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【携帯電話利用動向】メガピクセルカメラ内蔵携帯普及率3割超

2005年06月01日 14時43分49秒 | ケータイ
 日経BPコンサルティングが実施した調査「携帯電話利用動向2005」によると,携帯電話・PHSを持っている人のうち,カメラ内蔵機種を保有する人は8割を超えた。2003年2月には3割強,2004年2月には6割強だったので,この2年間でカメラ付き携帯電話が急速に普及した実態がわかる。

 内蔵しているカメラの画素数別で見ると,カメラ付き携帯電話を保有している人のうち,200万画素クラスが12.2%,100万画素クラスは19.2%で,いわゆるメガピクセルのカメラが3割を超えている。1年前(2004年2月)の調査結果では,メガピクセル付きは,100万画素クラスが10.7%,200万画素クラスが2.5%だったから,この1年間でメガピクセル機の普及率が大幅に高まった。なかでも200万画素クラスの伸びが大きいことがわかる。

 調査ではこのほか,次に携帯電話を買い替える際に望む画素数を尋ねたところ,「200万画素程度」が3割以上で,「性能はこだわらないがカメラ付き」や「100万画素程度」などの回答を大きく上回ってトップだった。内蔵しているカメラの画素数が多いほど携帯電話機全体に対する評価も高くなる“画素数神話”は,ますます健在。カメラ付き携帯電話が普及し,ユーザーがカメラ付き携帯電話の機能アップを求める声が小さくなっているかのように見えるが,開発現場では,次の買い替え市場をにらんだ携帯電話内蔵カメラの画素数競争がまだまだ続きそうな気配だ。

携帯電話の利用動向調査:メガピクセルカメラ内蔵携帯の普及率が3割超に

 メガピクセルカメラが3割強ということは約1/3が持っているという計算だ。まだ海外では日本ほどメガピクセルカメラ付き携帯電話が普及していないだけに、この点では海外に誇っていいだろう。昔は海外旅行の日本人というと必ずカメラを首からぶらさげて・・・というイメージが強かったが、最近は携帯電話で撮影するというのもかなり増えてきているはずで、そのイメージも変わりつつあるのかもしれない。

 この統計では300万画素クラスは200万画素クラスに含まれているのだろうか?なぜ今後増えるはずの300万画素を分類していないのか、とても疑問だ。

 今年はすでに30万画素クラスと100万画素クラスが肩を並べ、この勢いだと年内には200万画素クラスもそれに肩を並べる勢いだ。今後は一部のエントリー機を除いてメガピクセル以上になりそうだが、ウィルコムはいつのタイミングでメガピクセルカメラ搭載機を投入してくるのかが楽しみだ。

 200万画素までは順調に増え続けているが、300万画素となるとなかなかメーカーが増えず、カシオにに遅れること約一年かかってやっとシャープから発売となる。こうなった背景には単なる高画素化だけでは済まされない点がある。高画素化するにつれて、感度不足、ピンボケ、手ブレなどが気になってくるからだ。ピンボケはAF化により解決しつつあるが、感度不足や手ブレ対策はまだ模索段階で、これが解決しないうちに安易に、より高画素化しても意味がないと思われる。

 また、もう一つのトレンドの光学ズーム化はシャープのつまづき(光学ズームにより画質が悪化)により他社は採用を見送っている。シャープのは正確には2倍望遠であり、ズームとは呼べないというのもあって採用しないのかもしれない。これもまた、感度不足、手ブレなどの問題を解決してから採用するというのが正しい流れと思えるので、今後に注目したい。

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