緑のカーテン冷房いらず

　世田谷区の共同住宅に、コンクリート建物の外壁沿いに、様々なツルや草木が伸び、すっぽりと覆われている建物があります。外が暑くても、中はクーラー無しでも２８度ぐらいだそうです。
　「緑のカーテン」が涼しさを生み出す理由は、日光を遮ることに加え、道路のアスファルトからの放射熱をブロックし、外壁などの表面温度が高くならないためです。葉の表面からは水分が蒸発し、熱を吸収します。
　「緑のカーテン」の取組みが近年、各地の小学校や住宅、板橋区役所の庁舎などでも導入され始めています。
　　　　　　　（参考　：　２００５．８．１２　読売新聞　涼をつく～る②）