Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

狛犬がブリをくわえてやって来た

2006-01-22 | ◆ビジネス
タイトルは「釣りバカ」系ですが、今回はテクノロジー系の話がミックス。

オープンソースのJAVA開発フレームワークであるSeasar2。そのSeasar2をベースとしたワークフローエンジンであるS2Buriが公開された。そのオリジナルの製品はスターロジック社が開発したが、それがSeasar Foundationへ寄贈された形。

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Seasar Foundationホームページはこちら

先日、別のSeasar2エンジニアを多く抱える企業の会社とお話する機会があったが、こちらでもSeasarをより使い易くするために、ツール類を開発したり公開したりしているという。良く比較されるSpringFrameworkと比べて、圧倒的にSeasarが勝っていることから、エンジニアをSeasarに投入することとしたと言っていた。

まさに、オープンソースならではのダイナミズムがあるなぁと実感した次第である。ちなみに、後者の方の会社は、オフショアにも60人規模でSeasarベースの開発リソースを確保できているという。

さて、先のワークフロー・エンジンのBuriであるが、魚のブリだそうである。そして、開発中のコード名はハマチ。かつて、釣りに行ってタイをもらう、という屈辱を味わったが、今回は釣りをしているところに、狛犬(Seasar)がブリをくわえて、やって来たという感じですな。

ところで、デブサミで喋る予定です。
タイトルは、
『狛犬の飼い方教えます ~企業とオープンソースの生きる道』

企業がオープンソースへ取り組む際の矛盾点と、その解決方法について、Seasarのチーフコミッタであるひがやすをと議論します。


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