Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

三浦半島釣行 - 相対的に立派

2006-03-26 | ◆釣りバカ
ここ2回、全く釣れず、しかも寒いので、持って行った氷をまたもって帰ってくるという愚かなことを繰り返してきた。冷凍庫に占める体積も大きく、極めて無駄である。

さて、今回は、基本に立ち返り、馴染みに三浦半島は城ヶ島、居島新堤へ渡る。他にも渡る地元の釣師がいる。彼らの狙いはメバルだという。この前も30センチの大物を釣り上げて、食い飽きたから凍らせてあるという。既にこちらは、この話に圧倒されて動揺を隠せない状態。



さて、渡し舟で沖堤防へと渡る。海面からの高さが5メートルもあるので、まずはよじ登って鉤のついたロープで順々に荷物を引っ張り挙げる。我々の分とメバルおじさんの分をすべて上げ終わり、渡し船が離れていく。すると、一緒に行ったS君が、「あれっ、エサどうしたっけ?」などという。あれ、確かにエサがない。撒きえさと付けエサとビニール袋にして2つ分。

あぅぁぁぁー。向こうの岸壁に上に忘れてきた。。。大メバルの話に動揺させられてエサを積み込むのを忘れたのである。既に負けている我々。メバルおじさんからは、俺のエサはサンマの切り身だからあげられんな、などと言われる。やむなく渡し船屋に電話して、持ってきてくれ~とお願い。10分くらいで届けてくれる。やな始まりだ。

そういえば、行きの車のなかでS君は、「今日はタモ網持ってきているか? なんか今日は使う気がする」などと言う。この雰囲気でそれが当たるとは到底思えんな。買って1年、このタモ網で魚を掬ったことは1回くらいしかない。大抵は、海に落としたものを拾っているのだ。

さて、既に堤防にも釣師が何人か渡っている。先端部分ではカゴ師がタイを狙っているが、どうやら不調のようだ。我々も釣り始める。っと、すぐに大型のウミタナゴが掛かる。まぁ、これなら今日はたくさん釣れるんだろうと、ちょっと迷ったがリリース。

しかし、その後はいまいちヒットしない。するとカゴ師が場所を移動して釣り始めた。ほどなく、「すみません、タモ網お願いします!!」と叫ぶじゃない。タモ網を持ってかけつけると、巨大な鏡のようなものが水面近くを近づいてくる。「シマアジだ!!」。おぉぉ。でかい。見事掬い上げると、40センチはあろうかという巨大なシマアジ。こんなものまで釣れるのかい。「シマアジは群れだから、いまなら釣れるぞ!!」とありがたいアドバイス。

でも全然釣れない。そのカゴ師もそれっきり。するとS君の竿がぐーっとしなって、「タモ網!!」と来た。するとでっかいメジナ。お見事。こんな感じ。



すると、こちらもグーとしなったが、タモ網は要らない。まぁまぁなので、久々にクーラーへ。みっともないので写真は載せない。まぁ、そんな感じで、はやくも帰る時間。あぁ、あのウミタナゴは捨てるんじゃなかった。しかし、S君の予感は当たった。しかし、大物釣ると半年つれなくなるからな。

さて、今はまだ大根の季節。魚よりも遥かに重たい大根を買って帰る。いつも立ち寄る大根屋はこちら。三浦の大根は非常にうまい。もう少し寒い季節だと、サラダ大根と彼らが呼んでいる赤い大根があって、これを生で食べるととても旨い。



ちなみに大根屋の名前は、「ザ・作兵衛」。釣れない釣師が帰りに大根を買っていくには丁度良い、人をなめた名前なのである。まぁ、今回はクーラーに魚が入ったということで良しとしよう。



おしまい。

捨て身

2006-03-24 | ◆釣りバカ
ブログはしばらく書かないと書きにくくなる。なんか期待が大きくなっているような気がするから。でも実は誰も期待してない。

そして、釣りもしばらく行かないと行きにくくなる。なんか期待が大きくなっているような気がするから。でも、ブログ以上に期待されてない。誰からも。

無謀な大島行き以来、はや半年、せっかく買った出刃包丁と料理本で出番が来ない。今週はセミナーも頑張ったし、ひょっとすると釣れるかもね。

基本に立ち返り、三浦半島 城ヶ島だ。
まだ行ってないよ。明日だから。