Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

第2回戦 カワハギ - 人類の歴史を途絶えさせない努力

2012-02-06 | ◆釣りバカ
先日ニュースでも大々的に報じられた通り、釣りは人類が四万年前より営々と営む歴史的な文化資産である。

これを途絶えさせることは、人類の歴史にとって大いなる損失となる。

つまり、これを途絶えさせないためには、必ず釣らなくてはならないのだ。

ボウズは許されない。

ということで、今回はカワハギ一匹。

歴史は続く。



初戦 カワハギ

2012-01-08 | ◆釣りバカ
年末はタイミング合わずカワハギ最終戦を逃した故、初戦はカワハギ。
間もなく肝も小さくなり、この冬のシーズンも終わる。
徐々にカワハギも深場へ移動し、数を釣ることも難しくなるだろう。

昨年は目標18尾に対して22尾をマークし、今年は更に目標を上げて25尾。
ここで逃せば冬まで目標達成は次のシーズンまでお預けかもしれない。
ということで、いつも以上に集中度が高まる。

釣り人は自分も含めて寡黙な人が多いが、カワハギはその度合いが更に強い。
両隣の釣り人なんぞ、既に勝負モード入って目を合わそうともしない。
カワハギとはそんな釣りなのである。

風は予想よりもやや強く、思った以上に釣りにくい。
しかし、早々に1尾。そしに、2尾、3尾。

ここで一旦停滞するが、4尾、5尾が一荷で来て勢いが付くかと思ったところで停滞モード。
今日は頑張って10までかと思いきや、およそ一時間の沈黙の後、また少しずつ数が伸びる。

気が付いてみると、終了まであと一時間のところで20尾。
去年の自己記録が22で、今年の目標が25。
これは、狙うしかない、ということで、エサ付けのスピード俄然アップで最後の集中。

21、22、23、24、あと1分。最後の投入。
うぉ~、でもって、そこで隣の人とおまつり。
初めて隣の人と目が合ったところでおしまい。
あ~そんなこったろうと思った。

何故か一匹だけウマズラハギが混ざっていて、これがカワハギだったら25だったのに残念。
でも今回は自己ベストを更新。
ちなみに、この日の竿頭は29。
ここから先が厳しい。
む~、この冬、カワハギもう一回だな。

ふえるわかめちゃん

2011-05-14 | ◆釣りバカ
今日はアメリカ人のマイケルとアジ釣り。
彼は東京近辺で陸釣りを繰り返すも今まで釣果を上げたことがないらしい。
しかも、アジを釣った時のために魚のさばき方やなめろうの作り方を練習している。
そんなマイケルに何とかアジを釣らせたい。

しかし、肝心の教える方がふえるわかめちゃん。
またしても、もらってしまいました。釣れない時のおみやげを。

それでもマイケルはなんとかアジ1尾にサバ1尾。
言っておくが私も釣れなかったわけではない。
なんと7尾で竿頭なのである。

でも、結局ふえるわかめちゃん。

なめろう作れたかな。

常連への道

2011-05-04 | ◆釣りバカ
4月29日のあまりに情けない結果に、1週間と空けずに海福丸へと戻ってきた。

これまでは数ヶ月に一度くらいしか来たことは無かったが、
今回は1週間のうちに2度目と登場とあってか、
ついに船宿のおかみに名前で呼ばれる光栄に浴する。
いよいよ常連扱いかと。

「あらイイダさん」
「はい」
「この前釣れなかったのよね」
「。。。」

なんじゃそりゃ。

気を取り直して乗船。
さすがに連休だけに、船上はほぼ満員御礼。
隣に座った人は、ほんの数日前に別の船宿でアジ釣りでしくじり、
今日はリベンジだそうである。

みな取る行動は同じである。
でも、何も自分から過去の失敗を白状することもあるまいと黙っていたら、
29日に隣にいた常連がまたやってきて、
「リベンジかい?」と。
余計なお世話である。
自分も一尾しか釣れなかったくせに。
(自分はゼロだけど)

それにしても船宿の常連というのは不思議なものである。
この海福丸も、行けば必ず見かける常連がいて、
この人たちは船宿の人なのか客なのか良くわからない行動を取る。
出発の準備やら片づけやら、さらには釣り人の世話まで焼いてくれるが、
自分でも釣りをしているのである。
お金払ってるのか良くわからないが、
釣り方が悪いと叱ってきたりもするのである。

さて、今日は風は穏やかながら大潮で潮が速い。
船上の人が多いだけにおまつりが頻発する。
それでも前半はあまりおまつりに巻き込まれず、
かなりのハイペースで数を伸ばすと、
常連からも「今日はすげぇな」と。

しかし、何故かそのペースは後半までは続かず、
投入するたびに誰かと絡まって先に進まない。
結局、18尾で終了。
サイズもまぁまぁ、自分的にはまぁ満足であった。
しかし、最後に常連が、

「リベンジにしちゃ少ねぇな。」

余計なお世話だ。

これは一夜干し作り中。


これはアジ寿司。


東京湾の地殻変動に関する実釣検分の件

2011-04-29 | ◆釣りバカ
地震の前兆として魚が通常と異なる行動を取ることがある。それは地震の前兆として起きる地殻の変動を察知するためであると言われている。そこで、東京湾において魚が異常な行動を取っていないか実釣検分を実施した。魚種は東京湾でも最も一般的な魚の一つであるアジである。

走水の海福丸にて午前7時半より11時半まで実釣。結果、針に付いたエサを食べるなどの異常な行動を取る魚は一尾も無く、魚の行動は本日も正常であった。一部釣り人は検分結果に納得出来ず、午後も実釣を継続した模様であるが、その結果は不明である。私はその結果のあまりな明晰さにより、午後の継続は不要と判断し帰宅。

写真の冷凍イカとワカメは、この検分の実施に対する褒賞として海福丸より受領したものである。ただし、今後実釣検分の頻度を更に高める必要はあろう。

以上