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★花シリーズ★球根ベゴニア4(スタンドタイプ)

2012年05月08日 | ★花シリーズ★
ベゴニア (Begonia) とは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属、学名 Begonia)に属する植物の総称。

Begonia の名はフランス人ミシェル・ベゴン(Michel Begon, 1638-1710) の名に由来する。

フランスの植物学者シャルル・プリュミエール (Charles Plumier) が1700年に出版された書物の中で6種をベゴニア属として紹介した。Begon はフランス領アンティル諸島の総督(在職1682-1685)であり、Plumier を当地における植物採集者としてフランス王ルイ14世に推薦した人物だった。

熱帯〜亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種がつくられたため、それらの性質は多様である。

共通する特徴は、葉の形が左右非対称でややゆがんだ形であること、花は雌雄別であり4枚の花びらをもつことなどである。

鑑賞のために栽培されるベゴニアの多くは多年草の草花であるが、球根性のもの、木立性のものもある。また、花を鑑賞するためのものが多いが、観葉植物とするものもある。

ベゴニアは原種、園芸品種ともにさまざまな種類があり、花の美しいものや葉の美しいものなど種類が非常に豊富です。園芸的に分類すると、球根ベゴニア・木立性ベゴニア・根茎性ベゴニア・レックスベゴニア・花ベゴニアに分けられます。種子は非常に小さく、1ミリリットルで2万粒くらいあります。分布は、ブラジル・メキシコ・フィリピン・ボルネオなど、全世界の熱帯から亜熱帯の海抜1000~2000mの高地に2000種くらい自生しています。










主な種、品種

日本で栽培されている種類は多いが、大きく3つの範疇に属するものがある。

木立ち性ベゴニア

茎が長く直立し、地下に球根や塊茎を作らないベゴニアです。たくさんの品種があり、その多くは花も葉も両方1年中楽しめる四季咲きです。
茎の形状はさまざまで、矢竹型、叢生型、多肉茎型、つる性型に分けられます。


花壇に植えられる、小さな花を多数つけるもの、センパーフローレンスが代表。生育形態から、叢生型、矢竹型、多肉茎型、つる型に分けられる。ちなみにセンパフローレンスは叢生型。
ベゴニア・センパフローレンス(学名 Begonia Semperflorens(他表記もある)) おそらく日本で一番ありふれたベゴニアである。四季咲きベゴニアとも呼ばれている。公園や学校に植えられている小さいベゴニアは、ほとんどこの種である。多くの品種がある。南米原産の Begonia cucullata に他種を交配して作出された系統だが、球根性の Begonia gracilis も作出に使われたという[1] 。


根茎性ベゴニア

茎や葉が横に這ったもの、直立しても背の低いものが多いですが、なかには木立性ベゴニアと区別のつけにくいものもあります。
葉や花は、形・色がさまざまで、観葉植物としての価値の高いものが多いです。

レックスベゴニア

観葉ベゴニアの代表的な品種です。
園芸品種は、いろいろな野生種が関係しているので、葉の形や色、まだら模様、光沢、基部の渦巻きなどがさまざまに組み合わさって観賞価値の高いものが多いです。
レックスベゴニア インド~ベトナム原産のBegonia rexに、他種を交配して作出された品種群。形質は元々のレックスと同じ根茎性のほか、木立性になるものもある。


球根性ベゴニア

南米ボリビアやペルーなど、アンデス山の熱帯高地に自生する球根性ベゴニアをもとに交雑された園芸品種です。
花の美しいベゴニアで、花色は赤やピンク、黄色、オレンジ、白などさまざまで花の大きさも直径20cmを越えるものもあります。上に伸びるスタンドタイプと垂れ下がって伸びるハンギングタイプがあります。







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