エコ・スクールンが『柳崎小学校』で開催されました
【教科領域】総合 【単元名】環境探検隊
講師は神山(こうやま)先生です
地球の写真、何が見える 木海砂漠・・
元気な返事が次々にあがります。
地球上で使える水はどのくらいあると思う ・・
ほとんどが海水。地球上の水がコップ130杯だとすると、海水が126杯氷が3杯生活に使える水は1杯
日本人は1日約320リットルを使うと言われているけど、砂漠地域では1日10リットルなんだ。
水はいろんな形になって変化しながら動いてる
では『書く時間』
水を何に使っているかな。1人5個以上書いてみて
お風呂、料理、手洗い、掃除、歯磨き、洗濯、水鉄砲、ガーデニング、虫の世話、プール・・1人で9個あげた子も。
洗面で12リットル/分、洗濯1回に120リットル、トイレ1回に10リットル使うんだ。掃除のときなど、流水で洗わずにバケツへのため水を使ったり、流れる量を減らしたりといった工夫をすれば、使う水の量は減らせるんだよ
水はどこからくるんだろう
川口市の水は荒川から。
・・・でも、世界中の川で、不法投棄がいろんな生物へ影響を与えているんだ。
アホウドリの体内から・・プラスチック片、ペットボトルキャップ、ライターまでもが見つかった例もある。
汚れた川の例として、泡だらけの下流の写真も。
ここで休憩タイム。
校庭では、運動会の練習が行われています
さてさて、講義再開
台所やトイレ、生活排水と川は繋がっているんだよ。
みんなの家ではどんな洗剤を使っているかな
昔と違って、石鹸よりも合成洗剤を使うようになったけど、合成洗剤には『界面活性剤』が使われれていて・・これが浄化しきれずに川へ流れると生き物にも影響が出てしまう。
洗剤の成分表示の界面活性剤の割合が高いほど多いってことだよ。
水を汚しているものを3つ、あげてみて
身体、雑巾、習字、汗、絵の具・・・
料理の残りなど、人口が少ないときには、自然がキレイにしてくれていたんだけど、人口が増えた今は、その浄化作用が追いつかなくなってきているんだ。
水を最後にきれいにしてくれるのは『微生物』。でも完全にはキレイにならない。だから・・
私たちは、普段から生活水をキレイに使うようにしようたとえば・・
お皿についた汚れは、拭きとってから洗う
洗剤を多用しないようにする
先生が体験されたボルネオでの様子も紹介され、子ども達からは講義に関してたくさんの質問もあがりました
次のエコ・スクールンでは、汚れた水などを濾過する実験を予定しているそうです。楽しみですね(渡辺)
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