21日午後11時現在、死者184人、行方不明24人、負傷者1万1千人、被災者150万人との報道。
中国人民解放軍などが救援活動を本格化させているが、道路の寸断などにより被災者の食料や水は不足している。
諸外国の救援申し入れに対し、中国外務省は、国内で対応できるとして辞退する考えを示した。
3日にも強風が吹きましたが、今回はそれを上回る勢力の低気圧が迫り、警戒が呼びかけられています。
東京でも、大雨洪水警報が発令され、最大瞬間風速25メートルを記録しました。
6日夜、気象庁と東京都は「指定河川洪水予報」にもとずき、神田川と目黒川に、制度運用後初となる「氾濫警戒情報」を発表しました。
神田川と善福寺川では、午後11時頃、観測地点の警戒水位を超えました。都では、環状7号線の地下にあるトンネル状の「調整池」への取水を開始しました。
この「調整池」には50万㌧以上の水を貯めることができます。今回は、40%近く取水しました。
平成9年に調整池の活用が始まって以来、浸水被害は大きく減っています。都では、このような調整池の整備や工事を28ヵ所余りで進めています。今後、それぞれの調整池をつなげて、対策の強化を計画しています。
8日の報道では、日本各地で4人が死亡し、30人を超える負傷者が出たと報じられています。