Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

今日はフグ鍋 - 千葉県富崎港

2008-02-17 | ◆釣りバカ
普段の釣り場は三浦半島の先端、城ヶ島である。
しかし、年が変わるとついつい新しい釣り場に挑戦したくなる。
過去にも2006年の頭に木更津沖堤防へ行き、極寒の堤防で無反応の海と対峙し、あえなく撤退した過去がある。記録にはないが、2007年の頭にも同様の失敗を繰り返した覚えがある。確か強風にあおられ釣りそのものすら断念した。

しかし、我々は同じ過ちを繰り返す。
何故か今回は大丈夫なのではないかと。
今回は大胆にも千葉県の館山まで一気に下り、釣りを試みることとした。
しかし、千葉に関しては夏の青物情報は豊富であるが、冬の釣りもの情報が極めて少ない。

館山港へ行くと、いくらか釣り人がいるが極めて寒々とした気配が漂う。スズキをルアーで狙う面々と、黒鯛をうきふかせで狙う面々。ところが近くの釣具店へ行くと、シロギスくらいかしらね、などという。要は、今はこれが釣れるという魚がないようなのだ。ためしに、胴突で魚の反応を確かめてみるが、やはりほとんど反応がない。絶滅状態の海である。これは2006年の木更津と同じではないか。


そこで、場所を変え、更に南へ移動し、房総半島も先端に近い富崎港へ行く。ここまで来ると釣り人すらいないのだが、実にのどかで良い雰囲気である。しかも、徐々に日差しが暖かくなり、さすが南房の雰囲気が漂う。しかし、もはや釣りものを聞く相手すらなく、試してみる他にはない。水深もそれなりにあるのでうきふかせで始めてみる。

しばらくすると、ググーと引き込み、動きは激しくないが結構重い。引っ張り上げてみると25センチくらいもあろうかと思われるショウサイフグである。さすが房総、先端まで来るとフグもでかい。どうやら、そこはフグの巣であったらしく、次から次へとフグが釣れる。しかし、フグは歯が鋭いので、結構噛み切られてしまった。結局7匹ほど釣り上げることが出来た。



三浦半島と違って野菜は売ってないかなと思いきや、ありました地野菜の販売店。真っ白いタマネギが葉付きで売ってた。さらに、房総らしく菜の花の芽なんかも売っていたので、これも買い。これを使って今日はフグ鍋である



といきたいところだが、私には出来ないですよ、フグの料理が。
ということで、フグは全部リリース。
例によって野菜の買出しに終わった千葉釣行でありました。