おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

おはようございます。

2006年04月24日 02時37分57秒 | Weblog
おはようございます。早起きはとても気持ちがよいです。

昨日は早々に仕事をあがり、21時過ぎに就寝。目が覚めて顔を洗って、PCの電源を入れて、『さあて、なにを書き込もうか!!』 という状況です。

今日は月曜日ですから、またいろいろと現場が動き出します。

特に、中根台では 『建て方』 が始まります。16時ごろには上棟します。土地探しから一緒に関わってきたお客様との、最大の喜びの瞬間です。

ニュータウン内で仕事をしてきて、最近とても強く感じていることは 『近隣との関係』 です。

その性格上、『日照』 『風通し』 『プライバシー』 『防犯性』 などなど、農家周りの工事とはまったく性格を異にする配慮が必要です。

近隣挨拶はもちろんのことなのですが、側溝の穴に土が入らぬようふたをしたり、仮設トイレの配置場所を配慮したり、そのトイレの目隠しをしたり、防塵ネットの設置、駐車方法、作業時間、工事期間中の定期訪問・・・・、その他近隣の方にご迷惑にならぬよう、様々な配慮をしなければなりません。

それでも時々苦情が来てしまいます。

過日体験したことは、『北澤さん、建物の位置が近すぎる。隣に家が先に建っているニュータウンに家を建てるということは、基準内だからいいだろうという考えは間違っているんじゃないか!!10cmでも20cmでも、もっと東側にずらしてくれ!!』 というものでした。

『外壁後退1メートル』 という基準があります。西側に居を構える方にとって、東側に家が建つということは大変な問題です。これまで何年も、さんさんと太陽が差し込んできたものが、隣の建築によってさえぎられてしまうわけです。

まして、昔から言われていますが、他人の建築を喜ぶ隣人は少ないわけです。

その心中いくばくのことか、察するに余りあります。

言っても仕方のないことだとわかっていながらも、二言三言うっぷん晴らしがしたいというのが心情です。・・・・・で、会社に電話が鳴るわけです。

合理性の追求から生まれたニュータウン政策。問題山積みです。東京のベットタウンとして栄えた多摩ニュータウンは、現在オールドタウンに変貌しました。

利根町の布川小学校は、一時1500人の児童を抱えるマンモス校でしたが、現在はなんと125人の小さな小学校になってしまっています。町を行き交う人々は高齢者が多く、一人暮らしの老人も激増しています。町政をつかさどる収入源の激減も叫ばれています。

前記のような近隣との関わりからオールドタウンの話まで、ニュータウン政策には大きな課題や行き詰まりを感じます。

かといって、私自身解決のための具体的な対策を持っているわけではありません。このような経緯を経てきたことも然るべきであったと思っています。ただ、この現状と将来に違和感を感じぜずにはいられないのです。

みなさま、いかが思われますか。

おさむ
コメント
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