【JATE】SO902iWP＋、SO702i、705SHなど通過

　夏商戦を控え、3キャリアの新機種と見られる端末が続々とJATE（電気通信端末機器審査協会）を通過している。NTTドコモなどは902iSシリーズと思われる端末が複数明らかになっており、近いうちに正式発表がありそうだ。

　ドコモからリリースされると見られるのは、「SO902iWP＋」「SH902iS」「N902iS」「SO702i」の4機種。末尾に902iSがつく端末としては既に、「P902iS」「D902iS」「F902iS」などがJATEの認定を受けている。また、702iシリーズと見られる端末としては「SA702i」もJATEを通過済みだ。SO902iWP＋だけは末尾が“WP＋”になっているが、何らかの特徴を備えた企画端末である可能性もある。

　au端末と見られるのは、「W42S」「A15」「W33SAII」の3機種。W42Sは、既にJATEを通過している「W42K」と同じで、W42xシリーズの端末と見られる。A15は京セラ製の端末だが、独特の型番ルールであるため詳細は不明。auからは法人向け1X対応端末「B01K」「E02SA」などが発表されているが、これとの関連はあるのか。

　ボーダフォン端末と考えられるのが、シャープ製の「705SH」。同じボーダフォン向けシャープ端末としては「905SH」「904SH」などが発表されているが、これよりはローエンドのモデルと推測できる。

「SO902iWP＋」「SO702i」「705SH」――新機種がJATEを続々通過

　一番気になるのがＤｏＣｏＭｏのＳＯ９０２ｉＷＰ＋だが、もしかしてこれってウォータープルーフの意味のＷＰで防水端末だったりして。（単なる希望的想像）
　夏のレジャーシーズンを控えている季節だけにその可能性が高い気がする。そうなると、ＤｏＣｏＭｏとしてはＪＲＣ以来の防水端末ということになる。

　とにかく連休明けにもＤｏＣｏＭｏの９０２ｉＳシリーズの発表がある頃なので、その時にＳＯ９０２ｉＷＰ＋の正体が明らかになるだろう。

　ａｕのＡ１５というのも謎のシリーズだ。本来はＡシリーズというとＡ５５１５Ｋなどの型番で使っているので、Ａ１５という型番は従来の法則にそぐわないばかりか、従来の型番と比較してもとても紛らわしい型番だ。メーカーをあらわす頭文字もついていない点も疑問だ。

　Ｗ３３ＳＡⅡはワンセグ端末のマイナーチェンジ版と見られるが、Ｗ３３ＳＡが好調に売れているだけに新色追加的な意味合いで、中身はほとんど変わらない可能性もある。

　ボーダフォンには７０３ＳＨや７０３ＳＨｆは存在するが、７０４ＳＨというのは存在しない。いきなり７０５ＳＨに飛び越えてしまうのだろうか？
　ボーダフォンの３Ｇエントリー機７０ｘシリーズはラインナップが少ないので、東芝からもそろそろ７０ｘＴという機種が出てもいいような気がするのだが。

　ＤｏＣｏＭｏからはＦＯＭＡ９０２ｉＳシリーズが一気に発表になる予定で、ａｕからも数機種出る予定だが、ボーダフォンからは７０５ＳＨくらいしか出てこないのだとするとさびしい限りだ。

　ウィルコムは昨年１１月にＷＸ３１０シリーズなどが発売されて、まもなく半年になる。そろそろ新機種が出て欲しい気もするのだが、その気配はまったくないのだろうか？Ｗ－ＳＩＭ対応音声端末でもいいのだが。