『磐城誌料歳時民俗記』の世界

明治時代の中頃に書かれた『磐城誌料歳時民俗記』。そこには江戸と明治のいわきの人々の暮らしぶりがつぶさに描かれています。

いわき市平の立鉾鹿島神社

2007年05月08日 | 歴史
大須賀筠軒(おおすがいんけん 1841年~1912年)は
『磐城誌料歳時民俗記』(明治25年(1892)序文執筆)のなかで、
いわき市平中神谷に鎮座する立鉾鹿島神社について
次のように述べている。

八日 立鉾明神、城東一里、中神谷村ニアリ。祭神、武甕槌命。

このように『磐城誌料歳時民俗記』では、
旧暦の4月8日に祭礼が行われていた立鉾鹿島神社だが、
現在では5月の連休に祭礼を行っている。
子ども神輿も繰り出し、にぎやかな祭りとなっている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする