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自然・環境・フィットネス・コミュニティ

6月6日 日本の野生メダカは2種~我が家で子メダカ誕生

2012年06月08日 | 自然回帰・メダカ

Dscf4777Dscf4779 これまで1種類とされていた国内の野生メダカのうち、青森県から兵庫県の日本海側に生息するメダカは別種であることを、近畿大学の大学生らが突き止め、新種として認められました。Dscf4780

 1980年代に新潟大・酒泉満教授が「北日本集団」と「南日本集団」とは遺伝子に違いが有ることを報告しましたが、形態の違いは詳しく調べられず、1種類とされてきました。

   〔メダカは地域を超えて放流しないで!〕

 メダカは、日本の地域ごとに異なる遺伝子型集団が分布しています。出身地の異なるメダカを川や池に放流すると、メダカの交雑により、その地域特有の遺伝子を持った個体群が絶滅する恐れが有るため、十分な配慮が必要です。

 ヒメダカは鑑賞用に品種改良された養殖魚で、野生のメダカでは有りません。ヒメダカを放流すると、野生のメダカと交雑して地域の固有種を絶滅させることがあり問題です。 

   (参考:読売新聞、NPO法人メダカのがっこう)

Dscf4774Dscf4767  6月8日、我が家の野生メダカに、子メダカが誕生しました。

 この所の暑い日差しが誕生を促したのかも知れません。


真夏日と子メダカ発見

2009年06月23日 | 自然回帰・メダカ

Dscf3108  東京の気温は、29.7度となり、真夏日に迫る暑さになりました。

 これだけ暑ければ…と期待して覗いた所、子メダカを1匹発見しました。

 今年は、親の黒メダカの数が少なくて心配でしたが、大事に育てたいと思います。

   〔その後〕

 6月26日、東京地方の最高気温は、31.9度となり、今年初の「真夏日」になりました。


メダカを救え…ご近所の底力

2009年06月19日 | 自然回帰・メダカ

Dscf3025  19日、NHKTV「ご近所の底力」で、千葉市・仁戸名地区で行われた、メダカ復活の取り組みが紹介されていました。

 探していた地域のメダカが見つかり、メダカを復活する方法として、田んぼとそれを結ぶビオトープを造成する取り組みです。

 新宿の私達の地域の小学校では、一坪程のミニサイズですが、同様の発想のプランが始まろうとしています。

 私達の取り組みの展開は、姉妹ブログ「新宿と岩井・自然耕田んぼの交流日記」で紹介します。


メダカ~命の循環

2008年05月05日 | 自然回帰・メダカ

Rimg0002  私が育てているクロメダカが死にました。発泡スチロールの「ミニ田んぼ」にそっと置いてあげると、モノアライガイや微生物に、2日間で分解されて田んぼに帰って行きました。

 自然の命が溢れている「自然耕田んぼ」でも、田に水が張られている時にいっぱい繁殖したメダカが、稲の刈り入れ前の水抜きの時に、田んぼに取り残されるメダカがいて、やがてそのメダカたちは田の養分に還元されるそうです。

Rimg0005  水草の中をよく見ると、メダカの卵が幾つか産み付けられていました。小さな命の循環を大切に見守りたいと思います。


杉並区で野生メダカ発見!

2008年01月26日 | 自然回帰・メダカ

Scan0002  東京都・杉並区で、区内では絶滅したと思われていた野生のメダカが、同区内の元中学校教諭・須田さんの池で発見されました。

 須田さんが中学生の頃、自宅周辺は川が流れ、水田が広がっていました。第二次大戦中、その川から防火用水のボウフラ退治にとメダカをとっていました。

 自宅にはトンボを育てるための小さな池があり、そこにメダカを入れていました。

 須田さんの自宅近くの区立公園の解説板に「昔の杉並にいたメダカは絶滅した」と記載されていました。

 昨年末、須田さんが自宅から持ち込んだメダカを都・野生生物保全センターでDNA鑑定してもらった所、純粋種の野生であることが分かりました。

 (参考:朝日新聞)