Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

大型クーラー買うか

2008-03-23 | ◆釣りバカ
今持っているクーラーは、幅30センチ程度。
陸釣り専門としては十分なサイズ。というか、それでも氷の運搬にしか利用されないこともしばしばなのである。

しかし、今回昨年に続いて2回目の挑戦となった船釣りでは、皆結構大きいクーラーを持ち込んできている。ターゲットのすずきは80センチ超も珍しくないらしく、幅がそのくらいあるクーラーを新調している人もいた。

さて、昨日までの風雨も去り、港のなかは実にのどか。
波風1つ立っていない状態。天気も良いし、これなら船酔いの心配も無いだろうと思われた。当然、前回同様に、前日のアネロン、当日朝のアネロンは欠かしてはいない。しかし、いざ港を出たとたん、こんな感じ。



大したことないと言う人も多いかもしれないが、これまでの人生で船酔いをしなかったことがない事を思えば、感覚的には富嶽三十六景な感じ。未だ肉体的船酔いにには至らないが、精神的には既にダメージを受けた状態である。

釣り場まではおよそ20分。到着したところで波が収まる訳でもなく、これまでの自分の常識では有り得ないような波の中、小魚の形をしたメタルジグを使ってスズキ釣りを開始。メタルジグを底まで沈めて10メートルくらい巻き上げる。その間に、小魚と勘違いしたスズキがメタルジグに食いつき、そこにぶら下がった針に引っ掛かるというわけだ。

すると開始早々に背中に針を引っ掛ける形でまず1匹。変なところに引っ掛かると、実は引きが非常に強くて面白い。まぁどこに引っ掛かったにせよ、釣れたには変わりない。とりあえず、早々に一安心。考えてみれば、随分魚らしい魚を釣ってないもんだ。まぁ前回はフグだったけど食べられなかったし。

しかし、その間、早くも隣でゲロゲロ始めた若者が。気にはなるものの、どうにも他人事と思えず正視できない。なんといっても、人生の中で船釣りで船酔いしなかったのは前回の1回のみ。明らかに前回よりも高い波の中、アネロン効果はどこまで続くのか。

途中でアネロン追加投入もしつつも、結局船酔いには至らず、すずきを全6匹。大きいもので40センチくらいか。

でも大きいクーラー買い込んだひとには80センチ超も掛かっていたりするので、やっぱり形から入るか。これまでも、道具を買っても実態が着いてこない経験を積み重ねてきただけに、やや気が引けるが次回の船釣りでは大型クーラーを持ち込むこととしよう。

さて、今回の船釣りの主催者のM氏が言うに、すずきは骨が固いから近所のスーパーに持っていってさばいてもらうのがいいという。そんなこと出来るかと思いながら、帰りがけにオオゼキに寄ってお願いしてみると、「いつもお世話になってるからやりますよ」と快く引き受けてくれた。ところが、このオオゼキはたまたま通りかかっただけなんですな。でも、有難うございました。これからはオオゼキでもっと買うようにします。こんな感じでパックしてくれました。


ということで、どうも船酔いからは脱却できたかも。