されていない……「人間活動原因説」を強調した方が、一連の持続可能性/環境保護・保全ムーブメントを進めて行く上で有効なのかな? だとしても、物事の全体像を把握せずにモノを考え、行動することに対して違和感を感じてしまう

 理屈が長くなってしまったけど、年の始まりに読むとしてはとても良かった 今年もナチュラリスト&エコ気質で行こうっと 
 おまけは趣味の話。は帽子がだ~い好きで、夏にかぶる帽子だけで11個持っている。


 
 理由はシンプル、帽子をかぶると同じ服装でもイメージが変わるから はスポーティ/カジュアル/シンプルな服装が好きで、この手の服装は、スポーティでアクティブな人たちが多く闊歩する、クイーンズタウンの街によく溶け込む。シンプルな服装だからこそ、帽子の果たす役割は大きい。季節が変わるごとに、または旅先で、気に入った帽子を買うのが楽しみなのよね 

 ところが、夏が来る前に髪型をベリーショートにしたら、手持ちの帽子で、あまり似合わなくなったものがあることに気がついた。ベリーショートでキャップ(野球帽)をかぶると、特に夏の定番「アーミースタイルのキャップ+タンクトップ+短パン」をやると、よほど気をつけないことにはマニッシュ過剰になってしまう 髪型を変えたら友達や仕事仲間がみんな手放しで誉めてくれて、すっかり機嫌を良くしてただったのに、これはまったくの予想外 結果として外出に帽子なし、が増えてしまった。

 昨日、ぶらっとウィンドウショッピングをしていたら、セールコーナーにぽつんと陳列されてた帽子が気になり、



何気なくかぶってみたらいいではないの 



ギザギザの前髪とサングラスが帽子の形に合ってるし、やや歪んだ帽子の形にピンクのひもがいいアクセント、青系の服全般と相性が良さそうだし、そういえば麦わら帽子はまだ持ってなかった……ということで、めでたくコレクションに追加 これで外出がますます楽しくなったである。 

わが家のお正月料理

2012年01月03日 | エコ
 海外に暮らす日本人がこの時期に恋しくなるのがお正月料理。当然のことながら、料理に必要な食材がすべて手に入らないことも多いので、それでも食べたい場合は、工夫を重ねてそれらしいものを作るのだ。

 一番手軽に作れるのがお雑煮で、お餅さえ手に入れば、実家で食べるのにかなり近い味が再現できる。しかし、ここではお餅は一袋で15ドル近くもするので、年一回のこととは言え、買うとなるとちょっとため息が出てしまう。それでも以前は全く売ってなかったんだから、買えるようになっただけ良いんだけど、15ドルあったら、シチュー用の牛肉とか、鶏の手羽元・手羽先、または大衆的な白身魚なんかだったら1kgぐらい、ワインなら中レベルのものが一本買えちゃうのよね

 幸運なことに、ねむりねこ家の場合、毎年、年末・年始にクイーンズタウンを訪れる知り合いの女性からお餅の差し入れをいただいている。彼女はかなりのネコ好きで、がその昔働いていたホテルでペットとして飼っているネコに会うために、わざわざ日本からやって来るんだけど、こちらで餅が貴重品だと知ってからは、ありがたいことにお土産としていつも持ってきてくれるようになった

 の郷里・東京で雑煮といえば、鶏肉、小松菜、ナルト、柚子の皮が入った醤油ベースの汁に、焼いた四角い餅が入っている。しかし、所変われば品変わるで、猫かぶりの実家・金沢の一般家庭ではお雑煮には具が入らず、鰹だしで生の餅を煮るだけだ 「雑煮」なのに、具が入らないとは何とも不思議である 猫かぶりは、この「煮餅」のようなお雑煮が懐かしいと言うのだが、具のないお雑煮に納得がいかないが作るのは東京の「なとり雑煮」になってしまう。



お雑煮のトッピングの菜っ葉と絹さやはエコ菜園から穫れたもの。菜っ葉はケチらずにドバッと入れたいところだけど、今植えてあるものがもう終わりかけているので、今年は彩り程度である。ナルトと柚子がないから、代わりに缶詰のタケノコと生のマッシュルームを入れてみたら、結構おいしい

 クリスマスの時期から運悪く胃腸炎を患い、ごちそうを食べ損なったばかりか、あれこれ作ってみる気も起きなかったから、今年はお雑煮だけと思ったが、やっぱりそれだけじゃちょっと寂しい…… エコ菜園で穫れるものを使って何か作ってみようかな。

 見た目が蕗のような、ルバーブ、という植物がある。日本名はセイヨウダイオウというらしい。上の写真が葉の部分、下の写真が茎の部分。



ルバーブは、西欧圏では家庭のお菓子作りに欠かせない。茎の部分を刻んでケーキやマフィンに入れたり、砂糖で煮ると甘酸っぱい風味が爽やかなジャムができる。は先月にケーキを作ったが、



今回はちょっと夏らしく寒天にした。



このルバーブ寒天は友人のアイディアで、色といい、味といい、梅の寒天そっくり。薄紅色が何となくお正月っぽい感じがするのも嬉しい

 何のひねりもない、イチゴの練乳がけ。摘みたての瑞々しいイチゴの風味を味わうにはこれが一番。



 今年もソラマメが大当たり 豆のさや一つひとつが大きく立派で、



さやを開くと水気がほとばしり、よく太った豆がコロコロとでてくる。「有機栽培」と言えば聞こえがいいけど、その実態は「放ったらかし」に限りなく近く、ソラマメを菜園の同じ場所で三年連続で育てているのに、まだこれだけの実が穫れるのは何よりもボカシ肥のお陰なのよね~ ニュージーランドでは、野菜や果物の皮などを利用するボカシ肥作りセットを市販していて、これを使うと、だれでもほぼ失敗なくできるというかなりのスグレもの。もちろん、環境にもとっても優しい 



さっそく豆ゴハンに…… 自分たちが育てたものを食べるという満足感も加わってとてもおいしかった



 おまけで、冷蔵庫にあったレモンを使って焼いたマフィン。昨日、インターネットを見ていたら、たまたまレシピを見つけて、おいしそうだったので作ってみた。レモンの皮と絞り汁がたっぷり入った、夏らしい風味のマフィンでコーヒーに良く合う。甘いものは得意じゃないだけど、これは気に入った。作り方はこちらのリンクを。


 

ジャングルと化したエコ菜園!?

2010年12月24日 | エコ
 11月は記録的に雨が少なく暑く乾燥した1か月で、12月の中旬以降になって結構まとまった雨が降るようになリ、季節外れの寒波の襲来はなし、と作物が育つのにとてもいい条件が整ったこの夏。

 加えて、冬の間、台所で出た野菜の切れ端や果物の皮でせっせと作り続けたぼかし肥をガンガン埋め込んだので、土壌が以前にも増して肥沃になったのだろう、朝晩の水やりごとに野菜たちがグングンと育つ様子が手に取るように見えた。もしもの場合に備えて、それぞれの種類を多めに植えたのは全くの取り越し苦労となり、かくして菜園は野菜がてんこ盛り状態になった



 すべての作物は昨年よりもずっと勢いがあり、一つ一つが大きく味も良い

 10株近く植えたリーフレタスの類とルッコラは、食べても食べても増え続ける。葉っぱの一枚一枚が厚みがあり、味も濃く、食べごたえバッチリ。最初は、サラダやサンドイッチなどで優雅に食べていたが、このところは、炒めたのをパスタの具にしてガンガン消費している。しかし、どんなに葉を摘んでも、生育の勢いが衰える様子はない。


<花盛りのお化けルッコラ。1m近くあるだろうか>


<大きく育って野性的なレタス。市販品の2倍以上はある>

 フダンソウにしても然り、ちょっと食べるのを怠ったら、お化けのように生育してしまった。お浸しや炒め物はもちろん、茹でてみじん切りにしたのをドバッと入れて緑黄野菜たっぷりのカレーをバクバク食べているが、まだ成長に消費が追いつかない。


<両側のソラマメと背比べをするように成長した巨大フダンソウ(本来はホウレンソウ程度の大きさ)>

 今はソラマメが旬。今日はこれだけ収穫したが、まだゆうにこの10倍は実をつけている。



 早速、穫れたてをさっと塩ゆでしてバターを落として食べたら…… オイシ~ 柔らかく、甘みと豆の風味が濃くて、どんぶり一杯でも食べられそう。ソラマメなら食べきれなくても冷凍保存できるから大丈夫、と思ったけど、こんなに食べやすく美味しいのならおやつにどんどん食べてしまおう

 これからブロッコリが収穫を迎えるし、



トマト、キュウリ、勝手に自生しているカボチャも出番を待ちかねており、フダンソウの第二部隊が着々と成長している。ルッコラが終わったら、その後にはミズナを植えなくちゃとか考えているねむりねこ夫婦である。
   
 葉っぱ同士が折り重なるように茂り、まるでジャングルのようになってしまったわが家のエコ菜園。





どこに何を植えたのかは、もはや世話をする本人たちも怪しくなってきたけど、楽しい、美味しい、止められない。家庭菜園の醍醐味を味わう一家である。

完成!自家製オリーブ!!

2010年11月07日 | エコ
 先々月、玄関前に植えてある謎のオリーブを収穫した話をした。



 とりあえずは「どんなもんかなぁ」と、生のオリーブをかじってみたら……

「ぎえええええええええええ~

口がひん曲がりそうに渋かった
 
 たぶん試してみるまでもなかったんだろうだけど、オリーブはちゃんと灰汁抜きして、塩漬けしないことには食べられないということが、これで身にしみて分かったねむりねこであった。

 さぁてどうやって処置するか ネットサーフしたら色々と出てくること。

 ぜーんぜん知らなかったんだけど、オリーブはとてもアクが強いので、市販されているものは「水酸化ナトリウム」を使って処理するらしい。小学校の理科の実験でこわごわ水に溶かした、強アルカリで劇薬のあの水酸化ナトリウム。水溶液が白衣にちょっとかかっただけで穴があいてしまったのを覚えている。ひえぇ~っっ 家庭でこれを使って灰汁抜きするのは危険なので、もっと穏やかな方法を探した。

 で、が参考にしたのは「名前を付けて保存」というサイトの「オリーブ塩漬け日記」というコーナー。

 まずは、よく洗ったオリーブを、3週間、毎日水を取り替えて真水に浸した。塩水、という説もあるけれど、このサイトによれば、真水でも時間をかければ問題ないとのことなのでそうすることに。



 3週間後に、オリーブを熱湯で軽くゆでて灰汁抜き完了。後は、塩水に2週間つけるだけ。



 収穫してから5週間、できた~ 



 種が大きくて、実が薄いのが残念だけど、渋みがほとんどなく柔らかな風味のオリーブに仕上がった。やった~

 オリーブを食べる方法がないか、と宿題を残した例の友人の家で一緒に昼食を食べることにしたので、手みやげ代わりに自家製オリーブを使ったサラダを作って持って行った。


 トッピングのチキンは、塩こしょうして、庭に自生しているローズマリーとレモン汁に一晩漬けてからフライパンで焼いた。ドレッシングは、これも庭に自生しているチャイブスを刻んで入れたら、見た目にもキレイで、夏っぽい風味のサラダができた。

「えー、これがあのオリーブ おいしい~」友人もとっても喜んでくれた。

 初めて味見した時には、こんなもんが本当に食べられるようになるのか、ものすごく疑問だったけど、きちんと手順を踏んで処理すればそれなりに美味しくなるのね。夏の間、サラダや料理に、自家製オリーブをゆっくりと楽しむことにしよう……

花盛りのエコガーデンにいそしむ その2

2010年10月13日 | エコ
 ガーデニングの次はエコ菜園。ニュージーランドの10月は日本の4月に相当する、暖かな春の季節。そう、種まきや苗の植え替えには良い時期で、ねむりねこの職場でも、家持ちの間では、今年は何を植えるかの話に花が咲く。

 冬の間、台所の生ゴミでせっせとぼかし肥を作っては、埋め込むことを繰り返したエコ菜園。



 冬は寒さの厳しいクイーンズタウン。菜園にはほとんど日が当たらず、土がカチカチに凍っていたので、ぼかし肥を埋め込んでも、果たしてどれだけ土に返ってくれたか少々疑問だったけど、毎日燦々と日が当たるようになって、土の色も息を吹き返したように良くなった。

 昨年からの生存者のイチゴ。冬の間は枯れたようになっていたのに、今はこの元気。白い花を数輪つけている。



 ミズナは花盛り。種を取ったら植える予定。



 アスパラガスもニョキニョキ生えてきた 今年はまだ2年目で、穫り過ぎると枯らしちゃうから注意しようっと。



 昨年植えたミント、おっそろしい勢いで育ち、周囲を脅かさんばかりだったので、鉢に移しておとなしくしてもらうことにした。で、その代わりにルバーブ(セイヨウダイオウ)を植えた。この赤い茎を砂糖でコトコト煮ると、イチゴのように甘酸っぱくて赤色鮮やかなジャムになる。刻んで砂糖にまぶしたのを、ケーキに入れて焼いてもとっても美味しい。



 ソラマメ。自前の何株かと、職場の仲間からもらった4株。植え替えた直後に寒波に襲われて、心配だったけどうまく根付いてくれたようだ。もう少し育ったら、忘れずに添え木をしてやろう。



 今年始めて植えたシルバービート(フダンソウ)。ほうれん草のようなおいしい青菜だ。



 ニンニク。簡単に育って、売ってるのより美味しいって新聞に書いてあったので育ててみることに。見た感じはネギみたい。



 昨年大好評だったチンゲンサイ。今年は2連作を狙う。



 あららっ。今、写真見て気がついたけど、雑草が生え始めてる…… タンポポにばかり気を取られてないで、こっちも駆除しなくちゃね。

 この後、レタス、ミニトマト、ブロッコリ、ロケット(ルッコラ)も植える予定。ぼかし肥たっぷりの肥沃な菜園、どんな美味しい野菜たちに育ってくれるのだろうか。早くも収穫が楽しみなである。

花盛りのエコガーデンにいそしむ その1

2010年10月13日 | エコ


 わが家に越して1年が過ぎ、再び迎える春の季節。春の訪れとともに庭には色とりどりの花が咲き乱れ、次から次へと異なる種類の花が、秋の終わり頃まで咲き続ける。この家を建てた以前の所有者さんが、思い入れと愛情をもって家や庭を設計したことが伺い知れて、目を楽しませるばかりでなく、心が温まる思いがする

 今の時期、一番キレイなのはしだれ桜とその下に咲くチューリップとラッパスイセン




 このしだれ桜、花と葉っぱが同時に出てしまうから、あんまりきれいじゃないのが残念 写真じゃ見えないけど、トラをもらってきたばかりの頃使っていた、土に返る素材の猫砂を花壇にまいてある。

 青々として美しい芝生だけど、日が延びるにつれて草の伸びも早くなり、この先夏が終わるまでの間ずっと、週に1回の割合で刈らないとすぐにボウボウの状態になってしまう。

 そして悩みの種は、タンポポ。

 

 野に咲いていると可愛らしいタンポポだけど、庭の芝生に思春期のニキビのようにはびこる様は非常にいただけない。繁殖力が旺盛で、細っこいゴボウのようなしっかりした地下茎をもつので、除草には手間隙がかかる。庭をもつ家はどこも、この駆除に頭を痛めている。

 昨年は、除草剤をタンポポに直接スプレーしてみたのだけど、タンポポが枯れて茶色くなったところが、緑の芝生に10円ハゲのように点在して、かえって醜くなったので止めた。

 でも何とかしなくっちゃと、それなら頻繁に芝を刈って、花を咲かせないようにガンバってはみた。しかし、敵も去る者引っ掻く者、地面にペターッと這いつくばるようにして生えているので、芝刈り機で完全に刈り取ることは不可能、次から次へと花をつける…… もうイヤ~ッ

 そこで、今年は園芸店に行って、タンポポ抜き用の器具を買ってきた。これは、円錐形で超小型のシャベルみたいな形をしており、タンポポに差し込んで、グルっとひねるとその部分の土がタンポポごとズボッと抜ける、という優れモノ。結構いい値段だったけど、中途半端なものを買って持て余すよりはずっとマシなので、思い切って買うことにした。



 ちょっとコツがいるのだけど、これが面白いくらいに成果を上げるので嬉しい



 しかし……

 駆除作業を始めて気がついたんだけど、庭にはびこるタンポポの数はおそらく1,000株かそれ以上ありそうで、日によっては100株近く抜くのだけど、翌日になるともう黄色い花があちらこちらに咲いている…… キイイィッ これじゃきりがないじゃないのよ

 お隣のオバちゃんにこの話をしたら、

 「あら、それは大仕事だわね。うちはタンポポに熱湯をかけてるけど、結構うまく行くわよぉ」

 ……う~んその手があったか。

 せっかく器具を買っちゃったから、ガンパって抜けるだけ抜いて、手に負えなくなったらその「奥の手」を使おうかな。
 

花盛りのラッパスイセンとオリーブの謎

2010年09月09日 | エコ
 9月に入ると、陽気がめっきりと春めいてくる。陽射しが暖かで心地よく、日が長くなったし、朝晩の冷え込みも穏やか。夜は、暖房を入れなくても過ごせることがある。
 
 花壇にはラッパスイセンが花盛り



 ラッパスイセンを背景に、トラに写真のモデルを頼んだ。



 椿のつぼみも随分ふくらんだし、チューリップもぐんぐん育っている。この家で迎える初めての春、庭の草木が花をつける日が、ひたすら待ち遠しい。 
 
 冬の間に鉢に植えた、そら豆と



フダンソウ(シルバービート)の芽も大きくなってきて、畑に植え替える日も間近だ。



 昨日、友人が遊びにきて、畑で取れた人参とごぼうをお土産にもらった。玄関先に植えてあるオリーブを見て、



「これさぁ、せっかく実がなってるんだからどうにかして食べられないのかしらね」



「私達が越して来る前にこの家に住んでた人は、食用かどうか分かんないって言ってよ」
「じゃあ、インターネットで調べたら? もし食べられる種類ならラッキーじゃない!?」

 宿題を残し、彼女は去って行った。オリーブって買うと結構高いから、自給自足できたら嬉しいかも…… という訳で、早速ネットで調べたけど、葉っぱの形とか、似てるのが多くって何だか良く分からない



 写真では立派な実がついてるように見えるけど、実際は人差し指の爪ほどの大きさしかないし、スペインなど食用オリーブが育つ地域に比べるとここは気候が冷涼だから、どんなもんなのか 実が落ちるまでの間に、何とか判明するといいなぁ。


春がやってくる

2010年07月21日 | エコ
 日本が夏の本格的な暑さの到来する頃、ニュージーランドは真冬を迎える。統計上では、冬至(北半球では夏至)から2週間後が一番寒くなるとのこと。一時期は毎晩氷点下5℃、6℃の冷え込みが続き、家の水道管が凍りかけてヒヤヒヤしたんだけど、このところは気持ち、寒さが緩んできたような感じだ。

 今日は、猫かぶりとそろって一緒の非番。お天気がよくて日向はポカポカ気持ちがいいので、久し振りに庭仕事をした。毎晩、霜が降りてガチガチに凍っている家庭菜園は暖かくなるまでお休み。春が来る前に、やっておかなきゃいけないのは庭木の刈り込み。バラの木は猫かぶりが先日刈り込んでくれたので、すでにすっきりさっぱりしてて気持ちがいい。

 脚立に乗ってツタの剪定作業。ちょっと見ない間に、ジャングルのように生い茂ってしまったツタを、根気よく、剪定ばさみでバッサ、バッサと切っていく。電動剪定機があればもっと楽なんだけどな~(注:ニュージーランドではこの手のものは工具店で普通に買えます)。猫かぶりと交代で、一人が脚立を押さえて、もう一人が剪定をする。うん、きれいになった

 ふと、刈り込んだバラの根元を見ると……



 一面にラッパスイセンの芽が 植物はちゃんと知ってるのね、一番寒い時期が終わって、日一日と春に向かって季節が動いていることを。あと一ヶ月もすれば、椿が花をつけ、それを追うように一面に黄色いラッパスイセンが咲き乱れるのよね…… 

そんな当たり前なことに、何だかとても嬉しくなるねむりねこだった。

エコガーデン グリーントマトを美味しく食べる

2010年04月29日 | エコ
 トマトを収穫した。生育過程で枝や花を剪定しなくてはならないのを知らず、放ったらかしにしたら、伸び放題の育ち放題



 5株のトマトは何と100個以上の実をつけてしまい、



そのうち赤く熟したのは一割以下、



大多数は未熟で緑色のまま。



 熟してないからって、全部コンポスト行きってのは、ちょっともったいないよね。何とか食べる方法はないかなぁ…… とネットで探したら、ほぉ~、結構あるもんだこと。 

 ポピュラーなのは砂糖やスパイスと煮詰めて作るチャツネなんだけど、元来が甘党でないねむりねこにはこれはキツすぎる。で、ケーキとフライを作ることにした。

 ケーキのレシピのレビューには、「驚くほどおいしかった」というコメントがあったので、ちょっとワクワク。半年の山小屋生活で料理の腕を上げた、猫かぶりがケーキを担当。せっかくなので、友人に上げる分も作った。

 材料は、普通のケーキ生地(小麦粉、砂糖、バター、卵、ベーキングパウダー)に、レーズン、アーモンドの砕いたの(レシピだとクルミだったけど手持ちになかったので)とさいの目に切った緑のトマト、それにシナモンとナツメグ。詳しくはこちらを(アメリカのレシピなので、オーブンの温度は華氏になってて、ちなみに摂氏だと177℃)。



 さあ、試食…… お、美味しいではないの 緑のトマトは、ほのかに酸味はあるが渋みは全くない、言い換えると「風味のないトマト」。だから、ケーキの具にしても他の素材とケンカをしないどころか、うまい具合に馴染んでしまうのだ。甘さもちょうどよく、レーズン、ナッツ、スパイスと絶妙のハーモニーだ 作りたてはちょっとパサパサしてるけど、次の日になると、トマトの水分がいい感じで全体になじみ、しっとりとして一層おいしい。

 次は、映画の題名にもなった、アメリカ南部の庶民料理「フライド・グリーン・トマト」も作った。これはとても簡単で、1㎝程度の輪切りにしたトマトに塩コショウをして、小麦粉、とき卵、パン粉の順につけて油で揚げるだけ。そう、海老フライのトマト版である。この料理はが担当した(参考にしたレシピはこちら



 美味しく食べるコツは、カリカリに焼いたベーコン、ソーセージ、目玉焼きなどと一緒に熱いうちに頬張ること。外側はカリッとして、内側はしっとり。揚げ物の割には軽い食感で、思っていたよりもずっと美味しい トマト自体はとてもさっぱりしてるので、塩気が強いものと一緒に食べるか、とんかつソースをかけてもいい。決してグルメではないけれど、生食には適さない野菜を無駄にしない食べ方としてはマルである

 家庭菜園で未熟なトマトが大量にできてしまったみなさぁん 他では味わえない料理を楽しむチャンスですよ~ もし、どなたかこれを見て作られたら、コメントをお願いしますね