天気予報では、前日から大雪に対する注意を呼びかけていました。東京地方は、13年ぶりに「大雪警報」が発令されました。都心では、8日午後11時に積雪が27㌢に達しました。
1969年3月に30㌢を記録して以来、45年ぶりの大雪になりました。今回の大雪で、11都県で13人が死亡、29都府県で負傷者は1500人に上りました。
14日は、朝6時過ぎにはうっすら積もり始めました。今回の雪は、前回に比べ気温が高めなので湿っています。それでも、積雪は10㌢余りとの予報が出ています。
南岸低気圧の接近に伴い、未明には雨に変わるようです。
ニュースで、東京や関東に雪が多い時の気象に付いて、「黒潮の蛇行が影響する」という興味深い解説がされていました。
黒潮の流れが、本州に沿って北上するとき、通常は伊豆半島沖と八丈島の間を流れます。今年は、流れが大きく蛇行して、八丈島の遙か沖合いを、北上しています。
黒潮の流れに沿うように南岸低気圧が北上するとき発生する温暖前線と寒冷前線の雨の区域が沖合になり、内陸では雪になる確率が高くなるそうです。
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今度は、19日(水)にも雪の予報になりそうです。