EDINET(有価証券報告書の電子開示システム)をXBRL化しようという動きが加速しそうだ。「笑門福来」ブログに紹介されていたので気が付いたのだが、11月16日に金融庁が出した以下のペーパーに、金融庁がEDINETのXBRL化を加速させる方針であると宣言している箇所がある。
「ディスクロージャー制度の信頼性確保に向けた対応について」 -- 金融庁
XBRLは簡単に言ってしまうと財務諸表のXML標準であるが、XMLであるが故に財務データの柔軟な取り扱いが可能となる。今のEDINETでは検索程度しか出来ないが、XBRL化されれば過去に遡ってデータの比較を行うことも可能だろうし、他社データとの比較も容易になるはずだ。
金融庁も先のペーパーで「開示書類に係る分析能力の向上」に主眼を置いているところが、ポイントである。XBRLとは、単なる紙の電子化ではないのである。
「ディスクロージャー制度の信頼性確保に向けた対応について」 -- 金融庁
XBRLは簡単に言ってしまうと財務諸表のXML標準であるが、XMLであるが故に財務データの柔軟な取り扱いが可能となる。今のEDINETでは検索程度しか出来ないが、XBRL化されれば過去に遡ってデータの比較を行うことも可能だろうし、他社データとの比較も容易になるはずだ。
金融庁も先のペーパーで「開示書類に係る分析能力の向上」に主眼を置いているところが、ポイントである。XBRLとは、単なる紙の電子化ではないのである。
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