dynaboy's BLOG

dynaboyが毎日思っていること
毎日ケータイに囲まれて・・・

※匿名コメント等は公開していません

【PHS販売ランキング】6月26日~7月2日

2006年07月08日 14時31分17秒 | WILLCOM
 先週、新「W-ZERO3」(WS004SH)(写真)の起こした風は“心地よい程度”だったが、今回は1つ順位を下げ4位に。まだ風は吹いているが、今はさらに弱い“そよ風”くらいだろうか。

 追い打ちをかけるように、“シンプル京ぽん”こと「WX300K」には2色の新色が追加される。ちなみに本機は2005年11月に発売され半年以上もトップを続ける、非常に息の長いモデルだ。カラーラインアップ拡充のほか、4xパケット通信にも対応するなど、小出しに機能追加を行うところはうまいと感じる。販売数はまだ伸びそうだ。

 ところで4日、タッチペン対応の2.8インチVGA(640×480ピクセル)液晶とテンキー&QWERTYキーのデュアルキーボード仕様が特徴の「W-ZERO3[es]」が発表された。「本能的に欲しくなる──」とウィルコムが自信を見せる本機、編集部でも「これは売れるでしょう」予想する者は多い。もう1つ、13日に発売するシンプル端末「nico.」も、販売価格の安さから意外と人気が出るのではという声も上がっている。


シンプル京ぽん、なぜこんなに強いのか

 「シンプル京ぽん、なぜこんなに強いのか」だって、あまりに愚問だろう。

 なぜWX300Kの人気がこんなに根強いのかと言うと、理由は明白。安いからだ。それ以外にない!

 従来のウィルコムユーザーというのはヘビーユーザーがかなりの割合を占めていた。しかし、音声通話定額のウィルコム定額が始まってからは、ユーザーの裾野が広がり、音声通話ができればいいというユーザーが急増していると思われる。それらのユーザーは新規1万円以上もする端末には目もくれず、安い端末を欲している・・・にも関わらず、安い機種は旧機種の在庫を除くと、WX300Kしか存在しない。

 携帯電話に追いつけとばかりに、WX310シリーズを発売したが、機能の割には1~2万円と割高。そんな端末では、コストに敏感でウィルコム定額に飛びついてユーザーにはそっぽを向かれてしまっても当然ではないだろうか。

 それにもかかわらず、現時点でのエントリー機というとWX300Kくらいしかラインナップにない。当然、その需要が集中せざるをえない。こうなった原因はウィルコムのマーケティングの失敗にあると思う。

 今月後半からやっとpapipo!、nicoというエントリー機も発売されて、多少は人気が分散する可能性がある。特にnicoはひょっとしたらひっとするかもしれない。papipo!は位置づけ的にはエントリー機だが、決して安くはない。

 007(W-ZERO3[es])も発売直後にはランキングをかき回しそうだが、何ヶ月も首位を守るほどは売れ続けるか疑問だ。

 やはり、これからの台風の目はお手頃価格のnicoだ。nicoの場合はエントリー機という位置づけ以外にも、初代W-ZERO3ユーザーが併用するための音声端末としても人気が高まりそうだ。とにかくnicoがどれくらい売れるのかが大注目だ。

 また、今後007発売までは買い控えが発生して、一時的にW-ZERO3(WS004SH)の販売数が伸び悩み、順位がダウンロードする可能性もあると思われる。
<caption></caption>









順位 先週順位 メーカー 製品名
1 1 京セラ WX300K
2 2 三洋電機 WX310SA
3 4 京セラ WX310K
4 3 シャープ W-ZERO3(WS004SH)
5 6 日本無線 WX310J


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。