携帯持ち歩き方で男女差

　多機能化して大きくなったり、機能をそぎ落として薄く軽くなったり、多彩な形状とサイズが見られるようになってきた携帯電話。形状が最も影響するのは、どのように持ち歩くか？ だが、実は男女によって収納方法は大きく違う。

　インフォプラント／C-NEWSの調査によると、男性で最も多かったのは「パンツ・スカートの脇ポケットに入れて」が4割弱でトップ。一方女性は、5割強が「バッグのポケットに入れて」と回答した。

　男性の場合、2位以降が平日と休日で異なる。平日は「上着外側の胸ポケットに入れて」が2割強で2位だが、休日になると「上着外側の腰ポケットに入れて」（2割強）と変わる。いずれにせよ、服のポケットに入れて持ち歩くわけで、ふくらみが目立たないスリムさと、型が崩れない軽さが求められるだろう。

　女性の場合は、2位は「バッグの中（ポケット以外）に入れて」（4割強～4割半ば）となり、やはりバッグの中。「上着外側の腰ポケットに入れて」は1割半ば～2割弱で3位だった。

携帯持ち歩き、男性は「身に付け」女性は「バッグ内蔵」

　別の言い方をすれば、男性は携帯電話を身につけたがり、女性はあくまでもバッグの中が中心ということではないだろうか？

　私はメインの携帯電話はネックストラップか、胸ポケットに入れている。２台目以降はウェストバッグのポケットに入れている。やはりすぐに取り出せるように身につけたいという気持ちがある。

　女性はポケットが膨らむのとかは敬遠してハンドバッグ等に入れるケースが多いのだろう。しかし、そのせいで着信に気付かないケースも多いようだ。私の母がその典型で、ずっと鳴らしていても、いつまでも気が付かない事が多くて困っている。

　また、女性にはストラップをいっぱい付ける人もいるので、そうなるとポケットには入らなくなってしまい、バッグに入れているという人も多そうだ。