dynaboy's BLOG

dynaboyが毎日思っていること
毎日ケータイに囲まれて・・・

※匿名コメント等は公開していません

【WILLCOM D4】ついに発表

2008年04月14日 23時53分38秒 | WILLCOM
 ウィルコムは4月14日、OSにWindows Vista Home Premium SP1を採用した横スライド+チルトスタイルのウルトラモバイルPC(UMPC)「WILLCOM D4」(WS016SH)を発表した。予約開始は5月下旬、発売は6月中旬の予定。

 WILLCOM D4は、キーボード収納した状態のViewスタイル、スライドを開いてフルキーボードを表示させたInputスタイル、画面をチルトしてノートPCのように操作するDeskスタイルの3Wayスタイルを採用した小型通信端末。幅約188ミリ、高さ約84ミリ、厚さ25.9ミリのスライド式ボディにインテルのAtomプロセッサー(Z520/1.33GHz)を搭載。1Gバイトのメインメモリと約40Gバイトの1.8インチHDDを内蔵する。メインディスプレイは5インチのワイドTFT液晶(1024×600ピクセル)で、スライド式のキーボードを引き出すと、ディスプレイを上にチルトさせることが可能。カメラは約2Mピクセル(198万画素)のCMOSで、64キーのQWERTYキーボードを装備した。外部メモリにはmicroSDメモリーカードが利用できる。

 メインディスプレイの左右にはタッチパッドとマウスボタンを装備し、右手の親指でマウスポインターを移動したり、画面をスクロールしたりといったタッチパッド操作や、左手親指を使った左右クリックのボタン操作が可能。メインディスプレイもタッチパネルに対応し、画面を直接タッチして各種操作を行える。

(中略)

 価格は新規契約でW-VALUE SELECTを利用した場合、頭金が3万9800円、月々の支払いは2100円×24回。「新つなぎ放題」が月額3880円なので、頭金さえ支払えば月々5980円で利用できる。なおWILLCOM D4の発売までに、新つなぎ放題は音声通話と併用可能になる予定だ。


Windows Vista搭載、スライド+チルトスタイルの「WILLCOM D4」を発表 - ITmedia D モバイル

 噂のAtom搭載のW-ZERO3後継機のD4が発表になった。

 5インチ液晶、ワンセグ内蔵、OfficePersonal2007もプリインストールされるなど、スマートフォンやPDAのワンランク上という印象だ。

 このサイズでパソコン並みではなく、パソコンそのものを実現したという意義は評価できる。しかし、Windows Vistaの必要があるのかどうかは疑問だ。

 W-ZERO3シリーズを使っていて不便だった、単なるスライド式ではなくて、液晶をチルトできるようにした点は評価できる。

 また、スペック的に1GBメモリー、40GBのHDDという点も物足りなさを感じる。

 W-VALUEで頭金39800円、2100円×24回で、合計90200円という金額は初代W-ZERO3の倍以上もするので、とても高く感じる。この値段ではビジネス向けがほとんどで、個人向けはあまり売れないだろうから、ウィルコムの純増数の底上げにはあまり効果がないような気がする。

 フラッグシップ機としては、確かに他社のどのスマートフォンよりも高性能だが、ウィルコムのユーザーが9万円以上もする機種を望んでいるとウィルコムは思っているのだろうか?

 スマートフォンと考えず、Vistaパソコンと考えれば超小型かもしれないが、初代W-ZERO3の後継機種を期待していたユーザーにはW-ZERO3の2倍以上の重さは期待はずれと言っていい。

 スペック、値段、通信速度のバランスという点でもアンバランスな印象で、2年縛りでの購入には躊躇せざるをえない。通信速度の速くなる次世代PHSになってからD4を出すべきだったような気がする。

 ワンセグ機能もOfficePersonal2007も不要というユーザーもいるはずなので、これらの機能を省いて、2・3万円ぐらい安く価格設定したモデルも用意して欲しいところだ。そうなれば、かなり買い易くなりそうだ。

 個人的には、このサイズなのに、相変わらずかなキーボードでない点が残念でならない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。