レイニ-サイド ハ-パ-ズパブ

金属弦ケルティックハ-プ奏者「坂上真清」の演奏やCDの情報、またこれまでの音楽の動画などを中心に紹介しています。

吉田文夫さんとの唯一のデュオ「Drunken Tinker~Ivy Leaf~Wild Irishman」

2022年07月02日 | 4thソロ「サークルカラー」

 

 

   

 

2002年に出るはずだった幻の2ndから

アイリッシュのリール3曲セット。

 

リールというのはリズムの1つで

4分の4拍子の早いダンス音楽。

 

共演は関西のボタンアコーディオン奏者

で若くして亡くなった吉田文夫さん。

 

2002年当時に吉田さんがのシフォークが

東京でのライブでこちらに来た時

スタジオに来てもらいレコーディングした。

 

吉田さんとはこの時すでにもう

知り合って10年以上経っていて

まだネットなど無かった90年代も

東京にライブに呼んだり

自分が関西に演奏に行ったりと

断続的ではあったが

ずっと交流は続いていた。

 

そしてレコーディングで

ボタンアコーディオン奏者を考えた時

自分の周りではちゃんと弾ける人は

まだいなかったため

シフォークの東京でのライブが

あると知って是非参加をと

お願いした次第である。

 

自分と吉田さんのデュオは

ライブでは何度もあったけど

長い付き合いにも関らず

音源としてはこれが唯一なので

残せて良かったなと思う。

 

レコーディングの日は強い雨の日。

 

なんで覚えているかというと

夜に吉田さん達のライブがあるため

レコーディング後にどこかの駅まで

車で送っていったから。

 

雨の中狭い駅近くの商店街の道を

走っていったのを鮮明に覚えている。

 

またこの頃の吉田さんの演奏は

あまり残っていないので

若々しいその感じも含めて

今となっては貴重な記録。

 

自分もこのリールセットでは

普通のハープっぽい演奏は

したくなかったので

フィドルみたいな感じでスタートしようと

トライしたレコーディングだった。

 

今聴いてもその熱気みたいのが

伝わってくる様で不思議な感じもする。

 

結局吉田さんはこの音源を聴くことなく

旅立っていってしまった。

 

聴いたら何て言ったかな、、

 

 

坂上真清  金属弦ケルティックハープ

吉田文夫  ボタンアコーディオン

 

 

 

 

 

 

 


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