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自然・環境・フィットネス・コミュニティ

赤トンボ見つけて…!

2007年09月30日 | 自然回帰・トンボ

1_2  減少が心配されている、赤トンボの愛称で親しまれている「アキアカネ」の生息調査への協力を「全国トンボ市民サミット・実行委員会」が呼びかけている。

 詳しい調査方法や、アキアカネの見分け方などは、ホームページに記載されている。 http://tomsummi.com/

 「むさしの里山研究会」の新井裕さん(実行委員会メンバー)は、「全国レベルの広範囲で統一的な調査ができれば、原因を推定し、赤トンボ減少の危機を防げるかも知れない。トンボ愛好者だけでなく、一般の市民が調査を通して身近な自然に関心を持ってくれることにもつながる」と期待している。


赤トンボ追跡大作戦~羽の赤い印「見たら教えて」…

2007年08月11日 | 自然回帰・トンボ

1_20  日本の代表的な赤トンボ「アキアカネ」は、6月下旬に低地で成虫になり、夏を涼しい山間部で過ごして、秋に低地に下りてくることが知られている。だが、どれだけの距離を移動するかなど不明な点は多い。

 「アキアカネ」の羽に赤いマークをつけて追跡する大規模な試みを、元国立環境研究所総合研究官の春日清一さんが始めた。

 自宅近くの茨城県美浦村の霞ヶ浦南岸で孵化したアキアカネの移動経路を突き止めるのが目的で調査への協力を呼びかけている。

  

  霞ヶ浦周辺のアキアカネの多くは約40㌔㍍離れた筑波山で夏を過ごすと考えられているが、春日さんは、100㌔㍍以上離れた栃木・日光連山や東京・奥多摩まで行く可能性も有ると見ている。

 また、アキアカネが霞ヶ浦に戻ってきたら、トンボがどうやって生まれ故郷を覚えているのか、新しい謎も生まれる。

 春日さんは、これまでに約250匹を追跡用にマークして放したが、「一人では追跡しきれず、羽の赤いトンボを見かけたら教えて欲しい」とはなしています。

 連絡先は、電話029-886-0360。

 メールは、skasuga@mvi.biglobe.ne.jp

 (参考:2007.7.9 読売新聞)


日本の蛍は何種類?…トンボが鏡に産卵?…

2007年07月24日 | 自然回帰・トンボ

〔ホタル〕ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルぐらいは知っていましたが、日本には42種類ものホタルがいるとは知りませんでした。特に、沖縄にはその種類が多く生息しています。但し、幼虫は水に入らず、草むらをはい回りながら光る種類のホタルです。

 そんなホタルがいるとは知りませんでした。

〔トンボ〕トンボは、キラキラ光る水面に敏感な習性を持っています。例えば、草むらにカガミを置いて実験すると、トンボはそこに卵を産み付けます。

 へえーっ、そんなことが有るんですか。今度実験してみましょう。

 以上は、「NHKラジオ・夏休み子ども科学電話相談」の先生の回答です。

 先生が、「生き物を捕まえてよく見て観察し、大事にすることも大切です」とコメントしていたことも印象に残りました。

 


赤トンボ激減の原因は…?

2007年06月29日 | 自然回帰・トンボ

 赤トンボの一種「アキアカネ」が減少しだしたのは、1990年代からといわれています。

 アキアカネの激減の一因に、水田の環境変化が指摘されています。例えば、稲が元々持っている、水を吸い上げる力を引き出そうとする農法が有ります。この農法は、水を落とす「乾田化」を行います。田んぼが乾いては、ヤゴが生きて行けません。

 又、新しい農薬の影響も心配されています。新しいタイプの農薬は、苗床の時に農薬を吸収させます。周囲への影響がないとさせていますが、その苗の田んぼは、藻類が減少します。すると、植物性プランクトンの減少→動物性プランクトンや水生昆虫の減少→トンボの餌の昆虫の減少→トンボに影響、という連鎖が起きてしまいます。

(参考:2007.6.26 NHK・TV 「クローズアップ現代」~身近な昆虫に異変あり)


赤とんぼが日本全国で激減…

2007年05月17日 | 自然回帰・トンボ

 5月12・13日に、江東区文化センターで「全国トンボ市民サミット」が開かれました。全国13都道府県から参加者が集まりました。

 その中で、日本全国で赤とんぼが激減していることが報告されました。例えばアキアカネは、都会でも穀倉地帯でも減っているそうです。減少の割合は、約1万頭の単位が→10頭位の激減ぶりだそうです。

 サミットでは、3年がかりで全国調査を行う計画を立てています。一般市民が調査を行いネットで報告するシステムを検討しています。

 (参考:2006.5.16 TBSラジオ)

 先日、地域の小学校のミニ田んぼの田植えに備えて、水草の整理を行いました。タタミ1枚分位の小さな田んぼですが、小さなヤゴが何匹も見つかりました。見つけたのはシオカラトンボのヤゴですが、昨年は、イトトンボのヤゴもいました。

 この田んぼは、冬にも水を張る「冬季湛水水田」にしてあるので、メダカが泳ぎ、オタマジャクシも誕生する生き物たちがいっぱいの田んぼです。