おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

うれしかった、とても。

2018年07月29日 17時50分52秒 | 家づくり
22年前に新築工事をさせていただいたお客様宅の外構工事をさせていただくことになりました。

私が28歳、施主様が39歳の時からのご縁です。施主様は、仕事を始めたばかりといっていい私にたいへん立派な新築工事を託してくださいました。私も期待に応えようと、一所懸命だったことをよく覚えています。しかしながらミスの連続。時に大きな声で叱られたこともありました。『事後承諾は許さねぇがんなッ!!』の言葉は今も忘れません。

自分で言うのもなんですが、その頃の一所懸命さが今見ても全く色あせず『施主様のお家』として『在る』んです。構造はもとより、三尺マス目の目透かし天井に和紙を貼ったり、落とし掛けを曲線でつくって和紙を貼ったり、エッジングガラスをオーダーして建具をつくったり、那智石の洗い出しで玄関をつくったり・・・・・とにかくとにかくいろんな工夫をして施主様と一緒にお家をつくり上げました。

今日外構の打ち合わせをしても当時の話になり盛り上がりました。『きたざわさんに頼んでよかったよ!』『きたざわさん、ガタイがいいからって健康だけは大事にしろよ。何かあったらお客さんだって困っちゃうんだから』・・・・心理学で言う『ストローク』のシャワーをいっぱい浴びさせてくださいました。そして、51歳になった私、62歳になった施主様。一緒に天井を見上げながら『お互いよくやったよなあ!!!』と。。。思わずぐっときてしまいました。

家づくりという仕事、ほんとうに素晴らしい。ほんとうにすごい。続けてきて本当によかった。

これからもいい仕事、やっていきます。

ではまた。

おさむ


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