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【日本ハム】単独首位、今世紀初2201日ぶり

2006年05月12日 09時09分17秒 | プロ野球
 ◆日本ハム4x-3中日(11日・札幌ドーム)

 6年ぶりの“頂点”の瞬間は、3夜連続の延長10回に待っていた。3-3の同点。1死満塁で、打席には4番・セギノール。フルカウントから久本の7球目が外角低めに外れると、バットを放り投げ、バンザイしながら一塁へ向かった。押し出し四球で、今季2度目のサヨナラ勝ち。西武、ソフトバンクが敗れたため、チームは2000年5月1日以来、2201日ぶりの単独首位に浮上した。

 一塁ベースにナインが駆け寄り、S砲を中心に歓喜の輪が広がった。日本では阪神時代の00年4月27日以来の単独首位となる新庄も、輪の中で白い歯を見せた。北海道に本拠地を移転後、初の“快挙”でもあり、詰め掛けた道産子ファンも大喜びだ。

 自打球を当てた足が痛むため、お立ち台を断ったセギノールに代わり、ヒーローインタビューを受けたのは好リリーフの建山、武田久、マイケルの3人。“TTM”は単独首位について、「一番上は気持ちいい」(建山)、「スバラシイ!」(マイケル)と喜びを爆発させた。この日は初回に3点を先行したが、エラーなどで追いつかれる嫌な展開。しかし、3人で8回以降をゼロに抑え、劇勝を呼んだ。

 初の単独首位にヒルマン監督は、「うれしいけど、もう明日のことしか考えていない。投手力が整ってきたので、攻撃力が加われば、1位を維持できる」と胸を張った。


日本ハム単独首位…今世紀初2201日ぶり

 パリーグの順位は西武が首位で安泰かと思っていたら、知らないうちに日ハムが首位に躍り出たような印象だ。

 若きエース八木の活躍もあるし、今季の日ハムは楽しみになってきた。


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