何かくれ

金沢八景の太田屋から何と誕生日割引の葉書。

これは行くしかない。しかし、釣り物はアジかタチウオ。

アジはやっぱり走水が良いので、不慣れながらタチウオを狙ってみる。

船は三浦半島をぐんぐん離れてむしろ房総半島に近い方へ向かっていく。

そこに10数隻の船団を発見。何釣ってるのかと思ったら、これがタチウオ

狙いの大船団。おぉ、これはすごい。これまで狙ったことのないタチウオ

であるが、実は大人気の釣り物なのか。

魚屋では短冊状になった10センチ程度の銀板しか見たことが無いだけに、

一本そのままのタチウオを是非拝んでみたいもの。

そしてついにその願いは叶う。そりゃ誕生日ですから。

しかし、だからと言って一本だけというのは酷くないか？

誰かなんかくれ。

事件とは何か - 「ワカメ持ってけ」

むか～し、夏に自転車に乗って旅行をしていたときのこと。小さな漁村でテントを張っていたら周りにワラワラと人が集まってきた。話しかけてきたおじいさんによると、この村はあまりに日々退屈で、外から人がやってくることが事件なのだと。つまり、事件とは非日常的な出来事であり、私が村を訪れたことは非日常的なこと、つまり事件だったのである。

これまでは、釣りに行って想定外ものを持ち帰ると事件扱いにしてきた。それは、突如貰い受けたタイであったり、イカであったり、海苔であったり、野菜であったり。しかし、このブログを読み返してみると、事件ばっかりではないか。こっちは警察じゃなくて、一般生活者の側なので、そんなに事件ばっかり起きると困るのですよ。

つまり、釣れないのは日常。なので、タイトルにある通り、今回は事件扱いせず「ワカメ持ってけ」。


う～ん、最近日頃の釣りバカでは無い人を誘って釣行することが増えてきているのだが、ワカメだと誘いにくいなぁ。困った。