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【DoCoMo】第3四半期決算、最終利益は大幅減

2006年02月01日 00時24分37秒 | DoCoMo
 NTTドコモは、2005年度第3四半期までの9カ月間の連結決算を発表した。営業収益は前年同期比1.7%減の3兆5,822億円、営業利益は7.7%の6,935億円、税引前利益は35.1%減の8,112億円、当期純利益は31.7%減の5,164億円となった。

 営業収益のうち携帯電話収入は前年比13億円減の3兆1,303億円。また、営業利益は、579億円の減少となっているが、「902iシリーズの好調ぶりなど、FOMAへの移行進展、5,000万台キャンペーンによる販売促進費、代理店手数料の増加による端末販売関連収支の影響として340億円、電池パック無料サービスおよび無料故障修理サービス期間の延長の影響で約100億円、社内システムの更改に伴う耐用年数の圧縮の影響で約100億円が、前年にはなかったマイナス要素となっている」(NTTドコモ・中村維夫社長)としている。

 FOMAは単価が高いため、movaシリーズに比べて、代理店手数料が積み増しになっていることも影響しており、「702iシリーズでは、90Xシリーズに比べて、10,000円以上のコストダウンを図ることができるため、代理店手数料の引き下げにも寄与する」と、今後の70Xシリーズの普及に期待を寄せている。

 また、最終利益が大幅な落ち込みとなったのは、前年にAT&Tワイヤレスの売却益5,018億円が計上されたためと説明した。

 なお、同社では、2005年通期の純増シェアでは52%を獲得し、市場第1位を獲得したと説明。「新料金プラン、端末製品の強化が、他社との競争力強化につながった」としている。

 さらに、中村氏は、FOMAへの移行が進んでいることをに触れ、「12月31日時点で2,013万契約に達し、FOMAの累計比率は40%に達した。現在の出荷比率は、FOMAが2に対し、movaが1。来年度はもう少し基地局への投資を強化する必要があり、FOMAのエリア拡大、通話品質の拡大が、ナンバーポータビリティにおいても大きな意味を持つ。第3世代電話の契約者数では、まもなくauを追い越せるのではないか」と自信を見せた。ちなみに、auの12月末時点での第3世代携帯電話の加入者数は2,058万契約となっている。

ドコモ第3四半期決算、最終利益は大幅減

 、「902iシリーズの好調ぶりなど、FOMAへの移行進展、5,000万台キャンペーンによる販売促進費、代理店手数料の増加による端末販売関連収支の影響として340億円」というが、年末はとにかく端末価格の大幅値引きをしていたので、それが影響したと思える。

 それをやって、やっと「2005年通期の純増シェアでは52%を獲得」できたと言える。もはや大幅値引きしないと純増シェア50%以上は不可能だったと思える。

 解約率の低下に関しては「料金施策などの顧客重視の戦略の効果が出ているため」と受け取って良さそうだ。最近のDoCoMoはサービス内容が格段に充実しており、ユーザーの満足度は大幅に上がっているはずだ。


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