今日2月24日は初のハープソロCD
クラルサッハ の発売日。
(クラルサッハはゲール語でハープの意味)
アップしたこの曲は18世紀に
アイルランドのハーパーから曲を集め出版した
エドワードバンティングの楽譜から
ワイルドギース と パイパーズダンス のセット。
ちなみにワイルドギースとは
17世紀前後ヨーロッパ大陸で活動した
アイルランド人傭兵の事で
自国が不利になっても他の国に渡り
イングランドに抵抗した彼らは
今では英雄と称えられています。
これもそんな彼らの事を思って作られた曲で
古くからアイルランドのハーパーにも
演奏されていたらしく
長調なのに物悲しいという
アイリッシュが持つ特性を感じる音楽です。
個人的にもこの頃は人生で最も
伝統的なケルトのスタイルを目指していた
時代でもあり装飾音など今聴くと新鮮 😮
そしてCDで使用した
現存する最古のケルティックハープの1つ
15世紀クイーンメアリーハープの
レプリカの典雅な響きもお楽しみ下さい。