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子供の体力低下や視力未発達など、子供の変調を指摘する保育、学校関係者が増えている

2006年03月09日 | 子供の健康

 普段は挨拶ができ、ニコニコしているおとなしい子が、なぜか時々乱暴になる。同様の子が何人かいて、周囲が引きずられて乱暴になる。ある保育園長は、「理由無く乱暴する子の存在に気付いたのはこの数年のこと」と話す。

 この様な現象を、信州大学助教授(精神生理学)の寺沢宏次さんは、「食生活、生活リズムなど様々な理由が考えられるが、外での遊び、人と触れ合う機会が減っていることも原因では」と指摘する。

 運動や遊びなどで仲間と体を動かすことにより、脳の「前頭葉」の働きが活発になることがわかってきた。「前頭葉」は、感情や意志を司るとされている。

 寺沢さんは「今の子の脳は“運動不足”。他人と触れ合いながら、どんどん体を使わせることが、脳を育てることになる」と強調する。

(参考:読売新聞 2002.6.18)


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