いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

点をとりに行け。

2016年03月15日 | 息子たち
またまた、次男のはなし。

次男の思考回路。
私、きらいじゃない。むしろ、好きだったりする。

先日、英語の復習の問題集をみてやっていた。
(次男は、脳みその定着力が著しく劣っているので、復習に付き合ってやっている。)

問題:次の英文には誤りがあります。正しい文に書き直しなさい。
 ① This is not a my house. That's my friend house.

次男の答案
   This is not my house. That's my friend's house.

ほら~、また、間違えたよ。
一度 Thisで出てきた言葉は、次からはitでいいやろ
ふたつめの文は、 It's my ~ やんか。
と、私が言うと。

なんで?
「これは、私の家ではない。でも、あっちは、友達の家やねん。」だって、十分にありえる話やん!
と、次男。

彼の性格じょう、彼は決して屁理屈で言っているのではない。
心から、そのストーリーを組み立て回答しているのだ。

私も中学生時代、先生に同じことを訴えたことがあったことを、思い出したよ。

でもさぁ。採点者からすると、そんな物語どうでもええねん。
出題者は、何を試そうとしてこの問題を作ったか、何を答えさそうとしてこの問題を出しているか
そこを考えて答えようよ。
自分のメルヘンはおいといて、まずは、点をとりに行こうよ。

まだある。

問題:下線部をhe,she,itのどれかに置きかえて(  )に書きなさい
 ① Shiro is a small dog.  →(  )is a small dog.

次男の答案 He is a small dog.

なんでやねん。シロがオスとはかぎらんやんか。メスのシロかもしれへんやん。
と、私が言うと。

じゃあ、この答えはわからんね。
と、次男。

なんでやねん。シロは犬やねんから、it やんか。

えー!なんで!!自分のペットをitだなんて、ひどいやん。

でも、動物は、itやねん。

お母さんは、トニーのことをitだと思うん?
僕にとっては、トニーはheやで!家族やもん。

そう言われてみれば、動物を物と同じit扱いするのは、ひどい話だな。
でもさあ、そこは飲み込んで、まずは、点をとりに行こうよ。

長くなってごめんな。
まだあんねん。

問題:次の質問に英語で答えなさい。
 ① Is Rio playing tennis? → Yes,(  )(  ).

次男の答案 Yes,he is.

えー、リオは女の子の名前だから、Sheやろ。
と、私が言うと。

リオは男の子の名前やろう。
と、次男。

えーでも、ながたりおちゃん(仮名)は女の子やん。
と、私。

でも、ぼくは、みなみやで。男やで。

そう言われてみれば、たしかにそうだ。

でも、とりあえず、点をとりに行ってくれよ。

次男は、素直なお子なんだけど、この日の英語は、どうしても納得いかない顔をしていた。
 
あー私の子だから仕方ないのか。


いまがいちばん、あしたもいちばん!