そとん壁の汚れ

北澤工務店では、無添加住宅で作っている　『無添加漆喰』　と共に、高千穂さんが作っている外壁材　『そとん壁』　をおすすめしています。それぞれのＵＲＬはこちら　↓↓

無添加住宅

http://www.mutenkahouse.jp/

高千穂

http://www.shirasukabe.com/

どちらも素晴らしい外壁材です。ただ、何事もそうですが、長所半分短所半分ですね。

今日はそとん壁の短所と向き合ってきました。

４年前に新築工事をさせていただいたぼくの同級生の家です。暗くなってしまって写真が撮れなかったので、また改めて報告しますね。

で、どんなことになってしまったのかというと、そとん壁とガルバリウム鋼板の接点付近から、物凄い汚れが発生してしまったのです。わずか４年でビックリするくらい。

その同級生の家は周囲が畑です。どうやらその畑の土がガルバリウム鋼板の笠木の上に積もり、雨で流されて壁に浸みこんでいったようです。高千穂の担当者に対策を尋ねたところ、

①　まず、台所で使っている中性洗剤でブラッシングしながら汚れを落とす。

②　水で洗い流したあと、キッチンハイターの原液を霧吹き器でスプレーする。

③　その後、水で洗い落としながらブラッシングする。

教えてもらった通りにやったら、、、、、、かなりきれいになりました。これもまた暗くなってしまったのではっきりとは確認できませんでしたが、いい感じに見えました。

そとん壁そのものは完全無機質ですから静電気を発生しないため、汚れは付きにくい外壁材です。しかし、付着したものや藻類はどうしようもありませんね。環境によって発生してしまいます。

その時には上記のような手順で作業されるときれいになるようです。今日は一部のみの確認でしたので、また日を改めて写真を撮りながらやってこようと思います。

・・・・・・・んだけんども、注意しなければなりませんね。キッチンハイターを噴霧する時は、顔などにかからないように！！！！あたくしちょこっと目の周りにかかってしまいまして、ヒリヒリと痛くて痛くて。。。

ま、何事も経験ですね。

ではまた。

おさむ

朝デニ

今朝は少し早めで２時半頃から朝デニを楽しみました。特に、Ｋ－１ＧＰをテレビでは見なかったものですから朝から大いに興奮して、やっぱりアリスターだったか！すっげぇ～強い！！！とか、感動しておりました。

昨日、断熱材のセルロースファイバー工業会から資料が届きまして、『壁体内無結露３０年保証』　というのが始まるのだそうです。グラスウール工業会とか石油ボード系の断熱材工業会と比較すると弱小団体ではありますけど、やってくれました。うれしいです。ＵＲＬはこちら↓↓

http://www.cellulosefiber.jp/

北澤工務店では、セルロースファイバーを使い始めてもう１５年以上になります。福井県の吉水商事さんの製品をずーっと使っています。もちろん自宅もセルロースファイバーです。とっても快適です。


今日はもう１２月１７日！！！！あと２週間で今年も千秋楽です。

やんなきゃいけないこと山積み！！！年末アフターサービスの巡回も！！！

よっしゃ、Ｋ－１ファイターのごとく？？？？がんばるぞー！！（意味不明）

ではまた、今日もよろしくお願いします。

おさむ

助産院と総合病院

設計の仕事を頑張ってくれている石原さん。この度おめでたで来年から産休に入ります。その石原さんとお話していたときのこと。

『やっぱりもっと早くに助産院に行っていればよかったですよーーー』　と。

で、こんなお話でした。

これまで地元の総合病院で診てもらってきたのだけれど、時間は待たされるし、流れ作業みたいだし、診察時間は短いし・・・ま、総合病院ということで何事かあったときには安心なんですけど。。。で昨日、これまで二人を出産した時の助産院に行ったんですよ。そしたらすっごくよくって！！！もっと早くにくればよかったかなぁって。じっくりと時間をかけて診てもらえるし、妊婦さん同士やお父さん同志の交流も盛んだし、お庭とかもとってもゆったりしていて、、、、云々。

自分という存在にしっかりと関わってくれるような、そんな助産院さんなのだそうです。

で、おさむは感じるわけです。家づくりも同じだよなー、と。

総合病院的家づくりもオッケー！きちっとシステム化されていますからある意味安心です、でも納得がいかない方は助産院的家づくりはいかが？？？

んなこと感じた次第です。医療の世界も、教育の世界も、食の世界も、衣料の世界も、住の世界も、、、、、、みんなみんな同じことが起こっています。

ではまた。

おさむ

さっすがー、河崎さん！！

またまた建具職人の河崎さんが、いいー仕事してくれました。

河内町のＩ様からのご相談。

『うち、寒いのよー。ここのところ、間仕切したいんだけど・・・』

で、いろいろな案をＩ様と一緒に考えました。下地はＩ様のご指名で谷大工さんにうまーく作ってもらいました。流石です。で、最終的にお気に入りのステンドグラスを入れて、でっかい建具を造ることに。

『言うは易し、行うは難し』　です。Ｉ様と一緒に考えたイメージを、建具職人の河崎さんは現実化しなければなりません。

で、こんな感じになりました。



すごいでしょーーー！！！素晴らしい出来栄えです。Ｉ様も大変喜んでくださっています。

で、Ｉ様と河崎さんのツーショット！！！



これでこの冬はあったかく過ごしていただけそうです。

ただ、でっかい無垢の建具ですからねーー、昨日のＯ様の玄関引戸と同じように反ってしまうと思うんですよ。特に暖房をかけて隣りと温度差ができると・・・・・、間違いなく反っちゃいます。

ま、その辺もご了解いただいての採用です。

とにかく、いいーー仕事してくれました、河崎さん。

ではまた。

おさむ

Ｏ様邸の住み心地

先日からお引越しをされて、待望の新居に引っ越されたつくば市のＯ様邸。ずーっと書き綴っていらっしゃるブログは、パソコン環境の関係でまだ更新されておりませんが、その感想を知りたい方も多いのでは。。。

で、先ほど妻とお邪魔してまいりました。

すっごく住み心地が良さそうです。とってもとっても喜んでくださっています。

でも、ぼくが感じたこと。それは、『さっすがーＯ様！！！』って感じ。

まだピンポンがついていないため、携帯電話で連絡してカギを開けていただいたんです。ところが、、、、なかなか開かない。

でっかい特製の木製玄関引戸なんです。高さが２．４ｍもあります。案の定！？この雨で反ってしまったようです。

その時のＯ様の言葉がとってもユニークですばらしかった。

無垢材で作る大きな戸ですから、そりゃ多少反ることもあるでしょう。多くの方が理解されています。でも実際に『新築』のお家で入居間もなくそうなったら、たぶんネガティブな発言の一つも出る場合が多い。でもＯ様は違うんです。

『さっそく来ましたかぁー、って感じですねー！！』　と言って、ニコニコと笑っていらっしゃるんです。『晴れて乾燥したらなおっちゃうんでしょうかねー』　なんて感じです。

自然素材とか無垢材とかでお家を造るということは、自分自身のものの見方や考え方も自然素材的、無垢材的になるということなんだな。そこにギャップがあると、雰囲気や流行だけでそれを導入すると、とっても不満足なお家になってしまう。

Ｏ様との会話を通して、そんなことを感じました。

ほんとに素敵なお家なんですよ。ご覧になりたい方は、どうぞ北澤までお声をかけてください。osamu@e-kitazawa.com

ではまた。

おさむ

まだ、ぜんぜん。。。

店内はぼくひとりになりました。

でもまだ、神様降りてきてくださいません！？！？

ここのところ、アタマばっかり使ってきたからかなぁ。

ひきつづき、いろんなこと、感じてみたいと思います。

ではまた。

おさむ

よっしゃ！ がんばろ。

『おさむのひとりごと』　カタロ通信新年号の締め切りが今朝９時半まで！　なんです。全然手がつけられなくって、やっぱりギリギリになってしまいました。

新年号は、市内のご縁のある方と市外を含めたおよそ１４００件のＯＢ施主様に郵送させていただきます。

で今回の新年号、ぽちゃぽちゃミセスの黒木さんが復帰して頑張ってくれているので、ぼくもがんばちゃって２ページ分書くつもりです。原稿用紙にして１５枚分くらい・・・汗。んでもって、いまこの時点でなにを書こうか決まっていない・・・。

これからコーヒー飲んで、たばこで一服して、、、、、神様からお告げがあるのを待ちます？？？

さてさて、楽しい内容で、書き終わることができるでしょうか。。。

ではまた。

おさむ

OB施主様の楽しいブログ

昨日訪問したＯＢ施主様のＳ様。斜面のある土地に、とっても素敵なお家を８年前に建てられました。なんといってもその　『暮らし方』　が素敵なんです。お庭や自家製のウッドデッキなどなど、まるで専門誌にでてくるような暮らし方をされています。

そのＳ様、毎日ブログを書かれているんです。『pyapyaの庭』っていいます。これからどんなお庭にしようか、とかガーデニングをご検討中の方には最適なブログだと思います。こちらです↓↓

http://gigax.jp/blog/pyapya/cl201012/

ずーっとつながることのできるこの　『家づくり』　という仕事、ほんと、いい仕事です。

ではまた。

おさむ

M様のおばあちゃん

年末アフターサービスで巡回していると、ぃつもにも増していろんなことを感じます。

Ｍ様を訪問知ると、いつもおばあちゃんが出迎えてくださいます。いっつも元気なおばあちゃんです。８５歳になられたそうです。

『あたしがやんなくっちゃねー、わかいていらはいそがしいから！！』

ほんと、とっても元気なんです。

腰が曲がってしまって、お顔が地面すれすれなくらいに、でもテキパキと動きが早い。カラダもちっさくなってしまって、座っていると、ほんとにちいさなちいさなおばあちゃん。

いろんなお話しをしているうちに、笑顔がとっても素敵なものですからね、そのお話に引き込まれるようになってくるんです。なんだか目頭が熱くなってきましてね。Ｍ様のおばあちゃんも、ちっちゃな目から光るものが。。。

おばあちゃんのお話って、どんな立派な本よりも価値があるんじゃないかなぁ。

お話しが盛り上がっちゃいましてね。

・・・・・・・・・・・なんか臭いんですよ・・・

『お母さん、なんか、焦げ臭くない？？？？』

『ありゃ！！！！これだから歳はとりたくないねーーー！！！』

といって、またお顔を床すれすれに腰を曲げて台所に駆けていくおばあちゃん・・・。

『これだから笑われちゃうよねー。豆煮ていたんだけど、焦がしちゃったよ！！！』

なんだかね、ほんと、こころの中にじわーっとくる、Ｍ様の訪問でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日曜日の朝デニは、夜を忘れた若者であふれています。Ｍ様の余韻とこの現実。いろんなこと、感じさせられますなぁ。

ではまた。

おさむ

ひぇ～、でございます。

年末アフターサービスが本格化しています。一日２０件前後のＯＢ施主様宅を訪問しています。やはり一年ぶりですから玄関先で　『んじゃまた』ってわけにもいかず、お茶をご馳走になって楽しいひと時・・・。

これがほんと、楽しいんです。（正直なところ、つらい時もありますが・・・）　子供たちの成長や、家族の変化、お互いに歳を重ねていることの実感。お亡くなりになられたような場面でも、故人の思い出話が尽きることはありません。ほんとうにこの　『家づくり』　という仕事の素晴らしさを実感できるのがこの　『年末アフターサービス』　なんです。

いやーでも日が短いじゃないですか。５時では真っ暗。ひぇ～！！って感じで今日も走り回りました。

もう１２月も中旬。明日もがんばりまーす。

つまんないブログでごめんなさい。

ではまた。

おさむ

Ｏ様邸 完成

つくば市のＯ様邸のお家が完成しました！！！Ｏ様のドキドキわくわく感が伝わってくるブログはこちらから↓↓

http://ouchi514.blog129.fc2.com/

で、あたくしもとってもわくわくした気持ちで現場に到着。

いやーーーーーーーーーー、かっっっこいいーーーー。まずは外観から。







では、土間玄関をどうぞ・・・・・



上を見上げると・・・・



ダイニングからリビング、水周り方向を・・・・・・



秋田杉をカウンターとして用いました。



和室はちょっと高く設定して、下を引き出しの収納に。



浴室からは南側に向かって外に出ることができます。



Ｏ様のお家は、こんな景色を眺めることができる素晴らしいロケーションです。



すごいでしょ！！かっこいいでしょーー！！！！！

まずは今夜、家族みんなでお泊りになられます。さてさて、どんな会話が交わされるのでしょうね！！（あれ、、、ご主人忘年会？？？？。。。汗）

家づくりの仕事って、ほんとうに、いー仕事です。

ではまた。

おさむ

ご先祖様のアタマですよ。

なんだか会社のホームページが開きませんねー。どうしちゃったんだろ。ホームぺじからこのブログに来てくださる方が多いので、早くなんとかしなきゃ・・・。

先日牛久の『銀座まるかん』の特約店をされているＴさん、（あまてるさん、っていいます！）の外壁のご相談をいただいたときのこと、打ち合わせをして外に出るときに靴のかかとをつぶして履いた姿を見て、『きたざわさん、靴はご先祖様のアタマですよ。それと、少しだけ磨いておきましたから・・・』

！！！！！！！！！！

なるほど！って思いました。それと、お客様に自分のはいている靴を磨いていただいたなんていうことも初めての経験です。すばらしいなぁ。

その靴、靴底に穴が空くほど履き慣らしまして、雨の日なんかは靴下がびっしょり・・・。

考えてみたら、この靴にお世話になって、屋根の上にあがったり縁の下にもぐりこんだり。革靴なのにずいぶんと酷な履き方をしてきたのにグチ一つこぼさず・・・。いやー、お疲れさんだったね。

ぼくの足のサイズは２９センチ。この辺では残念ながら売っていません（汗）いつも上野で買ってきます。

で、本日また、あの時のセフィーロと同じように、ぴかぴかに磨いてあげて、引退してもらいました。その時のセフィーロの記事はこちら↓↓

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/d/20100811

ぼくの足元をしっかり守ってくださった靴さん、おつかれさま。ありがとう。





全く同じ靴です。使用前使用後。。。

『靴はご先祖様・・・・』　すばらしい学びでした。

ではまた。

おさむ

年末アフターサービス

今年も恒例の　『年末アフターサービス』　が始まっています。今日訪問させていただいた土浦方面のお客様のお家の写真を撮らせていただきました。２７年から１０年前の新築工事をさせていただいたお客様のお家です。いま見ても　『カッコイイ～』　と感じるおうちばかりです。残念ながら室内の写真はありませんが、これまたすごい柱や材料と技術が投入されています。

それぞれのお家で家族が成長しました。ある方は誕生し、ある方は亡くなり、ある方は起業し、ある方は失業し、ある方は結婚し、ある方は離婚し、ある方は・・・・・それぞれの人生を、このお家を基点として生き抜いている。

その家族を見守ってきた雄姿をご覧いただきたいと思って、『自分の娘に振り袖を着せたような家づくり』　の真髄を見ていただきたくって、写真を添付させていただきます。ひとつひとつのお家に、ドラマがあるんです。

























毎年こうしておじゃますると、とっても喜んでくださるんです。『年末アフターサービス』　は、修理修繕だけが目的じゃないんです。お客様とのつながりを感じる、大切な大切なものなんです。

ひとつひとつの写真に、いっぱいいっぱいいろんな思いであるんですけど、今回は写真のみで失礼します。

ではまた。

おさむ

昨日の報告

昨日は覚悟して準備しました。（詳しくは昨日のブログを）

軽トラックに２連ハシゴを積み、掃除機、ほうき・ちりとり、ガラ袋、延長コード、軍手・・・・・。一日だろうか、二日だろうか・・・どれだけかかるかも知れない。。。

大工さんと現場に到着し、まずは散水することにしました。前回散水したときには再現できなかったのですが、再現できないとしても解体途中でその痕跡を探し出すことができるかもしれないからです。

散水開始！！！！

先日１２月３日、物凄い集中豪雨がありました。でもやはりその時には雨漏れはしなかったそうなのです。あの時の風の方向は、南よりも西に傾いていた。南西方向からの激しい雨では漏らず、南東方向からの激しい暴風雨の時にだけ雨漏れする・・・。やっぱりここだよなぁ。。。

そう思いベランダの掃き出しサッシの角から散水を始めました。シャワー状の強めの水勢で、２分経っても３分経ってもやはり出てきません。

上の方に移動しました。すると間もなく、、、、『出てきました！！！！』との声。再現できたのです。

その漏水が止んでからまた同じ場所に静かに散水しました。すると今度は出てきません。

また同じく、強めのシャワー状にすると　『出てきました！！！！』　との声。

なーんだ、壊さなくてもいいじゃん！！これ、アルミサッシからの漏水に違いないよ！！！以前メーカーさんが来て散水試験して「うちの製品に問題はありません」って言って高額な調査費用を請求されて帰ったんだっけ。よっしゃ！！！ということで、これからメーカーさんとガチンコで対峙することになりました。

家づくりの仕事って、ほんとうに奥が深いです。

あ、写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました。。。。。

ではまた。

おさむ

ハイリスク 超ローリターン

家づくりの仕事をしていると、ほんとうにいろんな　『出来事』　に遭遇します。

昨日書いたような　『つながり』　の学びであったり、『ハクビシン退治』　であったり、子育てであったり、教育であったり、技術であったり、企業の論理であったり、お金や保険のことであったり、、、、、、今日から始まるような　『雨漏れ』　であったり。

ことの始まりは６年位前にさかのぼります。

北澤工務店事務所の近くに住むＹ様からのご相談でした。地元のＯハウジングで立派な新築工事をされた方です。

が、当初より雨漏れが発覚し、再三再四Ｏハウジングに問い合わせるが、始めのうちに来ただけでその後はなしのつぶて。消費者生活センターを通して圧力を加えても、なかなか動かない。やがてＯハウジングの業績が悪化し、電話にも出ない状況に・・・。

で、北澤工務店に白羽の矢が立ったのです。

始めは、カンタンに修繕できるかと思ったんです。

でも、何度修繕しても雨漏れは止まりませんでした。サッシメーカーの雨漏れのプロ集団がきても、様々な試験をした後　『弊社の製品には異常ありません』　の一点張り。板金屋さん、防水屋さん、コーキング屋さんを投入しても、止まらない。

何がしかの処理をして、散水試験をしても、雨漏れの再現ができないんです。ジャージャー水をかけても落ちてこない。２年くらい何事もなかったとしても、３年後にまた雨漏れしてくる・・・・。

で、決断したんです。

外壁を壊して、ベランダ防水を壊して、原因を突き止めようと。

これほどに困難な雨漏れ工事は初めてです。

で、問題になるのがその工事代金です。当然ながらＹ様が支払う必要はない費用です。

たまたまぼくはそのＯハウジングの社長さんを知っている。さじを投げてしまったその社長になんとかかんとか連絡をとり、状況を説明し、費用の負担をお願いしました。もちろん、『それならきたざわくん、よろしく頼むよ』　ということになりました。そうなればもはやＹ様宅は、Ｏハウジングの手を名実共に離れることになるからです。たぶん、その社長さんからすれば、願ったりかなったりに近いかもしれません。

北澤工務店にとっては、『ハイリスク　超ローリターン』　です。もしかしたら治らないかもしれない。それでも今後発生する雨漏れに対しては、北澤工務店が全て責任を負わなければなりません。ぼくが目に見えない壁の裏側の他社の仕事に対して責任を持たなければならない。

フツーの工務店なら、絶対やらないね、たぶん。

でもぼくは、やってみたい気持ちが強いんですよ。逃げるのはカンタンですけど。

こんなにぼくを手こずらせた原因を知りたい。確かに　『ハイリスク　超ローリターン』　だけれども、それよりもＹ様のお家の雨漏れの原因が知りたい。

今日からＹ様宅の現場の解体をします。ぜひ写真に撮って報告させていただきますね。楽しみにしていてください。

ではまた。

おさむ